秀光ビルドがやばい、ひどいと言われている？評判・口コミ、坪単価を解説

この記事を書いた人

小島 優一

宅地建物取引士

宅地建物取引士、２級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険会社にてリテール業務に従事した後、2014年に不動産仲介会社であるグランドネクスト株式会社を設立。 2021年より幻冬舎ゴールドオンラインにて不動産を通じて財産を守る、増やす、残す記事を連載している。 >> 詳細はこちらから

そこで、実際の価格や評判が気になるという方向けに今回の記事では秀光ビルドの坪単価、家を建てたユーザーの口コミをご紹介します。実際に住んでみて分かったリアルな口コミなどを厳選して紹介しているので、秀光ビルドを検討する際のご参考にしてください。

秀光ビルドとは

秀光ビルドは1991年に石川県で設立され関西地方や東海地方にも進出し、今では全国に21の支店がある会社です。規格住宅、自由設計で建築サービスを行うハウスメーカーであり、ローコストでの建築を強みとしており、ローコストハウスメーカーとしてネットでも高い評価を獲得しているほどです。

コストが安いだけではなく、家族で暮らせる安全性や快適さを実現しており、ユーザーから高い満足度を獲得しています。

秀光ビルドはやばい？評判・⼝コミ

秀光ビルドは、「後悔」「やばい」「最悪」「ひどい」などのネガティブな声も耳にしたりもしますが、実際はどうなのでしょうか。良い評判と悪い評判をそれぞれみていきましょう。

【良い評判】

地震の揺れが軽減した

昨年秀光ビルドで建てました。冬は暖かいですし、2階はどうしても熱気がたまりますが夏は比較的涼しいです。
外壁はには光セラ、屋根は鶴弥や陶器瓦、水まわりはハイクオリティにグレードアップ、制震システムのSKダンパー、などを選んでもいちばん安くてとてもしっかりとした注文住宅を建てられとても満足しています。
先日の震度5強の地震の時も2階にいましたが、震度2程度かなと思うくらい揺れませんでした。どうやらSKダンパーの威力が発揮されたようです。
現場の職人さんもベテランの方ばかりで、いつも安心して見ていました。

引用：e戸建て

実際に住んでみて耐震性能に満足したという口コミです。予算に余裕がある場合は導入を検討するといいかもしれません。

良い評判③：四国では有名

四国は有名なパワービルダーでいうと、秀光ビルドかな。

賃貸併用住宅ならこんな感じ。

ちゃんと土地見つけられれば、採算合いそう。 https://t.co/RhstDIb6W9 pic.twitter.com/0FsJMTnCx9

— いたずらピーナッツ@愛媛大家の会 (@itazurapeanuts) May 28, 2020

秀光ビルドは四国でも有名で、価格の安さや性能の高さだけではなく、職人の質が高いのも魅力です。技術が優れているだけではなく、検査なども細かく確認を行ってくれるため安心して建築を任せることができます。

また、断熱性に優れていることからも、季節問わず快適に過ごせるのも秀光ビルドの強みです。家の中の温度は体調にも大きく関わってくる要素なので、体調管理まで十分に行いたいという家庭にとってメリットに繋がります。

【悪い評判】

悪い評判①：欠陥報道があった

秀光ビルドは噂通りやっぱあかんわな

欠陥報道はもちろん、断熱、品質、耐震性全てが最悪らしい
そもそも値段安すぎて怪しいわ

— かな (@kana_cinnamon) December 14, 2020

秀光ビルドは2017年に週刊文春で「欠陥住宅」と写真画像付きで報じられました。現場では、単価が安いため優秀な大工を確保できずにクレームが絶えず、裁判になる前に補償金を支払ったりすることもあったそうです。

しかし報道後、秀光ビルドは第三者機関による複数回に渡る中間検査を導入し品質管理を徹底して行い、クレームのあった大工は二度と採用しないなど改善策を発表しています。この事案で欠陥住宅で倒壊、裁判といった情報は確認できませんでした。

悪い評判②：営業の態度がひどい？

秀光ビルドはダメ
直ぐ傍なのに工期前の挨拶も来ず工事で道路を塞いだり、
嫁さんと見学会に行くと、態度の悪い営業マンがいて、最初にそこの新築の家の人ですって言ったのに、受付の途中で急に面倒臭そうに施主さんの意向で購入予定の人しかダメですと言いだして追い返される。
続く…#秀光ビルド

— とろべや (@torobeya) May 15, 2022

悪い評判③：アフターサービスが良くないと感じた

秀光ビルドのアフターサービスはマジで最低最悪やから覚悟して家建てた方がいい#秀光ビルド

— ゆ (@chojiyujin) September 11, 2018

良い評判もあれば、悪い評判も一部あります。拠点が各地にあり、どこのメーカーでも対応の当たり外れはあります。秀光ビルドはローコスト住宅のハウスメーカーとして着工数を伸ばしている実力派のハウスメーカーで販売実績が多いこともあり、様々な意見が寄せられています。担当する営業の方との相性もあるので、もし気付いた点があれば早めに相談することをおすすめします。

秀光ビルドの坪単価・商品ラインナップ

坪単価の相場はいくら？

秀光ビルドの坪単価は約30～55万円となっており、実際にローコスト帯のハウスメーカ―であることがわかります。建築資材や設備はベーシック且つ品質が高いものを厳選しつつも価格を削減するために一括仕入れが行われ、規格住宅はコストを削減する工夫が凝らされています。
建築費以外にも、諸経費やオプションを追加する場合はオプション代も発生するので、見積もり時には細かい費用まで算出してもらうことが大切です。

秀光ビルドは価格の安さだけではなく高い耐震性と気密性があるので、コスパを重視して家を建てたいという方におすすめです。

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商品ラインナップごとの坪単価

【ラインナップごとの価格表】

SL-J [規格住宅]：坪単価30万円～

出典：SLシリーズ

SL-Jの坪単価は30万円/坪以上が予想されます。規格住宅となっており、平屋から2階建てまで対応していて、暮らしに合わせて選べる100種類のプランを用意しています。バリアフリー化や優れた断熱性能など、子供から高齢者まで快適な生活を提供します。

さらに、SL-Jは、秀光ビルドの商品の中で最も価格が安いのが特徴です。価格は地域の坪単価に応じて異なりますが、登記費用など諸費用を含めても、1,043万円（税込）から購入できる手頃な価格帯が魅力的です。

UL-J [自由設計]：坪単価35万円～

出典：UL-Jシリーズ

UL-Jの坪単価は35万円/坪以上が予想されます。自由設計に対応しており、自分の理想を間取りに反映することが可能です。人気の吹抜けやパントリー、スキップフロアの広々としたLDKなど理想を盛り込んだプランを叶えることができ、自由度が高いです。平屋から3階建てまで対応しています。

外観には耐久性と高級感を兼ね備えつつ、風や地震に対する頑丈さや防水性を備えた防災瓦が採用されており、格式ある外観と上品さを楽しむことができます。外壁には、雨で汚れを自然に洗い流してくれる親水コーティングが施され、お手入れが簡単です。

また、価格は税込で1,105万円から始まり、驚くほど手ごろな価格で提供されており、コストパフォーマンスにも優れています。

平屋の坪単価：坪単価55万円～

出典：アウトドアリビングがある平屋

平屋の坪単価は55万円/坪以上が予想されます。家事動線を意識したレイアウトや設備の配置によって、使い勝手や機能面を高めています。さらに特徴的なのが「アウトドアリビング」で、室内と外をつなぐ屋根付きの空間なので、実用性が高いです。雨の日でも洗濯物を干せたり、バーベキューを楽しんだりと、さまざまな使い道があります。価格は税込みで988万円から提供されています。

秀光ビルドはどのようなハウスメーカーなのか？

秀光ビルドは価格が安く、性能も高い建築を心がけていますが、同じくらい大切にしているのが安心へのこだわりです。家を建築する際に自社検査と第三者検査を合わせ、計10回の検査を行ってくれるため安心して住むことができます。

施工中は施工状態や工事進捗をいつでもWebで確認できるサービスもあり、足を運ばずとも自分たちで状況を見守れるようになっています。また、安心の10年保証も標準で付いているので家族で住む場合などでも安心して暮らすことが可能です。

秀光ビルドで建築する際の流れ

秀光ビルドで建築する際の大まかな流れとしては下記の通りです。

特に重要なのが「お問い合わせ・相談」の段階で、この部分で悩んでいる部分を聞く必要があります。どれくらいの値段がかかるのか、自分たちのイメージは実現できるのかなど細かい部分まで確認して検討材料にすることが大切です。

家を建てる際は他社とも比較検討することがあるため、自分たちが欲しい情報は「お問い合わせ・相談」の段階で全て聞き出すことがおすすめです。

秀光ビルドで家を建てるメリット

秀光ビルドでは家を建てる際のメリットとして下記の4つが挙げられます。

最高級の耐震等級で地震の際も安心

出典：秀光ビルド

秀光ビルドは建築基準法の1.5倍である耐震等級3を誇っており、非常に高い耐震性があることがわかります。SKダンパーという設備を導入していることから、地震のパワーを大きく抑えることが可能です。

SKダンパーは阪神大震災、熊本地震レベルを計10回加振しても無傷という実績を誇っており、高い信頼性があります。耐震だけではなく、制震機能が備わっていることから地震に強い家を建てたいという方に最適です。

高断熱・高気密でどの季節も過ごしやすい

秀光ビルドでは発泡ウレタン吹付断熱材、断熱サッシであるSAMOSⅡ-Hを導入しています。いずれも非常に性能の高い設備となっており、高気密・高断熱住宅を実現し住みやすい環境の構築が可能です。

各部屋の温度差がほとんどなくなり、家の中での温度に関するストレスを軽減することに繋がります。急激な温度変化なども防げるので、お子様や高齢者の方にとっても安心です。冷暖房を強くかける必要もなくなるため省エネを気にする方にもおすすめです。

省エネ住宅となっており、月々のコストを抑えられる

秀光ビルドは省エネ性が高いことからBELSによって「☆☆☆☆☆認定」を受けています。BELSは「建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針」の下、建築物において、第三者機関が省エネルギー性能を評価し認定する制度なので信頼性も高いです。

省エネ性が高く、月々のランニングコストを抑えられるため、お得な形で暮らしていきたいという家庭に最適です。

豊富な施工事例を参考にできる

秀光ビルドでは公式HPに豊富な施工事例が写真付きで用意されています。施工事例を確認することで家を建てる相談をする際の資料として使える上に、デザインなどを考える際にも便利です。

出典：秀光ビルド

こちらの施工事例では広々としたLDKがあり、黒と白を基調にした高級感に溢れるデザインとなっています。ただデザインが良いだけではなく、収納スペースなども考えられているため実用性が高いのもポイントです。

秀光ビルドではこのように多くの優れた施工事例があるため、積極的に参考にすることがおすすめです。

秀光ビルドに関する注意点

秀光ビルドはコスパに優れており、レベルの高いハウスメーカーとなっていますがいくつか注意点も存在します。

本格的に検討する場合は対面で相談する

秀光ビルドではビデオ通話を用いたオンライン相談が可能になっています。自宅にいながら相談できるので、時間に余裕がないという方にとって最適です。ZOOMを使って無料で相談できるのもメリットです。

ただ、本格的に検討する場合は、実際に店舗に足を運んで営業担当と話すことをおすすめします。

オプションまで依頼する場合は料金を確認する

秀光ビルドではオプション設備まで付けることでさらに便利になります。ただ、もちろんオプションを追加すればするほど料金が発生します。ローコスト帯のハウスメーカーとはいえ、オプションを多く追加すれば想定していた予算よりも多くかかってしまうでしょう。

予算をオーバーしないためにも、見積もり時にはオプションやその他の諸費用まで細かく算出してもらい、他社と比較検討を行うことが大切です。

秀光ビルドでは以前このようなキャンペーンが行われていた

出典：秀光ビルド

秀光ビルドでは2021年2月1日〜2021年2月28日の間で、30周年記念キャンペーンを開催していました。期間内に成約することでエアコン、水回り設備のグレードアップ、カーテンなどの豪華特典の中から1つ選べるというキャンペーンでした。

上記はすでに終了しているキャンペーンですが、2023年現在も店舗によっては特別なキャンペーンを行っているみたいなので、秀光ビルドでの建築を考えているという方は、ぜひ公式サイトのお知らせをチェックしてみてください。

まとめ

今回の記事では秀光ビルドの坪単価、実際に家を建てたユーザーの口コミなど多くのお役立ち情報をご紹介しました。いずれも秀光ビルドを検討する際に重要なポイントとなっており、他社との比較検討の際にも便利な内容です。

秀光ビルドはコスパの良さだけではなく、信頼性やアフターサポートも優れているハウスメーカーです。施工事例も豊富にあるので、本格的に検討する際はチェックしてみてください。