ヘーベルハウスはお金持ちの家?建てる人の年収はどれくらい必要か解説

ヘーベルハウスお金持ちの家?値段が高い?

この記事を書いた人
小島 優一
宅地建物取引士

宅地建物取引士、2級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険会社にてリテール業務に従事した後、2014年に不動産仲介会社であるグランドネクスト株式会社を設立。 2021年より幻冬舎ゴールドオンラインにて不動産を通じて財産を守る、増やす、残す記事を連載している。 >> 詳細はこちらから

《この記事のまとめ》
  1. ヘーベルハウスはお金持ちの家?値段が高い理由とは
  2. ヘーベルハウスを建てる人の年収目安を解説
  3. 商品ラインナップごとの坪単価と特徴
  4. 検討先を一つの会社に絞る前に、複数の会社から資料や見積もりを収集しておくことがおすすめ
  5. 〈PR〉「LIFULL HOME’S」さんなどハウスメーカーの比較サービスを利用すれば、限られた予算でも注文住宅が建てられる会社を紹介してくれる!

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  旭化成ホームズが手掛ける戸建て住宅ブランドであるヘーベルハウスは、堂々とした佇まいやTV CMで流れているイメージから「お金持ちしか建てられない」「値段が高い」と言われています。そこで今回は、ヘーベルハウスの商品ごとの坪単価や値段が高い理由、ヘーベルハウスを建てる人の年収を徹底解説。さらに実際にヘーベルハウスを建てた人の評判や口コミも紹介します。
戸建てを建てることを検討している、ヘーベルハウスで建てようと思っている方はぜひ参考にしてください。

山田編集者山田編集者

ヘーベルハウスはお金持ちの家?値段が高い理由

値段が高い理由結論から言うと、ヘーベルハウスは値段が高く、お金持ちが建てる家です。なぜヘーベルハウスは値段が高いのか理由を解説します。
ヘーベルハウスの値段が高い理由
  1. 高性能な住宅を建てているから
  2. 重量鉄骨を採用しているものがあるから
  3. 広告宣伝費やモデルハウス維持に費用がかかっているから

高性能な住宅を建てているから

ヘーベルハウスの値段が高い理由の1つ目は、性能が高いことです。ヘーベルハウス安心・安全な暮らしのために、耐震性や耐火性の高い部材を使用しています。高性能な部材を使っているため、一般的な住宅よりも値段が高くなってしまいます。具体的には、外壁に使用している「ALCコンクリート・へーベル」や断熱材の「ネオマフォーム」などです。 「ALCコンクリート・へーベル」は、軽量でありながら強度が高く、耐火性・耐久性・断熱性・遮音性など優れた性能を発揮する建材です。

吉田解説員吉田解説員

ヘーベルハウスではこの「ALCコンクリート・へーベル」を全ての住宅に採用しているため、全体的な値段が高くなります。

重量鉄骨を採用しているものがあるから

ヘーベルハウスの値段が高い理由の2つ目は、重量鉄骨を採用していることです。ヘーベルハウスは狭小地に3階建てを建てる都市型住宅や賃貸併用住宅などに特化した商品展開をしています。商品の中には重要鉄骨を採用しているものもありますが、重量鉄骨は木造などと比較すると値段が高くなってしまいます。木材よりも鉄骨の方が材料費が高いことや、重さがあるため地盤の補強工事が必要なこと、工期が長くなることなどが重量鉄骨が高い理由です。
MEMO
一方で、重量鉄骨は天井を高く取れたり、間口を大きくできたりと開放的な家を作れます。ヘーベルハウスではビルなどで採用される重量鉄骨のラーメン構造を住宅用にシステム化し、地震に強い重量鉄骨の戸建てを展開しています。

広告宣伝費やモデルハウス維持に費用がかかっているから

ヘーベルハウスの値段が高い理由の3つ目は、広告宣伝費などにお金がかかっていることです。 大手ハウスメーカーと工務店の違いは会社の規模だけでなく、ブランド力にあります。ハウスメーカーはブランド力を維持するために、TV CMや雑誌、インターネットなどに大量の広告を出資しています。また、大規模な展示場やモデルハウスを持っていることも多く、その維持費や人件費などにもお金がかかっているため、全体的な費用も高くなるのです。

吉田解説員吉田解説員

ヘーベルハウスに限らず、大手ハウスメーカーは広告宣伝費を膨大につぎ込んでいるため、建築費も工務店に比べて高くなりがちです
その分世の中における知名度が高いため、将来売却をする際に安心感を与えられます

山田編集者山田編集者

ヘーベルハウスを建てる人の年収

ヘーベルハウスを建てる人の年収ヘーベルハウスを建てる人はお金持ちと言われていますが、実際にどれくらいの年収の人がどれくらいの住宅ローンを借り入れしているのでしょうか。住宅ローンの借入額は、手取り年収の25%以内にするのが無理のない予算組です。ここからは「借入額=手取り年収×25%」と推定して、土地がある場合・ない場合それぞれにおいて必要な年収と現実的な借入額を解説します。

【土地あり】必要な年収と住宅ローン借入額

住宅産業新聞によると、ヘーベルハウスの1棟あたりの単価は平均3,873万円でした。借入れ金利1%、返済期間35年、元利均等返済で計算すると、年収は約700万円、手取り年収では約524万円ほどの層がヘーベルハウスを建てられると考えられます。返済は月々10.9万円です。

参照:住宅産業新聞

【土地なし】必要な年収と住宅ローン借入額

株式会社リクルートの調査によると、2022年の注文住宅建築者の土地代は平均1,971万円でした。ヘーベルハウスの1棟あたりの単価3,873万円を足し合わせると、土地代+建築費で5,844万円になります。上記と同様の条件で計算すると、年収は1,100万円~1,200万円、手取り年収は785万円~849万円ほどの層がへーベルハウスを建てられると考えられます。返済は月々16.3万円~17.6万円です。

参照:株式会社リクルート

吉田解説員吉田解説員

変動金利の場合、景気によって金利が上昇して返済額が増える可能性があります。年収が該当するからといって無理に住宅ローンを組むのは危険です
また、返済期間を長くすることで月々の返済額は減らせますが、借入れの時期によっては定年を過ぎてしまうことも。返済期間をふまえてシミュレーションすることが大切です。

山田編集者山田編集者

ヘーベルハウスの評判・口コミ

へーベルハウスを建てた人の口コミ・評判を紹介ここからは、ブログやTwitterなどに掲載されている実際にヘーベルハウスを建てた人の口コミや評判の一部をご紹介します。
ヘーベルハウスを建てた人の口コミ・評判
  1. アフターメンテナンスは値段が高い
  2. 営業がしつこい
  3. 値段は高いが満足度が高い
  4. 高くてデザインは良くないが安心して暮らせる

アフターメンテナンスは値段が高い

ヘーベルハウスの維持費には、外壁塗装や防水シートの交換など莫大な費用がかかることをご承知おきください。 我が家は築25年ですが高級車1台分以上の費用がかかっています。 なお、ヘーベルハウスのアフターサービスは旭化成ホームズ株式会社が担当していますがその責任感に欠ける対応にも残念でなりません。 具体的には、築20年すぎに屋上の防水シートの施工不良により雨漏りが発生しましたが、担当者は1年に一度必ず点検に来ると約束しましたが25年点検までに一度も来ませんでした。

引用:みん評

こちらはヘーベルハウスのアフターメンテナンスに関する口コミです。ヘーベルハウスは60年間無償点検や専用コールセンターの設置などアフターメンテナンスサービスが充実しています。しかし、戸建ての維持に必要な修理や交換にはかなりお金がかかるようです。また、アフターメンテナンスは担当者によって対応の質にムラがあり、なかには必要な点検に来ない人もいるようなので、担当者との相性はチェックしておいた方がよいでしょう。

営業がしつこい

こちらは営業担当者に関する口コミです。営業担当者は人によって対応力は様々ですが、なかには何年も前にモデルハウスに訪れた人にいまだに電話を掛けたり、勝手にカタログを置いて行ったりする営業担当者もいるようです。ヘーベルハウスを手掛ける旭化成ホームズは成果主義なので、営業にはノルマを課せられています。ノルマを達成できるかどうかが賞与などに影響するため、ストーカーのように営業に訪れる人もいるようです。

値段は高いが満足度が高い

正直言って、安くはないです。しかし幸運にも私へーベリアントアネットは、営業担当の方が最初にMAXかかる金額、これをやるとプラスいくらなど嘘偽りなくお知らせしていただいたおかげで早い段階で予算組ができました。 他のハウスメーカー、特にローコスト住宅メーカーは間違いなく最初の提示額から1000万近く上がります。何度も言いますが間違いなく上がります。 旭化成ホームズの最大の売り、ネオマフォームのおかげで気密性がめちゃ高いです。住みやすいです。暖かいです。

引用:みん評

こちらはヘーベルハウスの値段と気密性に関する口コミです。やはりヘーベルハウスは当初の見積もりから値段が高いようですが、精緻に見積もりを出すため契約後に値段が跳ね上がるということは少ないようです。ハウスメーカーの中には、契約前はシンプルな仕様の概算見積もりのみを提示し、契約後にプランを詰めて値段が跳ね上がるというケースが多いため、ヘーベルハウスは予算組みをしやすいと言えるでしょう。

高くてデザインは良くないが安心して暮らせる

こちらはヘーベルハウスの安心性に関する口コミです。ヘーベルハウスは値段が高く、デザインの幅が狭いというデメリットがあります。その一方で、「安心して暮らす」という面では評価ができ、耐震性・耐火性の高さ、アフターメンテナンスの手厚さ、徹底した基礎工事などは信頼できるという声がありました。地震などの自然災害が多い日本において、安心して暮らせることは重要です。耐震性・耐火性を重視する人にとってヘーベルハウスは向いているでしょう。

ヘーベルハウスで建てるメリット

ヘーベルハウスのメリットは?値段が高いヘーベルハウスですが、それでも建てるメリットは何なのか4つ解説します。

商品ラインナップが充実している

ヘーベルハウスの1つ目のメリットは、商品ラインナップが充実していることです。ヘーベルハウスの代表的な商品ラインナップは以下の通りです。
ヘーベルハウスの商品ラインナップ
  • 【2階建てモデル】onefitto のきのまent CUBIC roomy GRANDESTA STEP BOX そらのま+ 新大地
  • 【3階建てモデル】METEO BLUE terra craft CUT&GABLE FREX GENB TOWNCOMPO FAEXmonado HEBEL HAUS 2.5style FAEX G3
  • 【その他】都市の実家 天空こども城 i_co_i 2.5世帯住宅 ロンド・コンパクト
ヘーベルハウスが特に強いのは3階建ての家です。限られた敷地を最大限活かせるよう、重量鉄骨の3階建ての商品が展開されています。 そのほか、多世帯で暮らす家や賃貸併用住宅の商品などもあります。

アフターサービスが充実している

ヘーベルハウスの2つ目のメリットは、アフターサービスが充実していることです。戸建てを建てる場合、マンションとは異なり細かなメンテナンスや修理を自分でやらなければいけません。ヘーベルハウスは60年間の長期無償点検サポートを実施しているため、定期的に点検をしてもらえて長きにわたって安心して住み続けられます。60年間長期無償点検サポートを受けるためには、引き渡し後、5年目までに3回の点検、その後60年目までに5年に1度のペースで無料点検を受ける必要があります。
MEMO
また、ヘーベルハウスはオーナー専用コールセンター「ヘーベリアンセンター」があり、家に関する相談や修理の依頼などを電話やメールなどで受け付けているため、設備の不調があったときなどもまず問い合わせができて便利です。

耐震性・耐火性に優れている

ヘーベルハウスの3つ目のメリットは、耐震性・耐火性に優れた強い家であることです。ヘーベルハウスでは、1階建て、2階建て住宅には「ハイパワード制震ALC構造」を、3階建て、4階建て住宅には「重鉄・システムラーメン構造」や「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」を採用しています。「ハイパワード制震ALC構造」は高強度の柱と梁に加え、高性能の制震フレームを組み合わせた独自の構造です。少ない部材で高い強度を発揮するため、安全でありながら高い設計対応力を実現します。高さのある3階、4階建てには強靭な柱と梁で支える重鉄構造と独自の制震フレームを使う「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」、特殊な高力ボルトで柱と梁を強固に接合する独自のシステム「重鉄・システムラーメン構造」を採用することで、大地震に備えます。 また、住宅密集地では地震後の火災被害が拡大しやすいと言われているため防火性を確保することも大切です。ヘーベルハウスでは外壁にALCコンクリート・へーベルを使用しています。ALCコンクリート・へーベルは内部に豊富な気泡と、気泡をつなぐ無数の細孔があり、熱を伝えにくいのが特徴です。ヘーベルハウスの区画防火の図ISO-834に準じた厳しい耐火試験では表面を加熱して温度を上昇させ続けても、裏面温度は木材の発火危険温度である260℃を大きく下回ることが確認されています。

吉田解説員吉田解説員

ALCコンクリート・へーベルは耐火性だけでなく断熱性を活かして夏は涼しく冬は暖かい室内を実現します
さらに、内部に含まれた無数の独立気泡が音を吸収するため遮音効果もあります

山田編集者山田編集者

家の寿命が長い

ヘーベルハウスは一般的な木造住宅と比べて耐用年数が長く、家の寿命も長いのが特徴です。ヘーベルハウスの基本的な部分ごとの耐用年数は以下の通りです。
ヘーベルハウスの基本的な部分ごとの耐用年数
  • 防水シートシステム:30年以上
  • 鉄骨:60年以上
  • 連続布基礎:60年以上
  • 屋根材:30年以上
  • 外壁塗装:30年以上
  • ヘーベル壁:60年以上
ヘーベルハウスの基本躯体構造の耐用年数は60年以上です。実際に竣工から数十年を経た実邸の調査や、複数の劣化促進試験機での実験なども実施し、正確な耐久性評価をしています。高い性能だけでなく、家の寿命を長くするためのアフターメンテナンスサービスも充実しています。30年間の初期保証、さらに有償補修を受けることで保証期間を最長60年まで延長可能です。

吉田解説員吉田解説員

また、ヘーベルハウスを建築した際に扱った部材・部品は各メーカーから取り寄せ、独自で保管してあり、数十年後の修理にも備えています。

ヘーベルハウスで建てるデメリット

ヘーベルハウスのデメリットは?高性能で耐震性・耐火性に優れ安心して暮らせるヘーベルハウスですが、一方でヘーベルハウスで建てるデメリットもあります。
ヘーベルハウスのデメリット
  • 値段が高い
  • 間取りやデザインの自由度が低い
  • 外壁は「ヘーベル板」を使用しなければいけない

値段が高い

ヘーベルハウスで建てる最大のデメリットは、やはり値段が高いことです。ヘーベルハウスの坪単価は75万円〜150万円で、ある程度のこだわりや広さがある場合は坪単価100万円は超えてしまいます。特にヘーベルハウスは狭小地の3階建てなどに強みがある会社なので、土地も購入しようと思うと1億円を超えてしまうことも少なくありません。 実家の土地など既に土地を所有している場合か、よほどのお金持ちでない限りはヘーベルハウスで建てるのは難しいとも言えるでしょう。

間取りやデザインの自由度が低い

注文住宅であれば、間取りや外観を1から自分の好みにできるというイメージがありますが、ヘーベルハウスの場合は必ずしもそうとは限りません。特に外観は屋根のないスクエア型のものが多く、インターネットの口コミなどでは「外観を見ただけでヘーベルハウスだと分かる」という声も。「三角屋根の家を建てたい」「個性的な外観の家を建てたい」などの希望はプランによっては叶えられない可能性があります。また、重量鉄骨の構造や分厚いヘーベル板などを使用するため、自由設計であってもあくまで安全な構造の中での自由になります。そのため、完全に自由なデザインを求める人にとってはヘーベルハウスは向いていない可能性があります。

外壁は「ヘーベル板」を使用しなければいけない

ヘーベルハウスでは必ず外壁に「ALCコンクリート・へーベル」を使用する必要があります。そのため、ガリバリウムやタイルなどの外壁材を使用することはできません。外壁はその家を印象付ける大きな要素であるため、ヘーベル板が好きでない場合は好みの家にできない可能性が高いでしょう。ヘーベル板は国土交通省告示に不燃材料として規定されているコンクリートです。

吉田解説員吉田解説員

内部に細かい気泡があるため空気層が熱の伝わりを抑え、防火性・耐火性に優れています。また、経年劣化が少なく、シックハウス症候群の原因物質である有機化合物を含まないため環境にも優しいのが特徴です。

ヘーベルハウスがオススメの人

へーベルハウスを建てるのにオススメの人高性能な分値段が高いヘーベルハウスですが、実際に建てるべきなのはどのような人なのでしょうか。メリット・デメリットを把握したうえで、ヘーベルハウスを建てるのにオススメな人の特徴をご紹介します。
ヘーベルハウスを建てるのにオススメの人
  • 予算に余裕があるお金持ち
  • 安心・安全な家に暮らしたい
  • 土地が狭い

予算に余裕があるお金持ち

ヘーベルハウスの坪単価は100万円を超えることも多く、ハウスメーカーの中でも値段が高めです。都市部では土地代が高いため、土地を購入する場合は1億円を超えることもあります。そのため、ヘーベルハウスは実家の土地などを既に所有していて土地を購入する必要がない人か、予算に余裕があるお金持ちが建てられると言えるでしょう。

安心・安全な家に暮らしたい

自然災害が多い日本では、地震やそれに伴う家事、風災害などに備える必要があります。ヘーベルハウスは揺れから家を守る強靭な構造躯体であるため、一般的な木造住宅よりも安心です。また、外壁には過酷な耐火実験をクリアした国土交通大臣認定の耐火構造部材「ALCコンクリート・へーベル」を採用することで、密集地の火災にも備えています。さらに木造住宅は階段や柱が焼け落ちて避難経路を失うリスクがありますが、ヘーベルハウスなら柱・梁・階段を鉄骨で作っているため安全に非難することが可能です。年々増える風災害においては、雨漏りの原因となりやすい壁に独自の外壁塗装「ロングライフコート」を施すことにより雨水の侵入を徹底的に防ぎます。 このようにヘーベルハウスは性能が高いため、安心・安全な家に暮らしたい方に向いていると考えられます。

土地が狭い

ヘーベルハウスは都市部など敷地に余裕がなく、建築制限が厳しいエリアに強みがあります。なかでも重量鉄骨の3階建ての商品プランなら、縦の空間を有効活用し、建物面積を広げることが可能です。また、ヘーベルハウスは耐震性が高い部材を使用しているため、壁や柱を減らすことができ、開口部を大きく取ったり、大空間のリビングを作ったりと開放的な室内を実現できます。 また、隣家との距離が近くて視線が気になる場合や庭を作る敷地の余裕がない場合は「そらのま」などLDKから繋がるアウトドア空間を設けることで、プライベートを確保しながら外と繋がる空間を作るプランもあります。「土地に余裕がないが開放的な家で暮らしたい」という方にオススメです。

坪単価から値段を解説

坪単価から値段を解説ヘーベルハウスはお金持ちの家と言われていますが、実際の値段はどれくらいなのか、坪単価と30坪・35坪・40坪ごとの総額をご紹介します。

ヘーベルハウスの坪単価

ヘーベルハウスの坪単価は目安は75万~150万円と言われています。一方、住宅金融支援機構が実施する「フラット35利用者調査」の2020年のデータによると、注文住宅の坪単価の全国平均は93.9万円です。

参照:住宅金融支援機構

ヘーベルハウスは商品や仕様、面積などによって大幅に値段が変わりますが、口コミでは「坪単価が100万円を超えた」という評判も多く、オプションをつけないシンプルな仕様でない限りは坪単価100万円台になるようです。

30坪・35坪・40坪ごとに総額を比較

注文住宅を建てるときには、「本体建築工事費」「土地購入費」「別途工事費(付帯工事費)」「諸費用」の4つの項目の費用がかかります。 ヘーベルハウスの坪単価75万~150万円をもとに建物の坪数ごとの本体建築工事費と別途工事費・諸費用を足し合わせた総額は以下の通りです。
坪数本体建築工事費別途工事費・諸費用建築総額
30坪2,250万円~3,000万円450万円~600万円
2,700万円~3,600万円
35坪2,625万円~3,500万円525万円~700万円
3,150万円~4,200万円
40坪3,000万円~4,000万円600万円~800万円
3,600万円~4,800万円
※付帯工事費用は本体価格の20%で算出 土地なしの場合は、上記の総額に土地購入代が追加されます。

商品ラインナップごとの坪単価と特徴

へーベルハウスの商品ラインナップヘーベルハウスは2階建て住宅だけでなく、都市型の3階建て住宅、二世帯住宅など様々な暮らしに合わせた商品ラインナップを展開しています。 ここからは、ヘーベルハウスの代表的な商品ごとの坪単価とそれぞれの特徴について解説します。

RATIUS RD

RATIUS RD「RARIUS RD」は、ヘーベルハウス50周年を記念してリリースされた商品です。仕様は重量鉄骨で、2階建てのモデルです。躯体はヘーベルハウス独自の「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」を採用。150mm⾓の太い重鉄柱や、接合部には高力ボルト、さらに制震フレームに効率よく力を伝えるジョイントを取り入れることで、大地震に備えます。デザインの特徴は開放的な作りです。天井は高く、開口部は大きく確保。内と外の繋がりをシームレスにすることで、まるで外と繋がっているような大空間を演出します。 外観はいつの世代でも色褪せることのない、洗練されたモダンなデザインです。外壁はヘーベルハウス独自の彫りと塗りの技術で作り上げ、何十年にも渡って美しさを保ちます。「RARIUS RD」の坪単価は95万~100万円と言われており、ヘーベルハウスの中でも高価格帯の商品です。

参照:RARIUS RD

onefitto

onefitto「onefitto」は、ニューノーマル時代で変化した家族のあり方と暮らし方に合わせた新提案をする商品です。子どもたちが家の中でものびのび過ごすことができる空間などが評価され、第15回キッズデザイン賞の「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」を受賞しました。コロナ禍も影響し、家族が家で過ごす時間やテレワークをする時間が増えました。「onefitto」ではそのような変化に対応できる間取りを提案しています。 具体的には、テレワークや趣味に集中できるセミオープンスペース、家族でアウトドア気分を楽しめるインナーテラス、増える宅配物をスムーズに受け取れるスマートクロークなどです。「onefitto」の坪単価は80万~90万円と言われており、へーベルハウスの中では幅広い層にニーズのある価格帯です。

参照:onefitto

のきのまent

のきのまent「のきのまent」は、玄関先に新しい可能性を提案する2階建ての商品です。玄関先を深い軒のある半屋外空間「のきのま」にすることで、暮らしに便利さと快適性をもたらします。具体的には、リビングと軒の間の間に大きな窓を設けることで、自然と一体となったような開放的なリビングを演出したり、ガーデニングや来客時の応対などに使える庭としたり、様々な目的で活用できるプランがあります。「のきのまent」の坪単価は80〜90万円と言われています。

参照:のきのまent

そらのま

そらのま「そらのま」は、空と繋がる空間を提案する2階建ての商品です。2階リビングの天井を一部「そらのま」とし、天井を開いて空とゆるやかに繋がりをもたらします。心地よい光や風を取り込み、室内と同じように使える開放的なセカンドリビングとしても活用できるのが特徴です。「そらのま」は隣家との距離が近く庭を持てない都市部でも、プライベートなアウトドア空間が持てると人気です。外との繋がりは持ちながらも、外から見えにくいバタフライスリット窓やルーバースクリーンなどを採用し、プライバシーも守れます。「そらのま」の坪単価は70~80万円と、比較的手が届きやすい価格帯です。

参照:そらのま

新大地

新大地「新大地」は、軽量鉄骨構造の2階建ての商品です。四角い外観が多いヘーベルハウスの中では珍しく、屋根があるデザインが特徴です。屋根を作ることで、雨をしのいだり日差しを遮ったりする軒下が生まれ、屋内と屋外どちらともいえないプラスアルファのスペースとして活用できます。建築条件の厳しい都市部に対応できるように、下階の柱がなくても上階をせり出せるキャンティシステムも採用しています。「新大地」の坪単価は85万~90万円と、注文住宅の平均くらいの値段です。

参照:新大地

FREX3

FREX3「FREX3」は、重量鉄骨の3階建ての商品です。都市部では長い1本の柱の搬入ができない敷地があります。都市部をターゲットにしている「FREX3」では、分割した柱を継ぎ足す接合システムを採用し、コンパクトでありながら高精度で強固な構造を実現しています。また、制震システムは高層ビルの制震装置を住宅用化した独自のシステムを採用。大地震が発生しても揺れを約20%軽減します。 このような内部の強さにこだわることで、土地に制限のある都市部でも間仕切りのない大空間を実現。開口部も大きく取れるため、外と一続きのような開放的な空間を演出します。「FREX3」の坪単価は95万円~と、お金持ち向けの商品です。

参照:FREX3

テラクラフト

テラクラフト「テラクラフト」は、都市部をターゲットにした3階建ての商品です。床を一段掘り下げる「ダウンフロア」や部分的に床を上げる、家族が集まるスペースの一角に吹き抜けを設けるなど、家の中に多様な高さの居場所を作り、空間にメリハリを生み出します。特に都市部など敷地が限られて建築制限が厳しいエリアにおいては、縦の空間に多様性をもたらすことで可能性が広がります。 また、陽の光を取り込みにくいエリアでも吹き抜け上部に天窓を設けることで光を取り入れることで明るさが空間全体に行き渡らせたり、ベランダに光を受ける大きな明るい壁を設置して反射させて室内を照らしたりと、採光の工夫が豊富なことも特徴です。「テラクラフト」の坪単価は80万円から90万円程度です。

参照:テラクラフト

2.5世帯住宅

2.5世帯住宅「2.5世帯住宅」は、親世帯と子世帯、親世帯にいる単身の子(子世帯夫婦の兄弟姉妹)も一緒に暮らす二世帯住宅の発展型の商品です。二世帯住宅の親世帯に当たる60代世帯主の家族は両親2人よりも、「親+単身の子」で暮らす世帯が多くなっていることから生まれました。 「2.5世帯住宅」では、それぞれの生活空間を分けることを基本としています。玄関、キッチン、浴室は2つずつあり、内部で行き来できる独立二世帯タイプです。また、親世帯にいる単身の子の生活リズムに配慮したゾーニングもポイントです。「2.5世帯住宅」の坪単価は90万円程度です。

参照:2.5世帯住宅

坪単価が近い住宅メーカー

へーベルハウスと坪単価が近い住宅メーカーヘーベルハウスの坪単価の目安は75万~150万円です。ヘーベルハウスと坪単価が近いハウスメーカーは以下の通りです。
会社名坪単価の目安特徴
積水ハウス60万円〜 100万円
・圧倒的な年間供給戸数を誇る業界最大手のハウスメーカー ・耐震性、耐久性の高い家づくり
大和ハウス65万円〜 100万円
・土地開発の専門チームがある ・鉄骨住宅では難しい外張り断熱を実現し災害や天候に負けない家づくり
パナソニックホームズ70万円〜 80万円
・家電メーカーならではの強みを活かした家づくり ・太陽光発電やHEMSなど環境に優しい家づくり
一条工務店45万円~ 140万円
・自社グループ工場での開発、生産を軸にしたコストパフォーマンス ・住宅展示場の出展頭数業界第1位
住友林業70万円~ 80万円
・木の家づくりに精通したハウスメーカー ・リフォームをしながら世代を超えて住み続けることができる家づくり
坪単価は広さ、仕様、商品プランによって大きく異なるため、あくまで相場の目安です。それぞれの特徴や坪単価の目安を元に、ハウスメーカーを検討してください。

実際に建てた人の実例

へーベルハウスで実際に建てた人の実例を紹介住宅メーカーを検討するときには、実際に建てた人の実例を見て、理想のデザインや暮らしと合っているかを確認することが大切です。ここからは、ヘーベルハウスで建てた3世帯の実例を、坪数と合わせてご紹介します。

25坪/2人暮らし/3階建て

25坪/2人暮らし/3階建て
所在地東京都
家族構成夫婦
デザインモデルFREX
延床面積
129.11㎡(39.0坪)
敷地面積
84.34㎡(25.5坪)
こちらは都内に夫婦で暮らす方の実例です。敷地面積約25坪という限られた土地を広く活かすため、重量鉄骨の3階建てのプラン「FREX」を採用しました。重量鉄骨にすることで、室内が柱や壁などの構造で遮られないため、自由でゆとりを感じられる空間を演出できます。重量鉄骨の設計自由度の高さを活かし、1階は大きな軒下に車庫と広々としたアプローチを設置。2階には約21帖の開放的なLDKを設け、洗濯と室内物干しスペース、浴室も集約し、回遊動線で共働きの家事負担を軽減しました。 3階は2つのバルコニーで光を風を取り入れ、アウトドアも楽しめる設計です。

参照:旭化成ホームズ

35坪/4人暮らし/2階建て

35坪/4人暮らし/2階建て
所在地神奈川県
家族構成
夫婦+子ども2人
デザインモデルCUBIC
延床面積
115.48㎡(34.9坪)
敷地面積
93.85㎡(28.3坪)
こちらは神奈川県に夫婦と子ども2人で暮らす4人家族の実例です。駐車場を確保するとリビングが狭くなってしまうという課題から、駐車場の上に建物の2階部分を約1.8mオーバーハングさせ、2階にLDKを設けました。耐震性に優れたヘーベルハウスだからこそ可能なプランです。2階のLDKは「そらのま」と一体の設計で、内と外をつなぎ、広々と開放的な空間を実現。視界が外に抜けるため、限りある土地であってもゆとりを感じられます。開放感はありながらも、バルコニーは壁やルーバーで囲まれているためプライバシーが守られ、安心して暮らせる住まいです。

参照:旭化成ホームズ

47坪/6人暮らし/2階建て

47坪/6人暮らし/2階建て
所在地東京都
家族構成
両親+夫婦+子ども2人
デザインモデルCUBIC
延床面積
157.31㎡(47.5坪)
敷地面積
157.33㎡(47.5坪)
こちらは合計6人の二世帯住宅の実例です。1階は親世帯、2階は子世帯と生活スペースを明確に分けることで、繋がりはありながらもプライバシーは守られる作りになっています。玄関や水回り設備は分けてお互いに気兼ねなく暮らせる作りにし、お互いに行き来できる室内扉も設けているため必要なときは子どもをすぐに預けられます。 2階の子世帯はワンフロアで子どもとのびのび暮らすためLDKに囲まれたバルコニー「そらのま」を設置。子どもを見守りながら外で遊ばせることができるため、共働きの子世帯夫婦も快適に暮らせます。

参照:旭化成ホームズ

値引きは可能?

へーベルハウスは値引き可能?ヘーベルハウスは値段が高いため、お金持ちでないとなかなか建てられません。しかし、値引きが可能であればヘーベルハウスで建てられるという方もいるでしょう。 ここからは、インターネット上の評判や口コミなどから、ヘーベルハウスは値引き可能かどうかを解説します。

3%ほどの値引きは可能なことも

ヘーベルハウスは高性能な家を建てるため、大手ハウスメーカーの中でも値段が高く、お金持ちでないとなかなか建てられません。しかしながら、インターネットやブログなどを見るとヘーベルハウスを建てる際に値引きをしてもらったという人は多いようです。状況やプラン内容などによっても異なりますが、値引きは3~5%程度が妥当な範囲のようです。3000万円のプランであれば90~150万円ほどの値引きになります。
なかには総額の端数のみ値引きをしてもらえた人、造作家具をサービスしてもらった人などもいますが、同じメーカーでも必ず同じような値引きをしてもらえるわけではありません。

山田編集者山田編集者

値引き交渉は最終見積もりが出たタイミングで

値引きはどのタイミングでもしてもらえるわけではありません。また、無理な値引きを強要することで建てる家の品質や営業担当者との関係性が悪くなったりするリスクもあります。値引き交渉をするのなら、契約直前の最終見積もりが出たタイミングがオススメです。契約直前であれば住宅メーカーも早く契約を完了させたいという気持ちが強くなり、値引き交渉に応じてくれる可能性が高くなるためです。一方、契約後だと値引き交渉に応じる必要がなくなってしまうため、成功する確率は下がってしまいます。
工務店よりもハウスメーカーのほうが値引き交渉に応じてくれることが多いようです

山田編集者山田編集者

吉田解説員吉田解説員

これは、ハウスメーカーは広告宣伝費などが建築費用に上乗せされているためと言われています。ただし、必ずしもハウスメーカーが値引きしてくれるというわけではありません

モデルハウス

へーベルハウスのモデルハウスはどこ?ここまで読んでヘーベルハウスに興味を持った方は、実際にヘーベルハウスを見てみることをオススメします。ヘーベルハウスは全国にモデルハウスを展開しているため、気軽に見学できます。

展示場があるエリア

ヘーベルハウスは全国に展示場を展開しています。展示場があるエリアは以下の通りです。
展示場があるエリア
  • 【関東エリア】東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県 栃木県 茨城県 群馬県 山梨県
  • 【東海エリア】静岡県 愛知県 三重県 岐阜県
  • 【関西エリア】滋賀県 京都府 奈良県 大阪府 和歌山県 兵庫県
  • 【西日本エリア】岡山県 広島県 福岡県

参照:ヘーベルハウス

展示場に来場する際には、予約をすることをオススメします。予約をすれば専任のスタッフが配置されるため、しっかりと案内をしてもらえて、資金や仕様の詳しい相談をすることも可能です。ヘーベルハウスの展示場は場所によって商品プランや仕様が異なります。
なかにはヘーベルハウスで人気のアウトドアリビングを体験できる場所もあるので、子ども連れで行っても楽しめます。

山田編集者山田編集者

街かどヘーベルハウスとは

展示場のモデルハウスはどれも大きく、土地が狭い都市部などでは参考にならないケースもあります。そんなときにオススメなのが「街かどヘーベルハウス」です。「街かどヘーベルハウス」は展示場でなく、実際の住宅地にリアルサイズの住まいを公開しているのが特徴です。リアルな等身大の家なので、実際の間取りや生活動線、光や風を取り込む工夫などを体感できます。時期によっては家が完成する前の、着工から竣工までの建設プロセスを見学できます。ヘーベルハウスならではの徹底した基礎工事や鉄骨の組み上げなども確認できるため、納得して依頼できるのが特徴です。

参照:ヘーベルハウス公式「モデルハウス見学・ご相談」

ヘーベルハウスで後悔しないためのポイント

ヘーベルハウスで後悔しないためのポイント評判や口コミの中には「ヘーベルハウスを建てて後悔した」という声もありました。そこでここからは、ヘーベルハウスで後悔しないためのポイントを3つご紹介します。
ヘーベルハウスで後悔しないためのポイント
  • 設計に時間をかける
  • プランのシミュレーションをする
  • 施工管理の確認

設計に時間をかける

ヘーベルハウスで後悔しないためには、まず設計に時間をかけることが大切です。実際に施工が始まってから「やっぱり間取りを変更したい」「設備を変更したい」などの希望は通らないため、設計の段階でしっかり要望を伝える必要があります。家族の要望がまとまらないときは、まずは全ての要望を出し切り、設計担当者に伝えます。その後メリット・デメリットを知ったうえで希望の優先順位をつけ、担当者と間取りに反映させていきます。 注文住宅の場合設計の打ち合わせを何度も重ねるのが一般的です。後から後悔しないためにも、些細な疑問や要望もしっかり伝えるようにしましょう。

プランのシミュレーションをする

ヘーベルハウスを建てる際には、プランのシミュレーションをすることも大切です。特に注文住宅の場合は、間取りや設備、内装などを1から作り上げていくため、実際に暮らすイメージが持ちにくいことがあります。例えば、間取りであれば設計した間取りを見て「家事動線に無駄はないか」「収納する場所と使う場所に距離はないか」など、実際に生活するイメージをしてみることが大切です。また、内装も壁の色と建具の色が合っているか、ごちゃごちゃしてしまっていないかなどを確認します。設計時には何度もプランのシミュレーションをすることで、無駄がなく生活しやすい家に近づきます。

施工管理の確認

ヘーベルハウスを建てるときには、施工が始まってからも確認をすることが大切です。実際に足を運んで現場を見ることで、スケジュール通りに施工が進んでいるか、仕様が異なっていないかなどを確認できます。また、現場担当者と挨拶をすることも大切です。現場担当者とはなかなか顔を合わせる機会がないため、「いつもご苦労様です」「ありがとうございます」などと挨拶をすることで、より丁寧な施工を心がけてくれるはずです。 施工現場に行ったときには、整理整頓が行き届いているか、ゴミが落ちていないか、近隣に迷惑がかかっていないかなども確認しておきます。タバコの吸い殻が落ちていたり、部材が散乱していたりする場合は管理が行き届いていない可能性があるため、営業担当者に連絡をすることも大切です。

吉田解説員吉田解説員

ハウスメーカーを検討する際には、実際に建てている施工現場を見せてもらうのもオススメです
きちんと管理されている現場かどうかを確認することで、安心して任せられる会社かどうかを判断できます

山田編集者山田編集者

家づくり初心者は、ここからスタート!

STEP1:まずは気になるメーカーの資料を揃えよう!≫

  1. なんの準備も無しに展示場に行くと、そのまま営業に押し切られて契約なんて話も…。
  2. まずは、気になる資料を一括で請求して比較してみよう!
  3. ライフルホームなら大手ハウスメーカーから地域密着の工務店まで、幅広い会社の資料が請求できるよ!

≪STEP2:理想のプランで事前に予測!≫

  1. 気になるメーカーが決まったら、あなたの理想の間取りと予算で、ピッタリのプランをメーカーごとに作成!
  2. 今なら契約・着工でAmazonギフト券をプレゼント!
  3. たった3分入力で、あなたにとっての理想を見つけて!

ヘーベルハウスとは

ヘーベルハウス公式サイトヘーベルハウスとは、旭化成ホームズが手掛ける戸建て住宅のブランドです。 1972年、住宅の耐用年数が低かった時代に、鉄骨とALCコンクリート・ヘーベルを使った高耐久な住宅の販売を開始しました。 1998年からは「ロングライフ住宅の実現」を宣言し、住宅業界に先駆けて50年に渡る長期点検などのサービス体制も進化させました。

ヘーベルハウスを手掛ける旭化成ホームズの概要

ヘーベルハウスを手掛ける旭化成ホームズの会社概要は以下の通りです。
会社名
旭化成ホームズ株式会社
本社所在地
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
設立
昭和47年 (1972年) 11月
資本金32.5億円
売上金
7,865億円(2022年3月期連結)
従業員数
7,472人(2022年3月末現在・連結)

参照:旭化成ホームズ

旭化成ホームズは戸建て住宅事業の他に、集合住宅事業、シニア事業、中高層事業、海外事業、リフォーム事業、都市開発事業、賃貸事業、売買・仲介事業なども展開しています。

まとめ

注文住宅の坪単価の全国平均は93.9万円ですが、ヘーベルハウスの坪単価の目安は75万~150万円です。口コミを見ると坪単価100万円を超えることも多く、ヘーベルハウスの値段は高くお金持ち向けのブランドであることが分かります。ヘーベルハウスは値段が高い分、耐震性・耐火性などの性能が高く、安心して暮らせるのが特徴です。また、高性能な部材を使用しておりアフターメンテナンスサービスも充実しているため、長期間に渡って快適に暮らせます。

吉田解説員吉田解説員

値段は高いものの、全体の3%ほどの値引きはしてもらえる可能性が高いです。ただし、値引き交渉は契約前に行う必要があります。
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