ウェルネストホームの失敗談や後悔談は？やめた方が良い？評判や坪単価・価格まとめ

この記事を書いた人

小島 優一

宅地建物取引士

宅地建物取引士、２級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険会社にてリテール業務に従事した後、2014年に不動産仲介会社であるグランドネクスト株式会社を設立。 2021年より幻冬舎ゴールドオンラインにて不動産を通じて財産を守る、増やす、残す記事を連載している。 >> 詳細はこちらから

この記事のまとめ

1. ウェルネストホームは失敗する？後悔？評判や口コミを紹介
2. ウェルネストホームはやめた方がいい？
3. ウェルネストホームの価格や坪単価を紹介
4. 検討先を一つの会社に絞る前に、複数の会社から資料や見積もりを収集しておくことがおすすめ
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今回みなさんに紹介するのは、高気密・高断熱の高性能住宅で健康かつ快適な暮らしを提供するハウスメーカー「ウェルネストホーム」です。

ウェルネストホームの坪単価や特徴、高い住宅性能について、実際に利用されたお客様の評判や口コミを交えながらご紹介します。

ウェルネストホームに関するメリットや失敗しない為の注意点も解説しているので、ハウスメーカーをお探しの方は後悔しないようぜひ最後までご覧ください！

ウェルネストホームは失敗する？やめた方が良い？評判(悪い口コミ)

デザインが好みではない

個人的に思うのはウェルネストホームの家はデザインがダサい（個人的な見解です）からそんなにデカくならなさそうと思ったり。

— たかぽん☔フォロー返します。家は人それぞれ (@takakabukazoku) October 13, 2020

デザインが好みではなかったという意見です。美的感覚はあくまで個人によるものではありますので、実際にデザインをご覧になって自分の好みに合うものを見つけるのが良いでしょう

高性能だがオーバースペック

数値が公開されているのは分かりやすくて良いですね。素人でも比較しやすいです。
ただ地域によってはハイスペックなのかな？
うちでお願いするとしたら名古屋オフィスが一番近いのですが、比較的温暖・
雪もそれほど降らない地域なので、この仕様でやると盛り過ぎなような気もしました。
その分値段が下がった方が嬉しいかなあ。
そういった相談には臨機応変に対応してもらえたりするんでしょうか。

引用：e戸建て

日本トップクラスの高気密高断熱住宅は、あまり寒暖差がない地域だとやりすぎという意見もあるようです。無駄に性能が良すぎても有り余ってしまうため、家を建てる地域に合った住宅性能を選べるようになると良いですね。

価格がネック

建物だけってことはキッチンやバス、トイレや電気工事は別途でってことですかね
創業者が語るに普通の家より5、600万高いが50年単位でみれば3000万安いという
しかし予算より600万高い家となれば月々のローン負担もかなり上がり月々の返済は厳しくなりローン破綻してしまえば良い家も手放さなければならない
かといって予算内にまとめると小さな家になって標準的な性能でも大きな家が良かったと思う人も出る
創業者の3000万って言うのもあくまで卓上の計算でしかないからね、ウェルネストホームの仕様は魅力的だけど一般家庭買うには結構ハードル高そう

引用：e戸建て

最も多く挙げられていたのは、建物の価格面に関する口コミでした。高気密高断熱住宅に憧れてウェルネストホームを検討していても、予算が追いつかずウェルネストホームで家をたてるのをやめてしまった方も多いようです。念願のマイホーム建築で羽を伸ばしたくなる気持ちもありますが、内装も別途かかることも考え、予算設定してから検討すると良いかもしれません。

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ウェルネストホームは後悔しない？評判(良い口コミ)

温度が一定で快適

今年4月に竣工し、住み始めました。二階建て＋ロフトです。
WELLNEST HOMEに住むと、従来工法の住宅やマンションに住むのが嫌になりますよ。温湿度計を1階2階に置いて測ってますが、湿度は一定、冷暖房をつけても10分もすれば全室適温になると感じます、
エアコンは６畳用のを使ってます。注文住宅で建てた実家と比較して、一頃、住友不動産の分譲マンションに住んでた経験と比較してです。
メンテナンスについては、まだ住み始めたばかりなので分かりませんが、光熱費は以前より減りそうです。工務店の方は、1ヶ月点検、2ヶ月点検、3ヶ月点検、6ヶ月…1年と節目節目で来てくれます。費用は無料です。
ちなみに、うちは谷川建設さん、パナホームさん、WELLNESTHOMEさんで検討し、WELLNESTHOMEに決めました。200万円位高かったですが、家の性能を信じ、光熱費が下がれば20年以内にペイできると計算しました。住み始めて感じた1番の喜びは、光熱費が安くなるより、湿度が一定だと心地よいなどその快適さでした。
戸建検討中さんの家づくりが、ステキな家づくりになるといいですね！

引用：e戸建て

初期費用はかかりますが、光熱費等を長い目で見たときにコストが抑えられた方がいいですよね。また、節目で行ってくれるメンテナンスも充実しており、費用も無料のため安心という点も魅力的のようです。

床暖房が不要

立川にある蓄熱式床暖房の輸入住宅ウェルダンを検討しておりました。
しかし本物の高気密高断熱であれば床暖房は必要ないのでは？と考えが変わり、
ウェルネストホームにして、その考えが正しかったことが分かりました。
国産の木を使い手間暇をかけた工程、生活エネルギーがとても少なく済みます。
酷暑の夏、極寒の冬にモデルハウスに宿泊されることをお勧めします。
私は浦安に一泊させていただき決断しました。
有名どころの一流と呼ばれるハウスメーカーだけは絶対にやめた方が良いと思います。
アルミサッシに始まり、エアコン室外機の多さ。
外観からエアコン室外機を数えるだけで、その家の性能が分かります。
私の家は延べ床50坪でエアコン1台のみです。

引用：e戸建て

いかにウェルネストホームが高気密高断熱住宅であるかが伝わってくる口コミですね。
実際にウェルネストホームを選ぶ1番の理由は「住宅性能の良さが決め手」といった口コミが多く挙げられていました。モデルハウスで実際に宿泊をし、性能の良さを体感できるのは検討しているお客様にも伝わりやすいですね。

ウェルネストホームとは

ウェルネストホームは、2012年に創業したときは「株式会社低燃費住宅」という社名で、低燃費住宅を提供することで人々に貢献したいという考えで会社を設立しました。

しかし、それだけではなく「家族が快適に暮らせること」「家族が健康であること」「家族が集う住まいが丈夫で長持ちすること」と思うようになり、2017年に社名をウェルネストホームに変更しました。

「ウェルネスト」の「ネスト」は「巣」を意味しており、居心地の良い場所を作り上げるという考えで家づくりを提供し続けています。

ウェルネストホームは、本社の愛知県が拠点で「未来の子どもたちのために」というコンセプトを掲げています。エネルギー資源が乏しい日本であるため省エネ住宅を作ることで次世代の子供たちの将来を豊かにしたいという会社の想いが込められているのです。

そのために持続可能な社会の実現に取り組むため、SDGsへも積極的に取り組んでいる会社でもあります。お客様の理想に合った家、そして経済的にも環境的にも優しい家づくりの提供をしている会社です。

また、ウェルネストホームは賃貸住宅のプロデュースも行っております。戸建ての多数の建築事績があるからこそ造れる低燃費賃貸住宅となっているようです。

参考：ウェルネストホーム公式

ウェルネストホームの価格は？坪単価は80〜100万円程度

注文住宅を建てる際に注目すべきポイントは坪単価です。

坪単価とは、建物の本体価格から建てた家の総床面積で割って計算した金額のことをいい、家を建てる際の目安と言われています。

ウェルネストホームの坪単価は、標準仕様でおよそ80〜100万円前後であり、大手ハウスメーカーと肩を並べるほど高めに設定されています。

追加でオプションも付けることは可能ですが、標準仕様でも極めて高い住宅性能であるため、追加で付ける必要はほぼないでしょう。

前項目でも説明した通りウェルネストホームは、コストをかけてでも高性能な住宅を提供したいという想いがあります。

ウェルネストホームで実際に建てた人の体験談

・神奈川県　F様宅

初回面談の時にウェルネストホームの代表、早田さんの口から出たのは、自分の家を売り込むでも、性能を自慢するのでもなく、現状の日本の住宅業界を変えたいという熱い想いでした。初回で話を聞いて契約するつもりはありませんでしたが、その場で決めてしまいました。もちろん、家が出来上がった今も、後悔は全くありません。

・香川県　M様宅

住めば住むほど、”本当の快適さ”を実感します。夏に帰ってくると、湿度が適正だと涼しいというよりは「快適」で、無駄に温度を下げて体が冷えてしまうこともなく、冬はその逆で暖かく乾燥することもありません。そしてこれらの性能がもたらしてくれたのは、「健康でいられる」という価値だったと思います。

・愛知県　M様宅

妻が一番長く居る場所である「我が家」がストレスフリーで、いつも妻がニコニコしている。快適なのはもちろん、大好きな家族が笑いあっている家だから私も早く帰りたくなる。そしてそれがずっと続くという安心感があるウェルネストホームの家を建てて、本当に良かったなと思っています。

・東京都　H様宅

敷地面積約83㎡の狭小地でしたが、都内ではなかなか希望する土地の「空き」自体が見つからないので「掘り出し物だ」と思って先に土地だけ購入して、理想の住宅探しのスタートでした。

初回で話を聞いて契約するつもりはありませんでしたが、その場で決めてしまいました。もちろん、家が出来上がった今も、後悔は全くありません。

お客様の声で多く挙げられていたのは、営業担当者の熱意と、親身になって提案してくれたという点でした。お客様にしっかりと分かるよう丁寧な説明をし、何時間もかけながら打ち合わせを重ねることで、それぞれのお客様の要望に沿った納得のいく高性能な家づくりを提供しています。

また、家を建てた後に「快適」「安心」と感じたという人も多く見受けられました。

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ウェルネストホームで家を建てるメリット

トップクラスの高断熱・高気密

ウェルネストホームは断熱性と気密性に関して日本トップクラスの性能を兼ね備えている注文住宅を提供していることが最大のメリットと言えるでしょう。

ウェルネストホームでは「充填断熱＋外張り断熱」のダブル断熱工法を採用することで、厚みのある断熱層を確保することで、より優れた断熱性を維持できるのです。

他にも屋根は、一般的なものよりも高価ですが断熱性や調湿性、防音性に優れたセルロースファイバーを採用、窓はドイツ製の「トリプルガラス＋オール樹脂サッシ」を標準採用しているので、熱損失がほとんどなく非常に強い断熱性能を持っています。

ウェルネストホームの高断熱・高気密性能に関しては、他社でいうと「寒冷地仕様」のものが標準で付いていると考えられるので、どんな地域に家を建てたとしても室内の温度にも困らず、またコストも抑えられるでしょう。

100年もつ高耐久性

ウェルネストホームは「100年もつ超高耐久の家」と言われるほど、構造材にこだわった家づくりをしています。

住宅の構造材には、特殊な薬液を木材に注入してシロアリの腐食被害に強くしたものを使用しています。

パッシブデザイン設計が魅力

ウェルネストホームの家は高気密・高断熱性に加え、パッシブデザイン設計も取り入れています。

リビングを吹き抜けにし、高い場所に窓を取り入れることで陽当たりが良くなり、さらに熱が外に逃げたり、余計な暑さが室内に入ってきたりしなくなります。よって一年中快適に過ごせる家づくりが可能になるのです。

また、熱交換型の換気システムを搭載することで、揮発性化学物質が及ぼすシックハウス症候群などの心配もありません。

ウェルネストホームの換気システムは空気の交換だけでなく、捨てる空気から熱を回収しながら換気口から冷気を入れないように循環もしています。

ウェルネストホームで失敗や後悔しないためには｜デメリット

ウェルネストホームで家を建てようと思っている方は家づくりで失敗しないためにも注意点をよく確認してください。

コストが割高

ウェルネストホームは、前項目でも説明しましたが高断熱高性能住宅ということが最大の売りであるため、一般的な家づくりと比較すると価格帯はどうしても高くなってしまいます。

しかし、家づくりに使用する資材は特にこだわっていたり、定期的なメンテナンスのコストを抑えられるように工夫していたり、長期的なスパンで見るとコストパフォーマンスが圧倒的に良いのは事実です。

しかし、初期費用はかなりの額になってしまうため、坪単価が高いことで諦めざるを得ない人も多いようです。

対応エリアが狭い

ウェルネストホームは対応地域が限られているのがデメリットと言えるでしょう。

秋田・宮城（仙台）・東京・名古屋・大阪・香川（高松）・福岡に拠点があり、この周辺であれば建築は可能ですが、まだ建築できない地域も多いのは事実です。

ですが、ウェルネストホームは「低燃費住宅普及の会」という全国33社の工務店が加盟しているグループを創っています。

このグループに所属している工務店であれば、ウェルネストホームの高性能住宅を建てることが可能なようです。

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ウェルネストホームの商品ラインナップ

優れた性能の「標準仕様」

ウェルネストホームは、他社ハウスメーカーのような複数の商品ラインナップはありません。全ての家づくりに優れた性能を持つ「標準仕様」が採用されています。全ての家に搭載される標準仕様を基準に、必要に応じてオプションが付けられるようになっています。

しかし、既に住宅性能に関しては優れているものばかりであるため、お客様の要望に沿ったデザインの変更や追加するケースは考えられるでしょう。

ウェルネストホームの家づくりは、デザインが規格化された「よはくの家」、お客様の要望によって変更ができる「きづく家」、ゼロからの家づくりをする「えがく家」の3つに分けられています。

2023年12月21日 新築戸建て、住宅購入時の補助金のまとめ

まとめ

この記事のまとめ

1. 検討先を一つの会社に絞る前に、複数の会社から資料や見積もりを収集しておくことがおすすめ
2. 「LIFULL HOME’S」さんなどハウスメーカーの比較サービスを利用すれば、限られた予算でも注文住宅が建てられる会社を紹介してくれる！
3. 一括で大手も地元工務店もまとめてカタログがもらえる「LIFULL HOME’S」さんで比較してみる！

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今回の記事は、ウェルネストホームという会社について紹介しました。ウェルネストホームの特徴や坪単価、メリットやデメリットについて口コミを交えて解説しています。

ウェルネストホームには細かい不満を感じる意見はあるものの、目立った失敗談や後悔談は見当たりませんでした。

また、未来の子どもたちの世代にも受け継がれるよう長持ちさせるさまざまな工夫も施されています。

今回の記事を参考にぜひウェルネストホームを検討してみてください。