ヘーベルハウスで後悔しやすいポイント6つを解説!寒いって本当?

へーベルハウスは後悔する?口コミと評判から分かったデメリットを解説

この記事を書いた人
小島 優一
宅地建物取引士

宅地建物取引士、2級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険会社にてリテール業務に従事した後、2014年に不動産仲介会社であるグランドネクスト株式会社を設立。 2021年より幻冬舎ゴールドオンラインにて不動産を通じて財産を守る、増やす、残す記事を連載している。 >> 詳細はこちらから

この記事のまとめ
  1. ヘーベルハウスで後悔しやすいポイントを解説
  2. ヘーベルハウスは寒い?評判・口コミから検証
  3. ヘーベルハウスのメリット・デメリットは?
  4. 検討先を一つの会社に絞る前に、複数の会社から資料や見積もりを収集しておくことがおすすめ
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  ヘーベルハウスは災害に強い鉄骨住宅をメインに展開していて、耐久性が高い家を建てられるハウスメーカーです。 価格帯は高いものの、頑丈で長く住み継いでいけるマイホームを叶えられる点が人気になっています。

しかし、「ヘーベルハウスは後悔する」という噂もありハウスメーカー選びに迷っている方も多いのではないでしょうか?

西解説員西解説員

そこでこの記事では、ヘーベルハウスで後悔しやすいポイントやデメリットについて解説します。
ヘーベルハウスがおすすめな人や後悔しない家づくりのコツもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!

山田編集者山田編集者

ヘーベルハウスで後悔しやすいポイント6つ

へーベルハウスで後悔しやすいポイント 実際にヘーベルハウスを利用した方からの口コミを参考に、ヘーベルハウスで後悔しやすいポイント6つをまとめました。

鉄骨住宅のヘーベルハウスならではのデメリットや家を建てる時の注意点について分かりやすく解説します。

坪単価が高く予算オーバーしやすい

ヘーベルハウスは日本のハウスメーカーの中でトップクラスに坪単価が高いです。 そもそも日本で重量鉄骨造の家を建てられるハウスメーカーが少ないことも要因で、木造住宅に比べると2倍ほどの差がつくことも珍しくはありません。

予算オーバーしやすいポイント
  • 鉄骨造はベースの坪単価が高い
  • 間取り変更がオプション
  • 地盤が弱い場合は地盤強化が必要

ヘーベルハウスは重鉄制震構造など標準仕様が充実していて満足している口コミがある一方で、間取り変更がオプションになって後悔している声も見受けられました。 また、重量が重い鉄骨住宅は強固な地盤が必要になるため、地盤強化にコストがかかってしまうケースもあります。

コスト重視でマイホームを建てたい場合は、予算オーバーして後悔しやすいので向いていません。

山田編集者山田編集者

ヘーベルハウスの坪単価についてはこちら≫

デザインや設備の選択肢が少ない

資産価値が続く耐久性の高い家づくりをしているヘーベルハウスですが、デザイン・設備の選択肢は少なめです。

難しいデザイン
  • 曲線的な構造
  • カラフルな内装
  • レンガ調や欧州風

おしゃれなデザイン住宅を叶えるのが難しくて後悔している方がいるため、デザインの選択肢重視の方には向いていません。 鉄骨住宅の構造上、災害に強い耐久性があるというメリットがある一方で、デザイン面での制約が多いというデメリットには注意が必要です。

外観の見た目が同じになりやすい

ヘーベルハウスの外壁材が「ヘーベル材」しか選べなくて後悔した体験談もありました。 実際にヘーベルハウスの施工事例を確認すると、ほとんどの住宅がヘーベル材である上に、白・ベージュ・グレー・黒といった単調な色が多いです。

外観ですぐにヘーベルハウスと分かってしまうデメリットもあるため、唯一無二の個性的なマイホームにしたい方は後悔する可能性があります。

山田編集者山田編集者

施工業者の質が低い

ヘーベルハウスで失敗した口コミでは、「施工ミスがあった」「工事中に音楽を鳴らして近隣トラブルになった」という施工業者関連の内容もありました。 ヘーベルハウス自体の評判が高くても、施工する下請け業者の対応が悪くて後悔するケースもあるので注意が必要です。

固定資産税が高くなりがち

意外と見落としがちな後悔ポイントが、「価値が高い家=固定資産税が低くなりにくい」というデメリットです。

MEMO
【固定資産税の仕組み】 土地と建物両方にかかる税金。 不動産の価値(評価額)が高いほど税額が高くなり、3年に一度見直される。
ヘーベルハウスは重量鉄骨×ALCコンクリート・ヘーベルを使った資産価値の高い家を建てられるので、木造住宅よりも価値が落ちにくい傾向にあります。 耐久性が高く寿命が長いメリットがある一方で、固定資産税が高くて後悔する可能性もあるので事前に確認が必要です。

へーベルハウスは寒い?断熱性能は

へーベルハウスは寒い? 熱を通しやすい鉄を使用している家は断熱性が低いイメージがあり、「ヘーベルハウスは寒い」という噂もあります。 実際に断熱性が低く感じて後悔している方も一定数いましたが、断熱性が高くて快適という声も多くあり、評価が二極化している傾向にありました。

というのも、確かに昔は断熱性に不安がありましたが、近年では独自開発の高性能断熱材「ネオファーム」を使用しており、断熱性にはかなりこだわっています。

真夏はやはり暑く感じることもあるようですが、エアコンを切った後もひんやり感が持続しているという口コミです。ヘーベルハウスの断熱性能の高さがうかがえます。 

西解説員西解説員

どのハウスメーカーにも共通して言えることですが、数年前と現在では断熱レベルがかなり異なることがあるので、その都度性能を確認するのがおすすめです。

ヘーベルハウスの悪い評判・口コミ

へーベルハウスの悪い評判・口コミ ここからは、ヘーベルハウスで後悔している口コミも含めて、悪い評判についてご紹介します。

ヘーベルハウスの悪い評判・口コミ
  1. 実現できるデザインが限られる
  2. 下請け業者に丸投げしていた
  3. 改修工事の際に床が傾斜した

実現できるデザインが限られる

ヘーベルハウスの担当者が構造上できないデザインがあると言っていたという口コミです。 しかし、デザインの制約が多いというデメリットの代わりに、耐久性や頑丈さは業界トップクラスなので性能重視の方には最適です。

下請け業者に丸投げしていた

「施工や配管工事を下請け業者に丸投げしていて雑だった」という口コミも見受けられたため、下請け業者とのトラブルで後悔するケースは少なくはありません。

改修工事の際に床が傾斜した

ヘーベルハウスの改修工事で家が傾いた体験談もあり、木造よりも全体的に重たい鉄骨住宅は地盤の強度が必要なので要注意です。 リノベーションがしにくくて後悔している口コミもあったので、改修や子供への譲渡など長期的な人生計画を見込んだ家づくりが大切です。

ヘーベルハウスの良い評判・口コミ

へーベルハウスの良い評判・口コミ ヘーベルハウスの良い評判・口コミは、下記の4点です。

ヘーベルハウスの良い評判・口コミ
  1. 家具まで作ってくれた
  2. 営業の教育がしっかりしている
  3. 点検やメンテナンスの対応が親切
  4. 耐久性が高くて丈夫

ヘーベルハウスで家を建てて満足している方の口コミをまとめたので、ぜひ参考にしてください。

家具まで作ってくれた

性能重視なのでデザイン面では選択肢が少ないヘーベルハウスですが、理想の家具やインテリアを作れたという口コミもあります。

西解説員西解説員

デザインが少なくて後悔している方がいる一方で、満足している方も多いので、どこまでこだわりたいかによっても満足度が変わりますね。

営業の教育がしっかりしている

営業スタッフの教育もしっかりしているので、展示会にご来場いただいたお客様にもご満足いただくことが多いです。 ヘーベルハウスは、誠実に、お客様と信頼関係を構築することを大事にしています。

点検やメンテナンスの対応が親切

ヘーベルハウスの魅力の一つとして、60年無料点検システムをはじめとするアフターサポートの充実が挙げられます。 家を建ててからも永く安心して暮らせる保証の手厚さはもちろん、親切な対応に関する良い口コミが多いです。

耐久性が高くて丈夫

重量鉄骨メインのへーベルハウスは、耐久性が高くて資産価値の高い家づくりが人気になっており、重厚感のある構造には定評があります。

ヘーベルハウスの評判・口コミはこちら≫

後悔しない家づくりをするコツ

へーベルハウスで後悔しない家づくりをするコツ ヘーベルハウスで後悔しない家づくりをするコツは、下記の4点です。

へーベルハウスで後悔しない家づくりをするコツ
  • コストを抑えられる箇所を把握
  • 他のハウスメーカーとしっかり比較する
  • 建設後のランニングコストまで考慮する
  • 施工する下請け業者を確認

実際の口コミや失敗した体験談を参考にしながら、家づくりの注意点を解説します。

コストを抑えられる箇所を把握

ヘーベルハウスで最も後悔しやすいポイントは「価格面」であることから、予算に大幅な余裕がない限りはコストを抑えられる箇所を把握することが大切です。

コストを抑えるポイントツ
  • 基本的には標準仕様のまま変えない
  • 屋上スペースは活用できていないケースも多い
  • お風呂やトイレなどの水回り設備にこだわりすぎない

ヘーベルハウス利用者の口コミでは、上記の点に注意することでもっとコストを抑えられたと感じている方がいました。
屋上を利用した設計も人気ですが活用しにくいという評判も多く、予算面で後悔しないためにも今後のライフスタイルを考慮してから検討する必要があります!

山田編集者山田編集者

他のハウスメーカーとしっかり比較する

坪単価が高いヘーベルハウスでは、初期費用が高くていろいろ我慢したものの、後から後悔しているケースも多い傾向にありました。 例えば同じ予算の場合、ヘーベルハウスはデザイン面で我慢する箇所が多いけど、他のハウスメーカーなら理想を叶えられるといったケースもあります。 耐久性に関しては申し分がないヘーベルハウスですが、デザインや設備にこだわりたい方であれば優先順位をつけてしっかり比較する必要があります。

西解説員西解説員

また、後悔ポイントで指摘されることが多い「断熱性」に関しても、年々向上している傾向にあるので、その時々で比較するのがおすすめです!

建設後のランニングコストまで考慮する

ヘーベルハウスの家は耐久性が高くて長持ちすることが特徴なので、長期的なランニングコストは安く済むことが多いです。

建設後にかかる費
  • 光熱費
  • 維持管理費
  • 修繕費
  • 固定資産税

コスト重視で家を建てたものの、断熱性が低かったり、災害のたびに修繕が必要だったりと、後々費用がかさんで後悔することも少なくはありません。 その点、ヘーベルハウスは子供や孫の代まで住み継げる耐久性の高さが魅力なので、ランニングコストを考慮すると安く済む可能性もあります。

施工する下請け業者を確認

ヘーベルハウスで後悔している方で意外と多いのが、施工を担当する下請け業者の対応が悪かったケースです。 ヘーベルハウスでの対応が良くても担当する下請け業者によって満足度が変わるので、ご自身の地域で施工を担当する業者の評判までチェックしておくと安心です。

ヘーベルハウスで建てた人のブログおすすめ2選!

この章ではヘーベルハウスで実際に注文住宅を建てた方が運営しているブログを2つご紹介します。 どちらもヘーベルハウスのファンでありながら、良い面と悪い面の両方を忖度なく紹介しています。

西解説員西解説員

とても勉強になるのでぜひ参考にしてみてください!

ブログ①自転車乗りのヘーベルハウス

  自転車乗りのヘーベルハウス

引用:自転車乗りのヘーベルハウス

こちらのブログは分譲マンションから戸建てに住み替えるまでの記録が書かれています。 ハウスメーカー選びや契約前の準備等、参考になる情報が盛りだくさんです。 「自己紹介」の投稿にはブログ主であるこんたさんの年齢や年収、自己資金などの詳細なプロフィールも記載されているので、参考にしたい方はぜひ覗いてみてください。

ブログ②50歳の時、ヘーベルハウスで建て替えました

50歳の時、ヘーベルハウスで建て替えました

引用:50歳の時、ヘーベルハウスで建て替えました

こちらは築40年のご自宅をヘーベルハウスで建て替えた方のブログです。 建て替えの記録から、住んでいる現在の状況や感想も詳細に記されています。 「ドアの建付けが悪くなたっとき」や「キッチンの便利グッズ」など日常のちょっとした小ネタも満載で、ブログ主は男性ですが女性にもおすすめしたいブログとなっています。

ヘーベルハウスとは

へーベルハウスの公式サイト

会社名
旭化成ホームズ株式会社
本社所在地
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
設立
昭和47年 (1972年) 11月
従業員数
7,612人(2023年3月末現在・連結)
公式サイト

ヘーベルハウスは旭化成グループの住宅事業で、約50年前の創業当時から世代を超えて住み継げる「ロングライフ住宅」の考えを大切にしています。 鉄骨造部門のオリコン顧客満足度では7年連続1位を獲得しており、鉄骨住宅としては国内トップレベルの実績を残しています。

都市部での家づくりが中心にはなっているものの関東から西日本まで、幅広いエリアで施工可能です。

山田編集者山田編集者

ヘーベルハウスの特徴

ロングライフの価値観のもと、地震・火災・風水害といった災害に強く耐久性が高い住宅性能が標準仕様です。 国内では珍しい重量鉄骨×ALCコンクリート・ヘーベルを使った家づくりなので、家族が安心して暮らせる丈夫な家を建てられます。

また、長期的なサポートが前提となっているため、60年無料点検や長期保証などのアフターサポート体制が整っていることも特徴です。

ヘーベルハウスがおすすめな人は?

へーベルハウスがおすすめな人は? ヘーベルハウスで後悔しやすいポイントや特徴をまとめると、おすすめな人は下記の通りです。

ヘーベルハウスがおすすめな人
  • 防災力が高い家にしたい
  • デザインよりも性能や耐久性を重視したい
  • 手厚いサポートで永く住み継いでいきたい

地震をはじめとする災害に強い家はヘーベルハウスの最大の魅力とも言えることから、耐久性や性能重視で家を建てる方には最適です。 価格が高くデザイン面での自由度も少なめですが、子供や孫の代まで住み継げる丈夫さと60年間支えてくれるサポートの手厚さが魅力です。

西解説員西解説員

後悔しやすいポイントとしては「予算面」が多く挙げられていたので、余裕を持った予算を用意できる環境である必要がありますね。

分譲住宅やセミオーダー住宅もある

坪単価が高くてヘーベルハウスに手が出しにくいケースも多いですが、ラインナップが豊富なので予算に応じた家づくりができます。 限られた間取りやデザインから選んでいくセミオーダー住宅なら、こだわりを詰め込みながらも価格を抑えられることが特徴です。

ヘーベルハウスでは分譲住宅や土地も扱っているので、予算オーバーして後悔する前に多くのプランを確認しておくのもおすすめです!

山田編集者山田編集者

家づくり初心者は、ここからスタート!

STEP1:まずは気になるメーカーの資料を揃えよう!≫

  1. なんの準備も無しに展示場に行くと、そのまま営業に押し切られて契約なんて話も…。
  2. まずは、気になる資料を一括で請求して比較してみよう!
  3. ライフルホームなら大手ハウスメーカーから地域密着の工務店まで、幅広い会社の資料が請求できるよ!
 

≪STEP2:理想のプランで事前に予測!≫

  1. 気になるメーカーが決まったら、あなたの理想の間取りと予算で、ピッタリのプランをメーカーごとに作成!
  2. 今なら契約・着工でAmazonギフト券をプレゼント!
  3. たった3分入力で、あなたにとっての理想を見つけて!

まとめ

ヘーベルハウスで後悔しやすいポイントやデメリットについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 後悔している方も一定数いますが、多くの方は災害に強くて安心できる家を高く評価しており、構造がしっかりしている分快適に過ごせているという口コミが多いです。

唯一無二のデザインにしたい方には向いていませんが、性能重視で子供の代まで住み継ぎたい方にとっては保証も充実していておすすめできます。

西解説員西解説員

ハウスメーカーのメリット・デメリットを比較して、ご自身の予算やニーズにマッチするマイホームを見つけることが大切ですよ。
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