品川区で注文住宅を検討するなら、評判の高いおすすめハウスメーカーに相談するべき理由

この記事を書いた人

小島 優一

宅地建物取引士

宅地建物取引士、２級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険会社にてリテール業務に従事した後、2014年に不動産仲介会社であるグランドネクスト株式会社を設立。 2021年より幻冬舎ゴールドオンラインにて不動産を通じて財産を守る、増やす、残す記事を連載している。 >> 詳細はこちらから

「マイホームを建てたいけど、ハウスメーカーはたくさんあってどうやって選べばいいか分からない」

「品川区で注文住宅を建てたいけど、相場がどのくらいか分からない」

こんな悩みを解決するために、この記事では、品川区で注文住宅を建てる場合の平均坪単価やおすすめの工務店、実際に注文住宅を建てる時の流れなどを詳しく解説します。

品川区の特徴と平均坪単価

品川区の地域の特徴と、平均坪単価、土地代をご紹介します。

品川区のエリア特徴

品川区は東京都23区の南に位置している特別区です。品川区は西側の台地と東側の埋立地に挟まれています。

比較的治安も良く、積極的な子育て支援も進んでおり、注文住宅を建てる人から人気のエリアの一つです。

高級住宅街、工業地帯、オフィス街、商業施設、昔ながらの面影が残る商店街などさまざま表情を持っているのが品川区の特徴です。

品川区の平均坪単価

品川区の2021年12月時点での土地代平均は100万2347円/㎡、坪単価平均は331万3546円/坪です。

東京23区の土地代平均は159万7975円/㎡で、坪単価平均は528万2562円/坪なので、品川区の平均坪単価は東京23区の約0.6倍の価格です。

全国の土地代平均は14万8801円/㎡で、坪単価平均は49万1905円/坪なので、品川区の平均坪単価は全国の約6倍の価格です。

品川区の平均坪単価は、東京23区の中では比較的安価なエリアですが、全国と比べると非常に高価なエリアであることが分かります。

品川区の注文住宅相場

品川区の平均坪単価を331万3546円で考えると、20坪で約6,620万円、35坪で約1億1,585万円、50坪で約1億6,550万円です。

注文住宅を建てる場合は、上記の坪価格に建物本体の価格やその他の諸費用が上乗せされます。

品川区で注文住宅を建てるなら、おすすめの工務店10選

品川区で注文住宅を建てる際に、おすすめの工務店・ハウスメーカーを10ご紹介します。

クレバリーホーム

出典：クレバリーホーム

クレバリーホームは、低価格かつ高機能的な家づくりが実現できるのが特徴で、全国にフランチャイズを展開しているため地域に合った柔軟性も魅力的です。

クレバリーホームの住宅は、基本的に「木造軸組在来工法」を採用していますが、耐震性をより重視したい方には強度が木造軸組在来工法の3倍以上もある「ストロング・ポスト・グリッド（SPG）モノコック構造」も提供しています。

ハウステックス

出典：ハウステックス

ハウステックスは小金井・武蔵野・杉並エリアを中心に営業しているハウスメーカーですが、品川区も対象エリアに入っています。

完全自由設計が可能で、一級建築士と何度でも打合せができる特徴があります。

設計はもちろん建物の構造もいくつかの工法から選択できます。

ハウステックスはデザイン性の高い家づくりも強みの一つで、注文住宅はすべて総額で見積もりを提示されるので、後から予算外の費用がかかる心配がありません。

ひのき乃工房　ムクヤホーム

出典：ひのき乃工房　ムクヤホーム

ひのき乃工房ムクヤホームは、東京都内を中心に家づくりをしている工務店です。

桧の無垢材を家の中で一番重要な土台と柱に使用することにこだわりを持っていて、ひのき乃工房ムクヤホームの大きな特徴です。

桧は湿気やシロアリにとても強い自然の力を持った材質であるため、桧を使用することで住宅の寿命を延ばしてくれます。

積水ハウス

出典：積水ハウス

積水ハウスの特徴は、耐震性の高いハイグレードな住宅を提供している点です。

積水ハウスの住宅には地震動エネルギー吸収システム「シーカス」が導入され、震度7の大きな地震が起きても倒壊を防ぐ働きをします。

商品展開も豊富なので、住宅のコンセプトや予算に合わせてカスタマイズが可能です。

パナソニック ホームズ

出典：パナソニックホームズ

パナソニック ホームズは、さまざまなニーズに対して柔軟に対応してくれるハウスメーカーです。

できるだけ手の届きやすいリーズナブルな価格にこだわっていて、商品ラインナップも豊富です。

アキュラホーム

出典：アキュラホーム

アキュラホームは、ローコストにこだわっている点が特徴のハウスメーカーです。

近年ではローコストを売りにしているハウスメーカーは多くありますが、その先駆けとなったのがアキュラホームです。

7年連続でグッドデザイン賞を受賞した経歴も持ち、コストとデザインに強みも持っています。

一条工務店

出典：一条工務店

一条工務店は、耐震性を重視した家づくりが特徴のハウスメーカーです。

元々地震が多い東海エリアで住宅販売をしていたハウスメーカーであるため、免震構造に力を入れ平成10年には独自の免震システムを発表しています。

水害対策にも注力していて、災害に強いマイホームづくりが実現できます。

タイホウ建設

出典：タイホウ建設

タイホウ建設は、地震に強いSE工法の家を建てられることが大きな特徴の工務店です。

木造と鉄骨造の利点を合わせ持つSE工法では、強い耐震性と自由度の高い設計が実現できます。震度7の地震でも倒壊しません。

これによってタイホウ建設では「SE住宅性能保証制度」を利用できるので長期的な保証が受けられることもメリットです。

株式会社トライアングル

出典：株式会社トライアングル

株式会社トライアングルは、シンプルなデザインからおしゃれなデザインまで幅広い住宅の建設に対応している点が特徴の工務店です。

住宅街に馴染みやすいシンプルなデザインの家から、デザイン性が高く目立つような家まで建設できます。

フォーライフ

出典：フォーライフ

フォーライフは、注文住宅を狭小地で建てたい場合や予算が限られている場合でもデザイン性の高い家づくりができることが特徴です。

フォーライフの注文住宅は型を3種類準備していて、ローコストながら耐震性や耐久性も必要な基準をクリアしている住宅を提供しています。

限られた予算で満足できるマイホームづくりを実現したい方は、フォーライフに相談してみることをおすすめします。

品川区の注文住宅 相談から完成までの流れ

注文住宅を購入してから完成まではどのような流れで進んでいくのか、基本的な流れをご紹介します。

情報収集・予算決め（1〜3ヶ月）

まず注文住宅を購入することが決まったら、情報収集と予算を決める必要があります。

ハウスメーカーや土地によって金額も大きく異なります。

ハウスメーカー選び・土地探し・住宅ローン事前申請（3〜6ヶ月）

ハウスメーカー選びは、注文住宅の購入でとても大事な部分です。ハウスメーカーによって、予算やデザインが異なるので、自分の理想のマイホームを建てるためにはハウスメーカーを慎重に選ぶ必要があります。

ハウスメーカーの資料を一括で請求できる住宅情報サイトがあるので、それらを利用していくつかのハウスメーカーを比較できます。

また、ハウスメーカーによって施工できる範囲が異なるため、どこに住みたいか土地を探すことも欠かせません。

住宅ローンの申請も、ハウスメーカーや土地選びと並行して進める必要があります。

ハウスメーカーと予算についてもしっかり相談し見積もりを把握しておくことで、施工前に予算面で妥協することを避けられます。

住宅ローンを組むためには、まず住宅ローンの事前審査（仮審査）に通ることが必要です。

住宅ローンを組みたい場合は、事前審査に申し込みます。事前審査は比較的簡単でかかる時間は少ないです。

契約・住宅ローン本申請（2〜6ヶ月）

住宅ローンの事前審査に通過したら、正式な申し込み手続きを行って住宅ローンの本審査に進みます。本審査に通過した時点で、正式に住宅ローンの契約ができます。

住宅ローンの本審査通過後に、住宅購入の契約ができます。

住宅ローンの審査は手間がかかることもありますが、マイホームを実現するために手を抜かずに準備することが大切です。

建築工事（3〜6ヶ月）

建てる家について決定した後、正式な見積もりやスケジュールを確認して工事の契約締結に進みます。

工事の契約が結ばれると、ハウスメーカーによる建築が始まります。

完成・引っ越し（1ヶ月）

多くの場合、引き渡しの約1ヶ月後には家が完成状態に近づきます。

実際に完成した家の中に入り自分の目で確認して、立ち会いや完了検査などを行います。

これらの工程が済んだら、登記による物件の譲渡に入ります。

譲渡が完了すれば、完成した家は自分たちの所有物となります。マイホームでの生活に向けて引っ越し作業を進めていきます。

まとめ

今回は、品川区で注文住宅を検討する際におすすめの評判の高いハウスメーカーや工務店、品川区の特徴や平均坪単価をご紹介しました。

理想のマイホームを建てるためには、ハウスメーカー・工務店選びは欠かせません。

それぞれのハウスメーカーや工務店の特徴を理解することが、自分の好みや予算に応じた注文住宅づくりの実現に大切なポイントです。