ホーク・ワンは最悪？やばい？ミラスモシリーズの評判もご紹介！

この記事を書いた人

小島 優一

宅地建物取引士

宅地建物取引士、２級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険会社にてリテール業務に従事した後、2014年に不動産仲介会社であるグランドネクスト株式会社を設立。 2021年より幻冬舎ゴールドオンラインにて不動産を通じて財産を守る、増やす、残す記事を連載している。 >> 詳細はこちらから

ホーク・ワンは、東京都杉並区に本社を構え、新築戸建分譲住宅の販売やリフォームなど、幅広い不動産サービスを提供するハウスメーカーです。

1995年の設立以来、長きにわたって不動産サービスを提供しているホーク・ワンは、どのようなハウスメーカーなのでしょうか。

今回は、ホーク・ワンが提供する家づくりの特徴を、坪単価や建築の流れ、メリットや注意点などを交えてご紹介します。

ホーク・ワンは最悪？やばい？悪い口コミ

では、実際にホーク・ワンの家づくりに触れた方が、どのような感想を抱いているのか、見ていきましょう。

参考：Google検索「ホーク・ワン」

「最悪」「やばい」等の言葉が目に入ることもありますが、実際に評判を調べてみるとそのような最悪な評判は見当たりませんでした。

ではホーク・ワンの評判や口コミのどのような点にやばいと感じてしまいがちなのでしょうか。

施工不良がたくさん見つかった

八王子南口のセンチュリー21仲介でホークワンってとこが建てた新築戸建て買って、建て付け悪いとことか壁のシミとか直してって言ったのに全然直してくれない #センチュリー21 #ホークワン #新築 #新築戸建て #オープンハウス

— Kage (@yoshikage713) March 17, 2019

同業者としておすすめしない

不動産業やってるわたしと上司の意見です🙋

・秀光ビルドは安い。半セミオーダーで作れる。間取りはいじれないけど中はいじれる
・飯田グループ、三栄設計(メディアグループ)、ケイアイスタープランニングも安くて品質良い
・ホークワンはおすすめしない
・工務店は2、3件回って相見積を取る

— 緋美天音✡MAiTHUNa (@amaneeeju) September 5, 2020

営業マンの対応は良かったが、建物は安っぽい感じがする

こちらで昨年、建て売りを購入しましたが、質問や指摘事項にはすぐ対応してくれて満足です。
おそらく、とても良い営業さんにあたりました。
どの会社でも、そのときの営業や支店の方針等により評価は異なると思います。
ただ、やはり建物はローコストなので、他の有名どころの住宅よりは安っぽい感じです。

引用：e戸建て

ホーク・ワンの良い評判・口コミ

ホーク・ワンには、主に以下のような良い評判が寄せられています。

リビングが広めの間取りで、人気がある

すいません、これ☝️だと600億のマンションですねw 失礼しました。ホーク・ワンは白を基調とした内装で面白くないんですけど、番人向けでリビング広めの間取りなので割と人気のある売主です。オープンハウスグループです..

— 埼玉都民の歩き方 (@wowinsaitama) August 18, 2021

大工さんたちの感じが非常に良かった

うちはホークワン買ってもうすぐ４年だったけど、建てる前の建て売りだったから建設中の夏に何度もお茶持って足を運びました。
私が妊婦だったのもあるかもしれませんが、大工さんたちはとても感じ良かったです。
下請けさんだと聞いてます。

引用：e戸建て

販売価格や担当者の対応、デザインや機能性といった、家づくりにおいて重要視されるすべての観点に対して、幅広く満足しているという声が届いています。

施工が雑な部分がある

クロスや細かなところが雑です。印影やふりくが多く、床の繋ぎ目もまちまちところがある。

引用：e戸建て

ここまで紹介した特徴や口コミなどを踏まえ、ホーク・ワンの家づくりに関するメリットをご紹介します。以下では、主な5つの観点に触れていますので、ぜひ参考にしてください。

品質に強いこだわりを持っている

ホーク・ワンの家づくりは、住む方が毎日安心して生活できるよう、バスルームやパウダールーム、キッチンなどの設備に関する品質を非常に高く設定しています。安心といった観点で、引き渡し後の10年保証やアフターサービスなどが充実しているのもメリットです。

また、耐久性や快適性といった、実際に「暮らす」うえで、安心・安全面で重要視されるポイントにもしっかり視線を向けているのもうれしいところですね。

内装にこだわった豊富なラインナップ

ホーク・ワンには、お客様の要望に幅広く対応できるよう、ラインナップを豊富に展開しています。ホーク・ワンで提供できるラインナップ一覧と、それぞれの特徴を以下に挙げていきましょう。

これらのラインナップは、壁は白を基調とし、圧迫感を与えないようバランスに配慮して構築されていくという点が共通しています。そのため、全体的な開放感は確保しつつ、お客様が好む色味や雰囲気を取り入れられます。

自社一貫体制で家づくりを提供する

ホーク・ワンは、下請け業者への依頼により発生するサービスのムラなどを防ぐため、自社一貫体制を整えています。土地の仕入れ・プランニング・区割り・工事・引き渡し・アフターサービスといったすべての工程を自社のみで行っているため、安心感という点で特に優れていると言えるでしょう。

他社を挟んでしまうことで発生する違和感や不信感などといった観点にあらかじめ寄り添っていることから、ホーク・ワンがいかに家づくりにこだわっているかがわかりますね。

ネットワークが幅広い

ホーク・ワンの家づくりは、はじめは東京・神奈川・千葉・埼玉を中心とした関東エリアから始まりました。その後、中京方面にも広まり、さらに全国各地へと家づくりのサービスを届けています。

ホーク・ワン独自のネットワークを最大活用し、協力会社から仕入れを行い、大量仕入れにも対応可能です。そのため、材料費削減だけでなく、よりスムーズな家づくりにも貢献できます。

また、社内のネットワークをフル活用し、お客様との関わりから浮かび上がった課題に対して真摯に向き合っています。これにより、サービスの質が向上し、常に良い家づくりを提供できるようになります。

支店が多い

ホーク・ワンは、本社がある東京を中心に、非常に多くの支店を保有しています。ホーク・ワンの支店を、エリアごとに以下に掲載しておきましょう。

対応エリアの圏内に多くの支店を構えているため、同じ県内でも遠方にしか支店がない、という不満が出なくなるという点がメリットです。

ホーク・ワンの家づくりに関する注意点

豊富なメリットがある反面、リスクにもつながりかねない注意点もいくつか存在します。ここでは、ホーク・ワンで家を建てるうえで把握しておくべき3つの注意点について解説します。

価格が安い分グレードとしての差が表れやすい

ホーク・ワンは幅広い価格帯での家づくりを提供している反面、価格に応じてグレードに差が出てしまうという特徴があります。

安く家づくりをするとそれに応じて家のグレードも下がってしまう、とまでは言わないものの、やはり予算をより多く割ける家づくりと比較してしまうと、どうしても見劣りしてしまうのが現状です。

住宅性能評価書の取得を行っていない？

ホーク・ワンの建売住宅は、住宅性能評価書を取得しているとの明確な記載がありませんでした。

住宅性能評価書とは、国が認定した第三者機関が住宅の性能を評価した書面のことです。耐震性や耐久性をはじめ、清掃・修繕のしやすさ、断熱性能、エネルギー消費性能などをチェックします。

もちろん、住宅性能評価書を取得していないからといって、欠陥住宅を販売していることにはなりません。

ただ、第三者による客観的な評価を重視したい場合は、住宅性能評価書を取得している建売住宅のほうが適しているでしょう。

建売住宅ならではの制約がある

ホーク・ワンは、完全新規設計の住宅ということではなく、建売住宅の販売であるため、完全自由設計と比較してしまうとどうしても制約が出てしまいます。

先ほど紹介した3つのラインナップからお客様の要望に合ったものを選択可能ではありますが、ある程度決められた設備の中から選ぶことになってしまうため、多少の妥協をしなくてはなりません。

間取りや設備に関する不満が出やすい

ホーク・ワンの提供する家づくりは、あらかじめデザインなどが設定されたラインナップから選択することになります。そのため、いざ生活を始めてみると使いにくい間取りだったと感じることがあります。

また、上述したグレードに関する観点にも付随し、設備をもう少し充実させたい、設備そのもののグレードを上げたいという不満が出やすい点も特徴です。

予算に応じた最適の家づくりを提供できるというメリットがある反面、自由度や使いやすさといった点で若干の不安が残ってしまうのが、ホーク・ワンのデメリットになると言えるでしょう。

ホーク・ワンとは

ここでは、ホーク・ワンというハウスメーカーの主な特徴について、坪単価・家を建てる流れを交えて解説します。

ホーク・ワンの特徴

ホーク・ワンは、住む方すべての幸せ、家族や街の未来を創造する家づくり、未来への想いをつなぐ住まい「ミラスモ」をコンセプトとして掲げています。

単に家をつくるだけではなく、住む方のライフスタイルにも向き合い、世代を超えてつながっていく未来づくりにも寄り添っています。

ホーク・ワンの坪単価

ホーク・ワンの坪単価は公式サイトへの明確な記載はないものの、約34〜60万円という記載が見受けられました。実際に家づくりをするうえでの販売価格の平均は約3,000〜7,000万円と幅広いことから、お客様の依頼内容、要望に応じて幅広いプランニングを提案できることがわかりますね。

なお、一般的なハウスメーカーでの平均価格はおよそ4,000万円ほどと言われているため、ホーク・ワンは平均的なものから、少し高価な家づくりも提供できるハウスメーカーと言えるでしょう。

オープンハウスの子会社に

ホーク・ワンは2018年、オープンハウスの子会社となりました。オープンハウスは都心部の狭い土地を活かした住宅作りを続けていましたが、ホーク・ワンを子会社化することにより都心部及び名古屋方面の準都心部をも網羅することができ、事業エリアの拡大が期待されます。

ホーク・ワンの年収は？

年齢・業種別に見るホーク・ワンの年収は以下の通りです。

引用：enライトハウス

年収の幅は474万円（建築・土木系エンジニア）～572万円（営業系）とされており、昇格することで確実に稼ぐことが可能です。

ホーク・ワンで家を建てる流れ

ホーク・ワンでは、主に以下の流れで家づくりが進んでいきます。

 ホーク・ワンの建売住宅は値引きされる？

ホーク・ワンの建売住宅が値引きされるかについて、公式サイトでの記載は確認できませんでした。

しかし、インターネット上にはホーク・ワンの値引きに関する情報が存在します。

まとめ

今回は、ホーク・ワンが「最悪」「やばい」と言われる理由を口コミや評判から検証しました。

ご紹介した通り、ホーク・ワンの悪い評判もあれば良い評判もあります。

ホーク・ワンのメリットやデメリットを理解した上で、自分に合ったハウスメーカーに出会えるとよいですね。