ローコスト住宅を建てられるハウスメーカーおすすめランキング

この記事を書いた人
小島 優一
宅地建物取引士

宅地建物取引士、2級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険会社にてリテール業務に従事した後、2014年に不動産仲介会社であるグランドネクスト株式会社を設立。 2021年より幻冬舎ゴールドオンラインにて不動産を通じて財産を守る、増やす、残す記事を連載している。 >> 詳細はこちらから

ローコスト住宅ランキングのまとめ
  1. 1000万円以下でおしゃれでコスパの良い住宅が見つかる
  2. 「予算を抑え、家を購入したい」人に最適!
  3. 価格だけで決めず、力をいれている分野など様々な角度から検討する

家を建てたいと考えた時、一番気になるのは建築費用ではないでしょうか?いくらでもお金を掛けられるなら良い家を建てることは容易でしょう。

しかし、限られた資金の中で理想とするマイホームを手に入れることは、難しいのではと思っていたり、マイホームの購入自体諦めてしまったりする人も多いのではないでしょうか。

今回はそのような悩みを抱えている方に、低価格が魅力のローコスト住宅について解説をしていきます。
ローコスト住宅なら、1000万円以下でおしゃれでコスパの良い住宅が手に入れられます。

今回の記事では、魅力にあふれたローコスト住宅について、「そもそもローコスト住宅とはなにか」「ローコスト住宅を建てるとどのようなメリットがあるのか」など解説していきます。

そもそもローコスト住宅とは

ローコスト住宅と言っても、明確な定義はなく坪単価が「30〜60万円」、価格帯としては1000万円台の家を指すことが多いです。シンプルな作りの家で、箱型や平屋タイプがローコスト住宅に多いのも特徴です。

ローコスト住宅と聞くと、あまり良い印象がないのですが。

事務員

浜崎編集長

では今回の記事でローコスト住宅について勉強していきましょう。ローコスト住宅は、一般的な住宅と比べると「デザインや間取りがシンプル」「フル装備ではなく、必要性最低限に絞りコストカット」などで費用が抑えられています。

記事の後半でも触れますが、ローコスト住宅を購入し満足だったとの声も多くあります。

「予算を抑え、家を購入したい」「家以外にお金が必要」「家に大きなこだわりは持っていない」といった人には、最適な住宅なのです。

一般の注文住宅との価格比較

まず一般住宅とローコスト住宅の坪単価の違いについて確認していきましょう。

ローコスト住宅の坪単価は30~60万円、一般的な住宅の坪単価は80~90万円となっています。

一般住宅の価格ローコスト住宅の価格
30坪の家を建てる2,400~2,700万円900~1,800万円
40坪の家を建てる3,200~3,600万円1,200~2,400万円
50坪の家を建てる4,000~4,500万円1,500~3,000万円

浜崎編集長

価格だけ見ていくと、ローコスト住宅はかなり割安に感じます。

坪数が小さいと価格差も少ないですが、坪数の大きな家を建てるとなると、価格差が広がっていくのがわかりますね。

ローコスト住宅の大きさやハウスメーカーにもよりますが、一般住宅と比較すると「半分ほど」の価格で家を手にできます。

なぜ低価格で住宅を建てることができるのか

ローコスト住宅は、低価格で家を建てられます。

低価格なので、一般住宅にこだわらずローコストで家を建てることも検討してみます。

事務員

浜崎編集長

費用だけ比較するとそうなります。しかし費用を安くできるのには理由があります。「なぜ費用を安くできるのか」の理由に納得できてから、ローコスト住宅の購入を検討してみてくださいね。

では「なぜ低価格で、家を建てられるのか」について解説します。

低価格で家を建てられる理由
  • 規格住宅が多い
    シンプルなデザインと、プランを作ることで、同じ規格の家を大量に建築できます。
    その分自由度は低くなりますが、プラン内での変更は可能。
    例えば、お風呂場なら「ユニット」は決定されていますが、グレードアップといったことは可能です。
  • 材料にかかるコストを少なくしている
    規格化されているため、材料も個別設計ではなく統一した寸法のものを大量に発注できます。
    そのため材料のコストを抑えられます。
  • 人件費を抑えている
    工場である程度組み立てられているため、現場での施工は熟練した技術が不要です。
    そのため人件費を抑えることが可能となっています。
  • 広告費を抑えている
    大々的なCMは流さず、地方CMを利用することで広告費を抑えています。
    ローコスト住宅の場合、地域に密着している会社も多く地方CMでも十分だったりするのが理由です。
なるほど。規格が統一されているからコストカットが実現できるのですね。でも安全面はどうなのでしょう?安全面や保証面も気になります。

事務員

浜崎編集長

耐久耐熱耐震性、また保証期間については建築基準法に則っているので問題はありませんが、一般的な住宅と比較すると、保証期間の短さなどやはり見劣りはします。だからといって、安全面に欠陥などはありません。

ローコスト注文住宅とローコスト規格住宅の違い

ローコスト住宅の大半は、「規格住宅」です。しかしローコスト住宅を取り扱うハウスメーカーによっては「注文住宅」に対応しているメーカーもあります。

規格住宅と注文住宅は、どのような特徴があるのでしょうか。

規格住宅は、ハウスメーカーによって間取りや設備があらかじめ決められており、その中から取り入れたいものを選んでいく住宅になります。

お客様が選べるのは、各設備のグレードだけとなることが多いもの。しかし、完成する家のイメージも作りやすく工期も短期間で完了するため、ローコストハウスメーカーに限らず一般的なハウスメーカーでも取り入れられている方法です。

一方、注文住宅の場合、間取りはどうするか、どのようなデザインにしていくか、コンセントの口はどこにするかなど一からの設計となるため費用も時間もかかってしまいます。

MEMO

ローコスト住宅でも、建物の形を複雑にせず、デザインを統一し間取りを増やさないなど、ある程度の制約はありますが、低価格で注文住宅を建築できるハウスメーカーもあります。

なるほど、なるべく材料費を抑えたり間仕切りを少なくするということですね。

事務員

浜崎編集長

はい、注文住宅はこだわりのある家をローコストで建築したいという人向けになります。

ローコスト住宅のメリット

ローコスト住宅のメリットは、なんといっても低価格で家を建てられるという点。

毎月のローンも高くなく、家以外にお金を使うことができます。また低価格であるため、シンプルなつくりと、工場で大量生産されている建築材を利用するので、工期も短期間ですみます。

「低予算で家が建てられる」ということが、「工期を短く抑えられる」にも結び付くのですね。

事務員

浜崎編集長

はい、ローコスト住宅はシンプルな間取り、設計のものが多く短期間で工期が完了するのです。

低予算で家が建てられる

低予算で家を建てられるということは、若い世代でも家を購入できるメリットがあります。

若いうちにローコストで家を建てた場合、収入が増えてきたらリフォームや建て直しすることも可能。理由はローコスト住宅の場合、間仕切りなどが少なくリフォームしやすい住宅だからです。

若いうちに家を建てたとしても、柔軟に対応できるんですね。

事務員

浜崎編集長

そうですね、むしろ若い世代なら無理して高額なローンを組むより、ローコスト住宅で家を建て、将来的に家のリフォームしていくほうが多くのメリットがあります。

工期を短く抑えられる

ローコスト住宅は2カ月ほどで建築が完了します。

一般的な住宅の建築期間は半年近くかかる場合もありますので、かなり短いといえます。

工期が短ければ今住んでる賃貸の賃料も長く払わなくて済みますね。

事務員

浜崎編集長

またお子さんがいらっしゃるご家庭で、現在の住まいから遠く離れた場所に家を建てたとします。

工期が長引いてしまうと、現在の住まいから引っ越し先の学校まで通うことも考えられます。通学の費用も馬鹿になりませんね。

そのため、短期間で工事が完了するローコスト住宅は余計な費用がかからずに助かります。

ローコスト住宅を建てられるハウスメーカーおすすめランキング

ローコストで住宅を建てられるハウスメーカーを10社厳選しました。ランキングは「坪単価の安い順(参考価格の最安値順)」となっています。

【ローコストで住宅を建てられるハウスメーカー】

ランキング
(坪単価の安い順による)
メーカー名坪単価
(参考価格)
対応エリア主な特徴
1位タマホーム40〜50万円全国耐震性において最高等級の「3」を取得
2位アイダ設計40~60万円全国33都道府県極小スペースの住宅設計が強み
3位トヨタホーム(LQシリーズ)40~100万円全国耐震性において最高等級の「3」を取得
4位富士住建45~65万円埼玉県を中心に関東エリア完全自由設計
5位クレバリーホーム45~70万円全国住宅完成保証制度
6位アイフルホーム50~60万円全国安全設計を重要視
7位レオハウス50~60万円全国低価格ながら顧客満足度が高い
8位住宅情報館50~65万円全国13都府県セミオーダー形式
9位アキュラホーム50~95万円全国14都府県高品質かつ低価格での木造住宅を提供
10位ユニバーサルホーム55~70万円全国40都道府県地熱床システムを採用した断熱性

第1位:タマホーム

タマホームのWEBサイトの画像

タマホームはこんな人におすすめ
  • 安く注文住宅を建てたいと考えている人
  • 下請け業者の施工に不安を抱えている人
  • 20代でマイホームを持ちたいと考えている人
坪単価45〜50万円
対応地域全国47都道府県
住宅タイプ
平屋、2〜3階建て
工法木造
保証
最長60年(初期保証10年)
※点検や有償メンテナンスの利用が延長の条件

タマホームは「良質な住宅を従来の半分の価格で提供する」というスローガンのもと、2020年には新築住宅着工数で全国3位になったハウスメーカーです。

全国展開のメーカーで、特に山梨や香川などでは着工数でNo. 1となっています。

タマホームの特徴

住宅性能を見える化した「住宅性能表示制度」の耐震性において、最高等級の「3」を取得している安心設計の住まいを提供しています。

ローコストと聞くと、安全面など気になる部分もありますが、とくに問題なさそうですね。ちなみにローコストメーカーとしては価格は低めなのでしょうか?

事務員

浜崎編集長

大手ハウスメーカーと比較すると低めです。坪単価は40〜50万円。また平均住宅価格は1,781万円となっています。

低価格でも耐震性も高く、安心した家づくりが評判です。さらに、寒冷地域、山間地域などの天候を考慮し快適な住まいを提供しているローコストメーカーです。

ローコストだと保証も気になります。

事務員

浜崎編集長

大抵のローコストメーカーの保証は10年ですが、以降は必要に応じた有償工事を行う事で最長60年の保証となっています。

タマホームの評判・口コミ

第2位:アイダ設計

アイダ設計のWEBサイトの画像

アイダ設計で住宅を建てるのにおすすめな人
  • 狭小スペースで住宅を建てることを検討している人
  • ローコストで注文住宅を建てたい人
社名
株式会社アイダ設計
本社所在地
埼玉県さいたま市大宮区桜木町二丁目286番地
代表者
代表取締役社長 會田 貞光
創立1981年1月6日
公式サイトアイダ設計公式

アイダ設計は「安かろう悪かろうを覆す」をコンセプトにしているハウスメーカーで、都内などの極小スペースを得意としています。

アイダ設計の特徴

ラインナップが豊富で、「どういった家を建てたいのか」の選択肢が多く、さらに低コストで実現できます。

低コストへのこだわりが強いハウスメーカーのようですね。

事務員

浜崎編集長

そうですね。「安かろう悪かろうを覆す」がコンセプトですから。しかし、フランチャイズ制はとらずサービスは自社で一貫しているので、当たりはずれは少ないです。

保証は35年の長期保証がついていますが、下の2つの条件を満たしてはじめてつく保証となりますので注意しておきましょう。

アイダ設計の保証がつく条件
  • 規定の点検を5年ごとに受ける
  • 「防蟻工事」「防水工事」「構造躯体」いずれかの有償工事を継続して受ける
ローコストメーカーの場合は、長期保証を受けるには何かしら有償条件がありますね。

事務員

さらにプランによって、耐震性も変わってきますので、耐震性を重視される場合は事前に担当者に確認しておきましょう。

アイダ設計の評判・口コミ

第3位:トヨタホーム

トヨタホームのWEBの画像

トヨタホームはこんな人におすすめ
  • トヨタの車を所持している人
  • フランチャイズ店でも大丈夫な人
  • 充実したアフターサービスを受けたいと考えている人
社名トヨタホーム株式会社
設立2003年4月1日
本社所在地 名古屋市東区泉1丁目23番22号
グループ会社と工場全国に18社(販売会社)と愛知(春日井)・山梨・栃木に工場
資本金129億円
売上高(2020年)約1,600億円
従業員数(2020年)759名(連結3,381名)
公式HPトヨタホーム公式

トヨタホームの特徴

トヨタホームは、世界的自動車メーカーであるトヨタ自動車のグループ企業であるハウスメーカーです。長年の自動車製造で培った確かなノウハウを元に、住宅性能の高さを引き上げているのが特徴です。

トヨタホームの家は全館空調システムの「スマート・エアーズ」を採用しており、24時間365日快適な空間を作り出せます。耐震等級は最高ランクである「3」を記録していて、耐震性は問題ありません。

また、トヨタ自動車のグループ会社ならではの自動車給電システムである「クルマde給電」のサービスもオプションで用意されており、万が一停電があった際でもケーブルを電気自動車と繋げれば最大で4. 5日分の電力確保が可能です。

トヨタホームの評判・口コミ

第4位:富士住建

富士住建のWEBサイトの画像

富士住建で家を建てるのがおすすめの人
  • ローコストで性能の高い住宅を購入しようと検討している人
  • 生活に不可欠な要素をもれなく取り入れたい人
  • 檜の住宅を建てたい人
会社名株式会社 富士住建
本社所在地埼玉県上尾市原市1352-1
設立昭和62年10月8日
資本金4,000万円
代表者代表取締役 竹田 浩之
公式サイト富士住建公式

関東エリア、埼玉県を中心に展開しているハウスメーカーで、特にコストカットには力をいれています。

富士住建の特徴

いくつかのプランから選んでいくのではなく、完全な自由設計を低価格で実現しているのが特徴。さらにフル装備の住宅でも1000万円代から建築可能と、ローコストを実現しています。

しかしローコストといっても施工はしっかり行っています。「施工中」「施工後」に厳格な品質管理チェックとして113項目もの内容を確認しているのも特徴です。

フル装備という話ですが、どんな装備があるのでしょうか?

事務員

浜崎編集長

いくつか挙げると、「対面型のシステムキッチン」「太陽光発電」「10種類から選べる玄関ドア」「1.5坪のシステムバス」などです。
これらが標準で装備されているのですね。

事務員

ただやはり保証面については、すこし弱くなります。保証期間は10年です。アフターサービスは2年間で4回目までは無料で実施となります。しかし、3年目以降は有償となります。

富士住建の評判・口コミ

第5位:クレバリーホーム

クレバリーホームのWEBサイトの画像

クレバリーホームで住宅を建てるのがおすすめな人
  • 外壁タイルの家を建てたい人
  • 地震に対する不安が強い人
  • 手ごろな値段と高級感を両立させたい人
商号株式会社新昭和FCパートナーズ
所在地千葉県君津市東阪田4丁目3番3号
資本金101,000,000円
設立年月日2016年11月1日
代表者代表取締役 井家上 進
公式HPクレバリーホーム公式

クレバリーホームは、フランチャイズによる全国展開をしているハウスメーカーです。「高品質が生み出す住まいの価値」「将来の暮らしを見据えた暮らし」をコンセプトにしています。

長くお付き合いしていただけそうなコンセプトですね。

事務員

浜崎編集長

はい、クレバリーホームはコンセプト通り保証にも力をいれているハウスメーカーです。

クレバリーホームの特徴

将来の暮らしを謳っているだけあって保証制度や耐震設備にも力をいれているのが特徴。

  • 住宅完成保証制度
  • 30年保証
  • 瑕疵保証

フランチャイズだと、依頼した会社が倒産してしまうケースがあります。

そうした場合でも、別の会社が完成まで責任もって対応する仕組みが「住宅完成保証制度」です。

耐震性も「プレミアム・ハイブリッド構法」という独自の耐震工法を手掛けており阪神・淡路大震災の2倍以上の地震に対しても、住宅に湯寄神や損傷は見受けられないほどの強度があります。

さらに高級感のあるタイル外壁の評判も良く、デザインにもこだわりたい方におすすめのハウスメーカーです。

クレバリーホームの評判・口コミ

第6位:アイフルホーム

アイフルホームのWEBサイトの画像

アイフルホームはこんな人におすすめ
  • 価格の安さにこだわりがある人
  • マイホームを購入して子供を育てて行きたい人
社名
株式会社LIXIL住宅研究所
カンパニー名
アイフルホームカンパニー
代表者
株式会社LIXIL住宅研究所 代表取締役社長
兼 アイフルホームカンパニー プレジデント 加嶋 伸彦
設立
1984年5月
所在地
東京都江東区大島2-1-1
公式サイトアイフルホーム公式

アイフルホーム はローコストでありながら耐久性に優れている住まいづくりが人気のハウスメーカーです。「より良い家」を目指し安全設計の高い家を家を提供しています。

アイフルホームの特徴

アイフルホームの性能へのこだわりが3つの特徴に表れています。

  • 耐震構造に優れた家作り
  • 太陽光発電の導入
  • 子供目線を意識した家作り
大手ハウスメーカーのようなこだわりを感じます。

事務員

浜崎編集長

しかも、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーなどの複数の賞も受賞しているのです。

アイフルホームは、安全面や機能面を重視したい方におすすめのハウスメーカーとなります。さらに15年間の無料点検もついているのは嬉しいポイント。

注意

フランチャイズハウスメーカーのため、工事の請負は別の会社となります。フランチャイズの場合、請け負っている会社との間で「認識のズレ」が生じることも。

アイフルホームの評判・口コミ

第7位:レオハウス

レオハウスのWEBサイトの画像

社名
株式会社ヤマダホームズ
本社
群馬県高崎市栄町1番1号
設立年月日1951年6月14日
代表
代表取締役 兼 社長執行役員 松本 英樹
従業員数
単体:2,316 名 連結:2,456 名 (2021年2月末現在)
公式サイト

レオハウスは株式会社ヤマダホームズのレオハウス事業部が提供するブランドです。

ローコスト住宅を中心とした全国区のハウスメーカーではありますが、北海道や沖縄など店舗がない県もあります。

レオハウスの特徴

ローコストメーカーでありながら、顧客満足度は高く「ユーザー顧客満足度の「金額の納得感」」で1位を獲得しています。

また複数のプランや豊富なオプションも用意されており自分好みの住まいを手に入れられます。

ローコストメーカーだとオプションで、浴室やキッチン周りなどのグレードアップをしている方も多そうですね。

事務員

浜崎編集長

あまりオプションをつけすぎてしまうと結果的に高額になってしまいますから注意が必要ですよ。
なるぼと。そういう事はありそうですね。では保証や安全面についてはどうでしょうか?

事務員

浜崎編集長

レオハウスは、耐震等級について触れていないのです。耐震性については言及できません。保証面は、10年保証がついています。また有料のメンテナンスが条件となりますが、最大60年までの保証が可能です。

レオハウスの評判・口コミ

第8位:住宅情報館

住宅情報館のWEBの画像

住宅情報館はこんな人におすすめ
  • 自由設計を希望している人
  • 安価に住宅を建てたい人
  • 関東や関西で住宅を建てようとしている人

住宅情報館の特徴

住宅情報館は飯田グループホールディングスのグループ会社であり、関東や関西を中心に展開しているハウスメーカーです。セミオーダー形式で、合計で13種類ある中からお客様の間取りの要望に合わせた住宅づくりを目指します。

家づくりをしている最中は営業担当者や設計する建築士はもちろんのこと、インテリアコーディネーターが住宅内に関するアドバイスをしてくれるので、わからないことがあったとしても安心して質問できます。

小島社長

九州や仙台を除く東北、北海道、四国、北陸に関しては店舗がありませんので、関東・関西圏で新築住宅を建てる方のみに限られるのは注意が必要です。

住宅情報館の評判・口コミ

第9位:アキュラホーム

アキュラホームのWEBの画像

アキュラホームはこんな人におすすめ
  • ZEH住宅にしたい人
  • 子供の成長に合わせて間取りを変えていきたい人

アキュラホームの特徴

「アキュラホーム」は関東・東海・近畿・中国で営業しているハウスメーカーで、木造の安価な注文住宅を提供しているのが強みです。公式ホームページにもあるように「品質も価格もあきらめない」というテーマの元、高品質かつ低価格での木造住宅を提供しているのが魅力です。

また、キリンさんと暮らせるほど天井を高くしている「超空間の家S」や、リモートワーク向きの住宅として「大空間の家」などのプランを用意しており、オリジナリティ溢れるデザイン性でグッドデザイン賞を受賞しています。

アフターサポートも最長35年間の長期保証はもちろんのこと、24時間365日何かがあった際に利用できるサポートシステムを完備しているので、引き渡し後も安心して住宅を利用できます。

アキュラホームの評判・口コミ

第10位:ユニバーサルホーム

 ユニバーサルホーム のWEBサイトの画像

ユニバーサルホームはこんな人におすすめ
  • 床暖房を標準搭載したい人
  • 寒冷地に住んでいる方
会社名株式会社ユニバーサルホーム
設立1995年5月
代表取締役社長黒瀬 雄治
本社東京都中央区八丁堀二丁目7番1号 八丁堀サンケイビル5階
資本金4億9,180万円
従業員数193名(2021年3月末日)
公式サイトユニバーサルホーム公式

ユニバーサルホームは、比較的新しいハウスメーカーですが北は北海道、南は沖縄まで40もの都道府県に加盟店を抱えています

ユニバーサルホームの特徴

地面と床に隙間がなく(床下がない)、地熱床システムというものを採用しており特に1Fは全面床暖房。寒冷地でも満足できる住まいを提供しています。

また、アフターフォローも手厚いため購入者の方から満足度の高い評価も受けているのが特徴。

結局、人と人とのつながりが大切なんですよね。

事務員

浜崎編集長

ローコストメーカーを選ぶ場合、もちろん費用面で納得できるかという部分も大切ですが、安くても担当者の質が良くないと不満が高くなるのは事実ですね。

ユニバーサルホームの評判・口コミ

その他のハウスメーカー

以上全国展開をしているローコスト住宅に強いハウスメーカーを紹介しました。

しかし地域は限られますが、地方でもローコスト住宅を提供しているハウスメーカーも多くありますので紹介していきます。

なかやしき

なかやしきのWEBサイトの画像

なかやしきは北九州を中心に展開しているハウスメーカーです。

「心が豊かになる暮らしを造っていこう」というコンセプトのもと、木造建築を得意としており耐熱性、気密性や防蟻性にも力をいれています。

さらに素材やデザイン、テクノロジーにも自信をもっており高品質な家づくりを提供しています。

注意

ローコストでの建築において、プランの豊富さもあり場合によってはかなり高額となってしまう場合があるため注意が必要です。

モクハウス(MOK HOUSE)

モクハウス(MOK HOUSE)のWEBサイトの画像

モクハウス(MOK HOUSE)は埼玉県、千葉県を中心に展開しているハウスメーカーです。1000万円以下での超ローコスト住宅の建築が可能。

ローコストを実現させるためにどのような企業努力をしているのでしょうか?

事務員

浜崎編集長

人件費から設計費、広告費などコスト削減できるものは徹底的にカットしてます。

重厚感のある家づくりではありませんが、豊富なプランが用意されており、趣味を全面に打ち出した家や、屋上のある家などの要望にも応えられるのが特徴。

コスト削減によって、販売価格が抑えられており若い世代でも家を持つことが夢ではありません。しかし、高級感のある造りからは外れているため、年齢層の高い世代では、少し物足りなさを感じる場合も。

セナリオハウス

セナリオハウスのWEBサイトの画像

セナリオハウスは首都圏を中心に展開しているハウスメーカーです。

地域密着型を特徴として、きめ細かいアフターフォローを得意としています。また技術力の高い職人を揃え、定期的な研修も欠かさず行うことで高い品質を提供し、満足度の向上にも力をいれてます。

ローコストながらも豊富なラインナップを揃え、お客様の要望に応えられる家づくりを行っています。とは言え基本的には標準仕様であるため、オプションを増やしたり、上位グレードを考えると価格は上がってしまいます。

標準仕様ながらも、品質の高さやきめの細かいアフターフォローを望んでいる人向けのハウスメーカーと言えるでしょう。

西武開発

西武開発のWEBサイトの画像

西武開発は埼玉県、東京を中心に展開しているハウスメーカーです。

1500万円代といった低価格でローコスト住宅の建築が可能、またイージーオーダー式を取り入れているのが特徴です。

イージーオーダーとはなんでしょうか?

事務員

浜崎編集長

ある程度決まったものから、ご自身が好きなものを選んでいく方法です。一から考える必要がないため、時間があまりない人やイメージを持ちにくいといった人には助かりますね。

また、西武開発の住宅は追加費用なしで、「床下」をコンクリートで固め基礎を強くする工事も行っている点も注目です。

イビケン

イビケン のWEBサイトの画像

イビケンは全国各地に加盟店をもっているハウスメーカーです。

1200〜1500万円代とローコストでの規格型住宅を提供しています。しかし規格型ではあっても、ラインナップも豊富であるため満足いく家づくりが可能。

加盟店による品質のばらつきが気になります。

事務員

浜崎編集長

はい、しかしイケビンは「専用標準施工手引書」を作成し、加盟店による品質のばらつきを防いでいます。また加盟店に何かがあっても代理店を手配することで、建築が長期わたり止まってしまうのを防ぐ制度も取り入れています。

ハーバーハウス

ハーバーハウスのWEBサイトの画像

ハーバーハウスは長野県や新潟県を中心に展開しているハウスメーカーです。

1000万円代といったローコストながら、間取りやデザインのアレンジも可能。さらに長野県や新潟県といった寒冷地域に対応する断熱性にも力をいれてます。

新潟は地盤に不安があるといった話を聞いたことがあります。そのあたりは、ローコストでも大丈夫なのでしょうか?

事務員

浜崎編集長

新潟は、地盤が脆弱な地域でありますが、家を建てる前に地盤調査などもしっかり行っているので安心です。

ハウスメーカー以外の選択肢も

全国や地域に密着したローコスト住宅のハウスメーカーを紹介しました。ご自身の気になるハウスメーカーがあるかチェックしてみてください。

工務店の紹介がありませんでしたが、ローコスト住宅は工務店では対応していないのでしょうか?

事務員

浜崎編集長

いえいえ、工務店でも対応していますし、むしろローコスト対応の工務店は多いです。
工務店でローコスト住宅を建築する場合どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

事務員

【工務店でローコスト住宅を建築する場合のメリット・デメリット】

メリットデメリット
自由な設計が可能時間がかかる
費用が安い品質にばらつきがある
一から設計できる完成した家をイメージしにくい
規模が小さいため、対応が速い
(店舗によります)
倒産のリスクがある

メリットとデメリットは表裏一体です。

特に倒産のリスクを考えると、「住宅完成保証制度」の有無や完成後の保証について内容をきちんと確認しておきましょう。

住宅完成保証制度は、もし会社が倒産しても他の会社が工事を引き取り完成させてくれるというものでしたよね。

事務員

浜崎編集長

はい、一番怖いのは完成前の倒産ですので臆することなく確認しておく必要があります。

今回の記事で取り上げたハウスメーカー以外にも、工務店という選択肢もあることを覚えておきましょう。

工務店は、思っている以上に近所に多くあります。気になる工務店があれば直接お話を聞いてみるのも良いですね。

まとめ

ローコスト住宅を中心に、費用や各ハウスメーカーの特徴について解説しました。

当初ローコスト住宅と聞くと、すこしやばいのかなという気もしていました。

事務員

浜崎編集長

ローコストとは言え、1000万円を超えるものですので不安はありますよね。
しかし今回の解説を聞き、自分の場合ローコストが合っているかなと感じています。自分にあった価格と家を選ぶのが大切ですね。

事務員

ローコスト住宅は低価格で人気もあり、各ハウスメーカーは差別化を図るため、特徴のあるサービスを提供しています。そのため、価格だけで決めてしまうと「こんなはずではなかった」と思う方もおられます。

どのような分野に力をいれているのか、自分が理想としている家が手に入るのかなど様々な角度で、どのハウスメーカーに依頼するか検討する必要があります。ローコスト住宅は「建築基準法」に則って建築されており安全面でも問題はありません。

今回の記事を参考に、ローコスト住宅も視野にいれ、憧れのマイホームを手にしてください!