- 中古住宅の値引きの体験談をご紹介
- 中古住宅の値引きの平均は?1~2割できる?
- 中古住宅の値引きを成功させる方法と注意点のまとめ
- グランドネクスト不動産の仲介手数料は業界最安値水準
- 購入時の仲介手数料は最大無料
- 住宅ローンサポートで金利も大幅に節約!
- 10周年キャンペーンで最大20万円がもらえる
\10周年キャンペーン実施中!/
>>>ご成約の方に今なら最大20万円プレゼント!<<<
中古住宅の購入を考えている人にとって、どの程度値引きしてもらえるのか気になるところです。
中古なのだから、売り出されている価格より1割〜2割くらい値引きしてくれるのでは?と思うこともあるかもしれません。
そうすれば、値引き分で旅行にいったり車を買ったりできるかもと期待もできますよね。
住宅は元々金額が大きいため、1割の値引きも大きな金額となり、
例えば、3000万円の物件が1割引ならば300万円程度値引きされることになります。
今回の記事では、中古住宅の値引きの現実から値引きを成功させるポイントや進め方、さらに中古住宅を値引きで購入した人の体験談も紹介します。
古代解説員
山田編集者
中古住宅を値引きして購入した人の体験談!500万円値引きされたケースも!
古代解説員
山田編集者
- 端数の値引きに成功
- 売主の早く売りたい気持ちから値引きに成功
- この値段であれば買うと伝え値引きに成功
- 交渉で値引きに成功したが周りは比較的もっと安価であった
- 500万円値引きされたが、相場より高く買ってしまった
端数の値引きに成功
①購入時期・種別 → 2012 1月に土地を購入
②エリア → 横浜市旭区
③今回の購入は失敗?成功? → 成功
④成約価格は満足?不満? → 満足
⑤価格交渉の有無 → あった
⑥不動産会社のサービスに満足した?不満だった? → 満足
値引きの理由は何と言いましたか?または、 言われましたか?
中古で建物の価値がないのに土地だけの値段としては少し高い。なので、端数の数字は切って売ってもらうように交渉しました。
提示価格いくらに対する、いくらの交渉がありましたか?
3290万円を3090万円に
約6%の値引きです。端数を値引きしてもらうというのは、王道の交渉です。値引きが難しそうな場合、端数だけでも値引きしてもらえるよう相談してみましょう。
売主の早く売りたい気持ちから値引きに成功
①購入時期・種別 → 2009年3月末 に購入
②エリア → 神奈川県横須賀市
③今回の購入は失敗?成功? → 成功
④成約価格は満足?不満? → 満足
⑤価格交渉の有無 → あった
⑥不動産会社のサービスに満足した?不満だった? → 満足
値引きの理由は何と言いましたか?または、 言われましたか?
売主さんはとにかく競売になる前に売却したかったようで、早く契約をしてくださるならということで、端数と仲介手数料等にかかる費用分を引いてくださいました。
提示価格いくらに対する、いくらの交渉がありましたか?
1560万円から、1400万円にしていただいた。
こちらは売主が早く売りたいというケースです。約10%の値引きに成功したようです。
この値段であれば買うと伝え値引きに成功
①購入時期 → 2010年12月頃の購入
②エリア → 長野県茅野市
③今回の購入は失敗?成功? → 成功
④成約価格は満足?不満? → 満足
⑤価格交渉の有無 → あった
⑥不動産会社のサービスに満足した?不満だった? → 満足
値引きの理由は何と言いましたか?または、 言われましたか?
手の内を隠さず予算ぎりぎりの価格を提示して、この価格になれば必ず買うからと売主さんとの交渉をお願いした。
提示価格いくらに対する、いくらの交渉がありましたか?
1,400万円を1,000万円にしてもらった。
こちらは約28%の値引きに成功したケース。購入したいという強い思いが、伝わってきます。
交渉で値引きに成功したが周りは比較的もっと安価であった
①購入時期・種別 → 2010年2月頃に新築戸建を購入
②エリア → 東京都葛飾区
③今回の購入は失敗?成功? → 成功
④成約価格は満足?不満? → 不満
⑤価格交渉の有無 → あった
⑥不動産会社のサービスに満足した?不満だった? → 満足
成約価格が不満だった理由
購入した当初は、特に価格面で不満は無かったのですが、
購入してから5年経った今、近所に分譲住宅がたくさんできていて、比較的安価なため。
値引きの理由は何と言いましたか?または、 言われましたか?
値引きの理由は、少しでも安く購入したいという思いから、交渉しました。
不動産業者の方からは、「値引きしたら検討する」ではなく、「値引きしてくれるなら絶対購入する」という一筆を書くなら交渉します、との事で、交渉してもらいました。
提示価格いくらに対する、いくらの交渉がありましたか?
3600万⇒3500万(約100万ダウン)
価格に不満が残ったケースです。約3%の値引きとなりましたが、数年後もっと安価な分譲住宅が立ち並んでしまったとのこと。
購入した時点では予測ができない部分もあるため、難しいですね。とは言え、購入当時は満足されていたなら成功の事例と言えます。
500万円値引きされたが、相場より高く買ってしまった
①購入時期・種別 → 1987年9月に戸建てを購入
②エリア → 神奈川県川崎市高津区
③今回の購入は失敗?成功? → 失敗
④成約価格は満足?不満? → 不満
⑤価格交渉の有無 → あった
⑥不動産会社のサービスに満足した?不満だった? → 不満
成約価格が不満だった理由
価格の交渉がうまくいかずに周辺の相場よりも高く買ってしまってあとからもう少し安く買えたことを知ったのでもう少しうまく交渉すればよかった
値引きの理由は何と言いましたか?または、 言われましたか?
今なかなか売れない時期で購入してもらえればさらに何パーセントか値引いくれるといわれ購入を迷っていたが購入した。
提示価格いくらに対する、いくらの交渉がありましたか?
提示価格が5000万から500万引いてくれると提示されたのでこの機会購入したいと思いあまり考えずに購入してしまった。
こちらも価格に不満がのこってしまったケースです。10%の値引きとなっていますが、実はもっと安く買えたかもしれないとのこと。
近隣エリアの相場をしっかり調査し、値引き購入をしていくようにしましょう。
山田編集者
中古住宅の値引きの平均は?1割~2割?
古代解説員
- 中古住宅の平均値引き率とその理由
- 値引き交渉の成功と失敗の原因
山田編集者
戸建て(中古住宅)
築年数 | 新規登録価格 | 成約価格 | 差額 | 割引率 |
築0~5年 | 5,564万円 | 4,821万円 | ▼743万円 | 13.3% |
築6~10年 | 5,358万円 | 4,653万円 | ▼703万円 | 13.1% |
築11~15年 | 5,327万円 | 4,436万円 | ▼891万円 | 18.4% |
築16~20年 | 4,987万円 | 4,024万円 | ▼963万円 | 19.3% |
築21~25年 | 4,638万円 | 3,955万円 | ▼646万円 | 14.7% |
築25~30年 | 4,195万円 | 3,333万円 | ▼862万円 | 20.5% |
築31~ | 3,005万円 | 2,345万円 | ▼660万円 | 21.9% |
マンション(中古住宅)
築年数 | 新規登録価格 | 成約価格 | 差額 | 割引率 |
築0~5年 | 6,777万円 | 6,638万円 | ▼139万円 | 2.05% |
築6~10年 | 6,053万円 | 6,193万円 | △140万円 | 2.3%アップ |
築11~15年 | 5,616万円 | 5,543万円 | ▼73万円 | 1.2% |
築16~20年 | 5,578万円 | 5,250万円 | ▼328万円 | 5.8% |
築21~25年 | 4,894万円 | 4,290万円 | ▼604万円 | 12.3% |
築25~30年 | 3,246万円 | 2,832万円 | ▼414万円 | 12.7% |
築31~ | 2,601万円 | 2,193万円 | ▼408万円 | 15.6% |
中古住宅の平均値引き率とその理由
古代解説員
まずおさえておく必要があるのは、中古物件の価格を決めるのは「売主」つまり住宅の所有者であるという点です。
不動産会社は仲介に入っているだけで、最終的に「売主」が値引きに応じるかどうか、住宅を売るかどうかを決定します。
さらにマンションの場合、以下にあげるメリットから大きな値引きは期待できないことを忘れないようにしておきましょう。
- 良好な立地場所
駅前や駅から近い場所に立てられている物件が多く、さらに買い物にも便利な立地の良さがマンションの特徴です。
また高層階からの見晴らしや日当たりの良さなども人気のある理由の一つです。 - 管理やメンテナンスが行き届いている
マンションは戸建てと比較し、管理やメンテナンスが定期的に行われていることが特徴です。 - 高い安全性
マンションは物件によって管理人が在中していたり防犯カメラが設置されていたり、オートロックが装備されていたりと防犯面でも戸建てより有利と言えます。
ただし、中古の戸建てと中古のマンションの値引き金額には、物件や条件により大きな幅があります。
具体的な値引きの幅は一概には述べられず、各ケースによると理解してください。
中古住宅の売主は個人であり、不動産会社は仲介の立場に過ぎません。そのため、売主が「値引きはできない」と判断した場合、その決定を受け入れるしかありません。
山田編集者
古代解説員
このように、売主の希望価格から調整を行い不動産会社が販売価格を決定していますが、あくまでも売主の希望にそった価格が設定されています。
値引き交渉の成功と失敗の原因
山田編集者
古代解説員
買主とのやり取りは不動産会社が行いますが、売主から指定された販売価格に基づいて行われます。
したがって「値引き交渉をしてみてよ」「2割引いてくれたら買いたい」といった唐突かつ大幅な値引き交渉は、ほとんどの場合成功しません。
後述する「値引きを成功させるには?」の章で、値引きを成功させる方法について、より詳しく解説を行います。
中古住宅の値引きの平均は?相場感を知っておく
中古住宅の値引きを成功させるには、物件の相場感を把握しておくことが大切です。
冒頭でも紹介したとおり、首都圏の中古の戸建てでは10%台の値引き、中古のマンションについては数%の値引きが平均的な数字となります。
ただしあくまでも平均の数字であって、文末にてお伝えする「中古住宅を値引きして購入した人の体験談」の中では、さらに値引きを成功させている人もいます。
古代解説員
物件値引きの相場感
冒頭で物件の値引き額について数字で紹介しました。
この章では、購入を希望しているエリアの相場を知ることについて詳しく解説します。
前半で触れた数字は首都圏の販売価格に基づいていますが、実際の住宅の値引き価格はエリアによって大きく変動します。
古代解説員
- 不動産のポータルサイトで確認する
- 不動産会社を訪れて確認する
以下の項目についてもしっかりと確認するようにしましょう。
- 地域
- 築年数
- 広さ
- 維持管理の状態
- リフォームの有無
山田編集者
- 売主の思い入れが強い
- 住宅ローンの残高が多くある
- リフォームが完了している
- 値引きを見越して高めに設定してある
これらのような物件の場合、値引き交渉のできる可能性があります。
購入したいエリアにおける中古物件の相場や、希望している住宅に近い間取り・築年数の中古住宅をいくつかピックアップしておきましょう。
同じ間取り、築年数でも売主の心情によっては価格設定が高めになっていたり、予想以上に安く設定されていたりすることもあります。
販売価格だけでは理解できない部分もありますので「相場」を把握し、不動産会社を通じて売主の状況を理解することは、値引き交渉において重要です。
古代解説員
山田編集者
値引き可能な物件の特徴
つづいて値引き可能な物件の特徴について詳しく掘り下げていきます。
- 近隣エリアの住宅と比較し高い
- 立地条件が良くない
- 長い間売れ残っている
- 売主が早く売りたい
- 引き渡し日がかなり先
近隣エリアの住宅と比較し高い
近隣エリアの住宅と比較し高めに設定されている場合、売主がその物件に強い思い入れを持っている可能性があります。
そのため近隣エリアの住宅価格を値引き交渉する根拠として提示することがポイントです。
売主の感情を尊重し、値引き交渉を適切に行うことが重要です。強い思い入れがある場合、「この価格では売れない!」となることもあります。
大きな値引き額は提示せず、不動産会社と相談しながら交渉を進めていきましょう。
立地条件が良くない
駅から遠かったり、近くにスーパーがなかったりといった立地条件の悪い住宅も値引き交渉しやすいと言えます。
とは言え小さなお子さんがいる場合、小学校までの距離が遠かったり、高齢の家族と同居されている場合、学校や病院への距離も考慮する必要があります。
立地条件が悪いけれど、安ければ購入!とはせずにじっくり家族の間で話し合いをしてから決めるようにしましょう。
長い間売れ残っている
長く売れ残っている物件も値引き交渉しやすい住宅になります。
売れ残っている物件が何らかの問題のある可能性があるため、詳細については不動産会社に確認しましょう。
多くの中古住宅は過剰供給されていたり、日当たりが良くなかったり、近所からの騒音が気になったりなど、さまざまなケースがあります
ご家族が住宅のマイナスポイントを受け入れられるかどうか確認した上で、値引き交渉を進めましょう。
売主が早く売りたい
売主が売却を急いでいる場合も値引きが期待できます。
例えば、住宅ローンの返済が困難な状況に陥った場合や離婚により早急に家を売却しなければならないなど、売主が家を早く売りたい理由は様々です。
以上のように、中古住宅を購入する際は売主の「売却理由」についても不動産会社に確認しておくようにしてください。
売主の売却したい理由を知ることで、値引き交渉がスムーズに進みます。
中古住宅の値引き交渉を成功させるには?
古代解説員
山田編集者
- 値引きのタイミング
- 値引きの交渉
それぞれについて解説していきます。
中古住宅の値引き交渉のタイミング
値引き交渉のタイミングを誤ると、値引きができないどころか購入もできなくなってしまう場合があります。
- 他に検討している人がいないとき
- 住宅ローンの仮審査が終了したタイミング
- 購入する決意が決まった後
他に検討している人がいないとき
値引きの交渉をするのに最適なタイミングは、他に内見をしたり検討している人がいない状況です。特に人気のある物件では他に検討者がいることで、値引きなしで契約が成立することもあります。
中古住宅は、早い者勝ちで購入できるわけではありません。
売主からしてみれば、より良い条件を提示してくれた人に売りたいため、他の候補者より高く購入してくれる人がいた場合、せっかくの値引き交渉も失敗に終わってしまいます。
中古住宅の値引きを考えている場合、自分の購入を考えている人はいないか確認をしてから、値引き交渉を進めましょう。
住宅ローンの仮審査が終了したタイミング
住宅ローンの仮審査が終了しているなら、売主も不動産会社も「この人は購入する意思がある」と判断できますので、値引き交渉で有利になる可能性も高まります。
住宅ローンの仮審査を行うことで、売主や不動産会社の他にご自身もいくらまでの住宅を購入できるかがわかるため、仮審査を行っておくメリットがたくさんあります。
購入する決意が決まった後
住宅を購入する意思が固まっていないまま値引き交渉はやめましょう。
購入する気持ちが固まっていないまま値引き交渉すると、売主と不動産会社の両方に対して、余計な手間と時間をかけさせてしまうことになります。
購入の意思がないのは、不動産会社の担当者も感じるものです。その結果、対応も雑になったり本気で値引き交渉を行ったりしてもらえなくなります。
効果的な値引き交渉術
この章の最後は、効果的な値引き交渉術について解説します。今までの記事を参考に、値引き可能な物件の特徴や交渉のタイミングについての理解は深まっていると思います。
さらに値引きの交渉術までおさえ、より値引き交渉を有利に進めていくようにしましょう。
- 購入しようとしている中古住宅の欠陥を指摘する
- 値下げ交渉の得意な不動産会社を探す
- 値引き交渉の際は、具体的な数字を伝える
中古住宅の欠陥を指摘する
中古住宅の場合、多少なりとも修繕の必要な箇所があるかもしれません。
例えば、壁紙がたばこ臭い・外壁にひび割れがある・フローリングの痛みなど、気になる点があれば修繕費用分を値引きしてもらう交渉をしてみましょう。
修繕したいけれど、そこまで予算がないので修繕費用の一部を値引きしてもらえないか、不動産会社の担当者に相談してみましょう。
値下げ交渉の得意な不動産会社(担当者)を探す
値下げ交渉は不動産会社から売主に対して行われます。そのため一番のキーとなるのが「不動産会社の担当者」です。
値引き交渉が上手な担当者もいれば、売主に押されて値引き交渉がまとまらない担当者もいるものです。
古代解説員
値引き交渉の際は、具体的な数字を伝える
値引き交渉の際は「もう少し安くしてくれたら、購入するのですが、、」など曖昧な言い方はせず「あと30万円値引きしてくれたら購入します」と具体的な数字を伝えるようにしてください。
山田編集者
値引き交渉における注意点と失敗パターン
古代解説員
山田編集者
中古住宅の値引きが失敗に終わるケース
記事の中で解説したとおり、値引き交渉に失敗してしまうケースをまとめました。
- エリアの相場を確認しない
- 値引き交渉のタイミングを誤る
- 大幅な値引き交渉を行ってしまう
値引きを失敗に終わらせないためにも、あらためて本記事の解説を参考にしてください。
値引き交渉の注意点とリスク管理
値引き交渉する場合、一番注意してほしいのは「売主」の気分を害さない点です。
長く生活をしていて愛着のある家を売りに出すのですから「大幅な値下げ交渉」や「不具合箇所を多く指摘」されると、売主はいい気分にはなりません。
古代解説員
山田編集者
まとめ|中古住宅値引きの限界は1割~2割!交渉のタイミングが大切
中古住宅の値引きについて、解説しました。
冒頭で紹介した通り、思ったより値引きはされないのが現実です。
古代解説員
山田編集者
\関連記事もご覧ください/