- 古いお風呂・ユニットバスをおしゃれにする方法は?賃貸でも可能?
- 賃貸のお風呂・ユニットバスをDIYすることは可能?
- 賃貸のお風呂・ユニットバスをDIYする際の注意点
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古い持ち家・賃貸のお風呂を少しでもおしゃれに、見栄えのいい空間にして、友人が遊びに来た時でも気持ちよくお風呂に入ってもらいたい。
または、浴室の床のタイルだけ交換したい、壁が汚れてきたので張り替えたい、浴槽の汚れが取れなくて交換したいといった声をよく聞きます。
持ち家の場合は「浴槽のリフォームを行いきれいにしよう!」と考えます。しかし費用を確認すると、相場で50~150万円前後の価格帯が大半を占めており高額。少しの費用でユニットバスをおしゃれにしたい、なんていうのは無理な話なのでしょうか?
事務員
浜崎編集長
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浜崎編集長
そのため部分交換は、各パーツを分解する作業が発生します。ここは素人ではできない作業と思ってください。
ユニットバスは、床や壁のパーツ、浴槽が一体となっており、一部分だけの交換はできません。しかし、床や壁に新しいシートを張ったり、浴槽を塗装したりといったDIYは可能です。
今回の記事では、DIYができる浴室の場所からDIYの方法や費用について解説していきます。お金をかけずに、DIYで新しい状態にしたいといったマンションオーナーや、自宅の浴室を低予算でおしゃれにしたいといった家主の方に、参考にしていただきたい記事となっています。
さらに賃貸向けのユニットパスのおしゃれアレンジを5つ紹介していますので、賃貸でもあきらめる必要はありません!ぜひ参考にしてください。
賃貸の古いお風呂・ユニットバスをDIYでおしゃれにする方法
ここからは、賃貸で古いお風呂場やユニットパスをDIYで見違えるおしゃれなものにしていく方法についてみていきます。
賃貸のおもに3点ユニットバスといわれている、いわゆる浴室に「洗面台・トイレ・浴室」があるタイプを中心に解説します。3点ユニットバスは人気がないと思われていますが、簡単にきれいに見える実例を紹介します!
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浜崎編集長
- 洗い場がない
- 目の前に便器がある
- トイレットペーパーが濡れてしまうことも
- 友達がトイレを利用した際、お風呂場も見られて恥ずかしい
- トイレが使いづらい
また最近では、自宅でサロンをやっている人も増えているじゃないですか。お客様がトイレを利用したい場合に、おしゃれな部屋とはうってかわってトイレが殺風景だとイメージがダウンしちゃいますよね!
事務員
浜崎編集長
サロンを開業しているトイレの例。タンクの上を上手に使っています
3点ユニットバスの場合、収納スペースは限られているため、タンクの上をどう活用していくかが、おしゃれに見せるポイントです
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100均のインテリアシートを活用した例。3,000円ほどでこんなにおしゃれになるのです
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こちらは、ニトリのトイレマットで統一感を出しています
タンクも上手に見せる収納にしています。
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2年半も住んでいるとこんなにもおしゃれな空間になるのですね
飾り棚をつけられる物件なら、こんな感じのトイレホルダーも素敵です
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こうした実例の他にも、壁紙を貼ったりなどして楽しんでいる方もおられます。3点ユニットバスだかといって、あきらめずに工夫次第でおしゃれ空間に生まれ変わります。
素人ができる賃貸のお風呂・ユニットバスのDIY
ユニットバスのDIYは、素人ができる部分とできない部分があります。今回の内容は素人ができる浴室DIYの説明になります。これらは素人でも実施できる浴室DIYです。
DIYで行える場所と概要
ポイント | 部品の費用(DIY) | 作業難易度 | |
シャワーヘッドの交換 | アダプターを利用することでほとんどのシャワーヘッドは交換可能 | 数千円~3万円 | 低め |
鏡の交換 | 取り外しの際、接着面を外すコツがいる | ・半身が映るサイズで2,500円~ ・全身が映るサイズだと1万円~ | 低め |
水栓の交換 | 手順は多いが簡単に交換可能 | 1~3万円前後 | 普通 |
浴槽の色替え・塗装 | ・乾燥を含め数日かかる ・手順をしっかり行えば簡単にできる | 2~3万円前後 | 普通 |
壁へのシート貼り | ・シートを綺麗に張るためには難易度高め ・下地処理や事前準備で手を抜かないこと | 40cm×200cmで5,000円前後 | 高め |
床へのシート貼り | ・シートを綺麗に張るためには難易度高め ・下地処理や事前準備で手を抜かないこと | 182cm×10cmの単位で700~1,500円 | 高め |
事務員
浜崎編集長
それでは各詳細を解説していきます。
シャワーヘッドの交換
シャワーヘッドは壊れたら交換!と思っている人も多いですが、5年ほど経過したら見えないところで経年劣化が進んでいるため交換しましょう。
事務員
浜崎編集長
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◎必要なもの
- 新しいシャワーヘッド
- ゴム手袋かプライヤー(シャワーヘッド取り外し時の滑り止め用)
◎交換方法(手順)
ゴム手袋を使用し、すべらないよう注意しながら外してみましょう
◎費用相場(道具費用は除く)
数千円から、3万円近いものまでピンキリです。なかには5万円近いものもあります。
◎参考動画
鏡の交換
鏡の交換は素人でも行いやすく、短時間で実施できます。
- 新しい鏡
- PPバンド、ピアノ線(鏡の取り外し用)
- のり剥がしクリーナー、スクレイパー(鏡の取り外し後の清掃用)
◎交換方法(手順)
- 鏡が取り付けられている上部の金具を押し上げると外しやすい
- 鏡は背面が両面テープなどで固定されているため、PPバンド、ピアノ線を鏡の背面にすべりこませのこぎりのように左右に引っ張る。これを繰り返すことで両面テープからはがせる
※PPバンドではがせなければピアノ線を使用する。
(ミラーマットとは、両面テープのようなもの)
◎費用相場(道具費用は除く)
耐食性や耐錆性に優れた鏡(浴室用鏡)を利用します。大きさも種類も豊富にあります。
半身が映るサイズで2,500円~、全身が映るサイズだと1万円~が中心となります。
◎参考動画
水栓の交換
水栓の交換は、失敗すると水漏れがおきてしまいますが、手順通り実施していけば難しいことはありません。
事務員
浜崎編集長
- 新しい水栓
- シールテープ(水栓と壁の間からの水もれ対策用)
- モンキーレンチ(水栓の取り外し用)
- 歯ブラシ(給水管の中の清掃)
- タオル
◎交換方法(手順)
◎費用相場(道具費用は除く)
水栓の費用は1~3万円ほど。ちなみに水栓は、一般地用と寒冷地用があります。
- 寒冷地 北海道・東北・信越地方
- 一般地 上記以外
ご自身の住んでいる場所に応じた製品購入をしてください。
◎参考動画
【水回り】シールテープが漏れなくなる正しい巻き方【DIY初心者】
浴槽の色替え・塗装
浴槽の色替え・塗装についてもDIYで可能です。ただしすべての浴槽が塗装できるわけではなく、 ポリバス、ホーローバス、ステンレスバスを中心に対応可能となります。
作業難易度は高めですが、丁寧に日にちをかけて行えば素人でもできる内容。
注意事項として、塗装作業は、施工前の下処理がとても大切なため下処理をしっかり行わないと、塗装剥がれなどが発生します。下処理で手を抜かないよう頑張っていきましょう。
事務員
浜崎編集長
浴槽の色替え・塗装は、2~3日程度日数がかかります。塗装作業の間は、浴室が使えなくなるので、作業予定日を決めて近くの銭湯なども探しておきましょう。
塗装には換気も注意してください。浴室の窓をあけることと、塗装用のマスクも必須です。
- 下地処理洗剤
- アンダーコート剤
- トップコート剤
- 刷毛
- スポンジタイプのヤスリ
- マスキングテープ
- ウエス
- ローラー
- 塗装用防毒マスク
- 手袋
◎塗装方法(手順)
◎費用相場
浴槽の塗装キットが販売されており、相場は2~3万円程度。
中には、必要な道具もセットになっている商品もあります。(少し価格は上がります)
壁へのシート貼り
浴槽の壁シートは、空気が入ってしまったり、綺麗に貼れない場合があります。
作業は少しずつ行い、綺麗に貼れなかったら、貼り直しを繰り返し行ってください。またシワが出来てしまったら、ドライヤーで暖めるとシワが伸びますのでお試しください。
- 新しい壁シート
- スキージー(床シートの空気抜き)
- プライマー(シートと下地の接着剤)
- ドライヤー(必要に応じ)
◎交換方法(手順)
- うまく貼れなければ、貼り直しをしながら貼っていく
- シワになってしまったらドライヤーで熱を加え伸ばす
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浜崎編集長
◎費用相場(道具費用は除く)
40cm×200cmで 5,000円程度を目安としておきましょう。
◎参考動画
床へのシート貼り
床へのシート貼りは、作業自体簡単そうに思えるかもしれません。しかし失敗すると、下地の床を傷めてしまう場合があります。
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浜崎編集長
これが、うまくできておらず、使用しているうちに水が入りこんでしまったため、シート下の床がカビの温床となり傷んでしまうケースがあります。
そのため、シートと床の隙間ができないようしっかり接着させることが大切です。
- 新しい床シート
- ヘラ
- コーキング
- コーキングガン
◎交換方法(手順)
◎費用相場(道具費用は除く)
182cm×10cmの単位で700~1,500円。
◎参考動画
古いお風呂・ユニットバスをDIYする際の注意点
素人でも簡単に行える浴室のDIY。しかし「浴室の修繕」が必要な場合は、話が違ってきます。
経年劣化でヒビが入っていたりしていたら、自身でDIYを行うのではなく、専門業者に確認して頂いた上で実施してください。
浴室は、防水処理に失敗してはダメな場所です。
ヒビが入っていたら、どんなにきれいに施工できても、ヒビの入っている箇所から水漏れが発生したり、あらためて 専門業者に修繕依頼を行うことになったりと手間がかかります。
また「修繕」が必要なく、自身でDIYできる場合、下地処理で手を抜かないようにしましょう。浴室DIYの失敗原因は、下地処理の手抜きです。下地処理をしっかり行わないと数年でやり直すことになってしまいます。
事務員
浜崎編集長
ユニットバス全体の交換は業者に頼むべき
事務員
浜崎編集長
しかし、冒頭でも説明したとおり、ユニットバスの交換となると、各パーツがセットになって販売されており、分解して作業する必要があります。
ユニットバスの交換には、電気工事なども行う必要があるため、素人では実施できません。
電気工事は、電気工事士の資格をもっていないと施工してはいけないことになっています。配管、排水工事など大掛かりな内容も関わってくるため、ユニットバス全体の交換を希望する場合は、専門業者に依頼しましょう。
事務員
浜崎編集長
まとめ
素人が浴室DIYを出来る範囲と手順を中心に解説しました。
DIYで行える場所と概要
ポイント | 部品の費用(DIY) | 作業難易度 | |
シャワーヘッドの交換 | アダプターを利用することでほとんどのシャワーヘッドは交換可能 | 数千円~3万円 | 低め |
鏡の交換 | 取り外しの際、接着面を外すコツがいる | ・半身が映るサイズで2,500円~ ・全身が映るサイズだと1万円~ | 低め |
水栓の交換 | 手順は多いが簡単に交換可能 | 1~3万円前後 | 普通 |
浴槽の色替え・塗装 | ・乾燥を含め数日かかる ・手順をしっかり行えば簡単にできる | 2~3万円前後 | 普通 |
壁へのシート貼り | ・シートを綺麗に張るためには難易度高め ・下地処理や事前準備で手を抜かないこと | 40cm×200cmで5,000円前後 | 高め |
床へのシート貼り | ・シートを綺麗に張るためには難易度高め ・下地処理や事前準備で手を抜かないこと | 182cm×10cmの単位で700~1,500円 | 高め |
長年住んでいると、どうしてもユニットバスは劣化していきます。とは言え、まだまだ使用できる状態なので高額なユニットバス交換はしたくないもの。
またアパートなどを貸出ししている場合、次の借主のためにもきれいな状態にしておきたいですよね。DIYなら、あまり費用もかからず、素人でも実施できるためおすすめの方法になります。
ユニットバスの場合、壁や床、浴槽の交換ができないのでシート張りや塗装が中心となってしまいますが、古くなってきた程度ならDIYで十分です。
DIYなら、低価格でユニットバスをおしゃれ空間にできます。
また何度もお伝えしている通り、ユニットバスのような水回りは下処理がとても大切です。下処理をしっかり行いDIYを成功させましょう!
もし修復が必要な場合や自分で判断できない場合は、専門業者に依頼するようにしてください。