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住信SBIネット銀行の住宅ローン完全ガイド!金利や商品概要、審査から融資実行日までの流れを解説

この記事のざっくりしたポイント
  1. 業界最低水準を誇る低金利であり、保障も非常に手厚い
  2. 融資手数料は高く、審査期間も長めで保障内容の適用条件もかなり厳しめ
  3. 自分にはどのプランがあっているのか・あっていないのかを現状の収入や家族構成、年齢から考えていくことをおすすめ

「住信SBIネット銀行の住宅ローンの金利ってどのくらいの利率なんだろう?」

「住信SBIネット銀行の住宅ローンの商品概要を知りたい」

「住信SBIネット銀行の住宅ローンの特典ってどんなサービスがあるのかな?」

上記のように思われている方も多いですよね!住信SBIネット銀行の住宅ローンは、金利の低さや保障内容の充実ぶりで人気となっています。今回は以下について解説します。

住信SBIネット銀行の住宅ローンで解説する内容
  1. 住信SBIネット銀行の住宅ローンの商品概要
  2. 住信SBIネット銀行の住宅ローンを使う場合のメリット・デメリット
  3. 住信SBIネット銀行の住宅ローンの審査から融資までの流れ
  4. 住信SBIネット銀行の住宅ローンをおすすめできる・できない人

住宅ローンの比較検討をしている方や、これから家を購入しようと考えている方向けへの記事なのでぜひ参考にしてください!

住信SBIネット銀行の住宅ローンとは

住信SBIネット銀行 のHPより引用
項目内容
借入
可能額
500万円~1億円
返済方式「元利均等返済方式」
「元金均等返済方式」のいずれかを選ぶ
事務
手数料
借入金額の2.2%
保証料不要
繰上返済
手数料
一部繰上返済:無料
全額繰上返済:変動金利の場合は無料       固定金利の場合は33,000円(税込)
条件変更
手数料
5,500円(税込)
対象年齢借入時:満20歳以上~満65歳以下 
完済時:満80歳まで
審査から
融資までの期間
1か月程度

住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同で出資をするインターネット銀行です。インターネット上で普通の銀行と同じように口座開設や、各種預金、通帳の確認、振込などのサービスを行っています。住宅ローンの貸し付けも行っており、金利の低さや充実の保障内容が評価されています。

住信SBIネット銀行の住宅ローンには3つの商品概要

住信SBIネット銀行の住宅ローンの商品は3種類あります。具体的には以下の3つです。

住信SBIネット銀行の住宅ローンの商品
  1. ネット専用住宅ローン
  2. ミスター住宅ローンREAL
  3. フラット35

それぞれどのような違いがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

ネット専用住宅ローン

 変動金利固定金利20年
新規借入れ0.41%1.38%
借換え0.398%1.38%

※金利は2020年9月1日時点でのものです。

ネット専用住宅ローンはインターネットからの申し込みで完結できるプランです。住宅ローンに付帯してくる保障内容が充実しているのみならず、通常の銀行だと必要な保証料や、一部返済時の手数料、返済口座への自動送金の手数料が0円となっておりネット銀行の特性を生かしたプランとなっています。

プランの金利の低さ、保障内容の充実ぶりや手数料等もかからないため人気が高く、2020年7月版の価格ドットコムの人気住宅ローンランキングの変動金利部門で1位をとっています。

ミスター住宅ローンREAL

 変動金利固定金利20年
新規借入れ0.41%1.38%
借換え0.398%1.38%

※金利は2020年9月1日時点でのものです。

ミスター住宅ローンREALは、対面での相談が可能なプランです。住宅ローンの知識がないため相談をしながらプランを決めていきたいなどの人におすすめです。対面営業がないネット銀行ながら専用のスタッフが平日・土日問わず店舗対応をしてくれます。

肝心の金利や保障内容についてですが、先ほど解説をしたネット専用住宅ローンと金利に関しては同一の金利です。またネット専用住宅ローンにはない交通事故傷害補償という保険もあり、契約者の方に何かあった場合に全般的に対応できるプランとなっています。

フラット35

 金利引下げ期間金利引下げ期間終了後
保証型0.41%1.38%
買取型1.00%1.25%

※金利は2020年9月1日時点でのものです。

 

フラット35って何?

 
 

フラット35とは、住宅金融支援機構と金融機関が共同で提供をしている長期固定金利の住宅ローンです。ローンを組んだ際に借入金利・返済額が確定をするので、返済計画を練りやすいのがメリットです。さらに保証金が無料で、団体信用生命保険への加入が任意なのも、通常の住宅ローンプランとは異なる点です。

 

MEMO
さらに保証型と買取型で保障などの内容も異なってきます。比較の表を以下に載せますので、参考にしてください。
 保証型買取型
団体信用生命保険SBI生命の
団体信用生命保険に加入
住宅金融支援機構の
新機構団体信用生命保険に加入
疾病保障すべての病気、けがを
カバーする全疾病保障を
無料で付帯
全疾病保障に任意加入ただし、
借入金額の0.55%に相当する金額を所定の事務手数料に上乗せ
自己資金購入費と建築費に対する
自己資金の割合が10%以上での
借入必須
購入費と建築費に対する自己資金の割合が10%未満でも申込み可能
事務取扱手数料借入額×2.2%(税込)の金額新規借入れ:借入額×1.1%(税込)
借換:借入額×0.99%(税込)
 

保証型の方が内容として手厚く見えるね

 
 

保証型のほうが内容は充実をしているように見えますが、その分加入の条件は買取型より厳しいですし、住宅ローン以外にかかってくる諸費用の負担が大きいのも特徴です。一方で買取型は加入の条件は保証型より緩いですが、疾病保障に加入する際はお金がかかってきます。

 

住信SBIネット銀行の住宅ローンを活用するメリット

では、住信SBIネット銀行の住宅ローンを利用するメリットはどんなものがあるのでしょうか。メリットとしては以下の点が挙げられます。

住信SBIネット銀行の住宅ローンを活用するメリット
  • 変動・固定金利は業界最低水準
  • 全疾病保障に無料で加入可能
  • 女性契約者はがん診断給付金特約が無料で加入可能
  • 手続きがスムーズかつ、諸費用もかからない
  • スマートプログラムがランクアップする

変動・固定金利は業界最低水準!

住信SBIネット銀行は金利が業界最低水準となっています。一般的にネット銀行は土地代や人件費等の固定費を削れるので金利を下げる傾向があるのですが、その中でも特に低いです。住信SBIネット銀行と他行の金利を比較しました。データは2020年9月時点のものです。

銀行名変動金利固定金利10年
住信SBIネット銀行0.410%0.76%
イオン銀行0.52%0.62%
ソニー銀行0.457%0.550%
三菱UFJ銀行0.525%0.740%

ただ、これは審査におけるすべての条件を満たした場合の金利です。審査で条件を満たさなかった場合は表示されている金利よりも高い利率を設定されることがあるので注意が必要です。

全疾病保障に無料で加入できる!

住信SBIネット銀行では全疾病保障を無料で付帯することができます。

 

全疾病保障って何?

 
 

精神障害を除くすべてのけがや病気で就労不能となった場合と8大疾病となり12か月連続で就労不能の状態になった場合に住宅ローン残高が0円になるというものです。

 

通常の場合だと、全疾病保障に加入する場合は年間の金利が0.3%ほど上乗せされるケースがほとんどです。0.3%の上乗せは住宅ローンという数千万単位の契約において総返済額が数十万、場合によっては数百万増えることになります。

MEMO
手厚く保障をしてくれるかつ、金利上乗せがないのが非常にお得です。

女性の契約者はガン診断給付金特約も無料で加入できる

女性の契約者限定で全疾病保障に加えてがん診断給付金特約も無料で加入できます。

 

ガン診断給付金特約って何?

 
 

ローンの借入日から3か月を経過した翌日以降に生まれて始めてがんを罹患し、医師により診断が確定した場合に診断給付金が30万円支給されるというものです。

 

ただし、借入日から3か月経過しておらずがんを罹患したケースや、すでに住宅ローンを契約する以前にがんの罹患歴がある場合は支払いの対象外になります。また支給は1回のみです。

Web上で手続きができるので早い、諸費用がかからない

住信SBIネット銀行ではWeb上で契約の手続きができるので、署名や捺印が不要となっています。また、高額な収入印紙も必要ないのでその分のお金を節約することができます。ただし、Web上で契約できない条件もあります。以下が書面での契約が必要な方です。

書面での契約が必要な方
  • 連帯保証人ありの借入
  • 住信SBIネット銀行で住宅ローンの借入が2回目以降
  • 地方自治体の補助金や助成金の申請に書面の住宅ローン契約書類が必要

スマートプログラムのランクが自動で上がる

住信SBIネット銀行で住宅ローンを組むとスマートプログラムと呼ばれるATMの手数料無料やポイント獲得の特典が受けられるシステムのランクをアップさせることができます。スマートプラグラムのランクは1~4があり、4が最高ランクです。住宅ローンを組むと自動的にランクが3となります。ランクの詳細は以下になります。

ランクATM利用手数料無料回数
(引出し)
振込手数料無料回数
(他金融機関あて)
4月15回月15回
3月7回月7回
2月5回月3回
1月2回月1回

MEMO
ランク3では引出しの手数料と振込手数料が月7回まで無料になります。

住信SBIネット銀行の住宅ローンを活用するデメリット

では、住信SBIネット銀行の住宅ローンを利用するデメリットはどんなものがあるのでしょうか。デメリットとしては以下の点が挙げられます。

住信SBIネット銀行の住宅ローンを活用するデメリット
  • 融資事務手数料が高い、つなぎ融資がない
  • 店舗が少なく対面相談がしにくい
  • 申込み条件が公表をされていない
  • 当初期間終了後の金利が高くなる
  • 全疾病保障は受取条件が厳しい

融資事務手数料が高く、つなぎ融資もない

ネット銀行は保障内容や金利の低さは充実していますが、一方で融資事務手数料が高いのがデメリットとしてよく挙げられます。住信SBIネット銀行も例外ではありません。

基本情報にも載せていますが、「借入金額の2.2%」が必要となります。例として5000万円の住宅ローンを組んだ場合は110万円の融資事務手数料が必要となります。融資事務手数料は通常の銀行だと相場で3万円~5万円なので借入金額によっては相場の数十倍から数百倍になるので注意が必要です。

またSBIネット銀行は住宅ローンを組む前の土地代金や、建物の中間金等の諸費用を融資する「つなぎ融資」の取扱を行っていません。土地代や中間金も多額のお金がかかるので、注文住宅を購入する人にとってはデメリットとなります。

店舗(ローンプラザ)は東京に4つしかないので対面相談がしにくい

住信SBIネット銀行は本来窓口がないですが、住宅ローンの相談のために「ローンプラザ」という店舗を展開しています。しかしローンプラザは東京都内に4店舗しかないため基本的に都心近郊、都内に住んでいる方が利用することになります。

カスタマーサポートのコールセンターもありますが手続きに関する不明点やローンの商品説明のみとなっているため、深堀した話ができないです。住宅ローンについて相談しながらプランを決めていきたいと考えている地方の方には不便です。

他の住宅ローンと違い申し込み条件が公言されていない

住信SBIネット銀行は他の銀行の住宅ローンとは違い、年収や勤続年数などの具体的な申込み基準が公表されておらず、とりあえず仮の審査に出さないと結果がわかりません。住信SBIネット銀行の住宅ローンを組みたい場合は、以下の条件に当てはまる場合は審査申込みを行ってください。

審査申込みのための条件
  1. 仮審査申込み時で満20歳以上、借入時が満65歳以下、最終返済の年齢が満80歳未満であること
  2. 安定継続した収入源を持っていること
  3. 三井住友信託銀行指定の団信加入が認められること
  4. 日本国内に居住をしていること

当初期間終了後の金利が高くなる

住信SBIネット銀行は固定金利特約の当初固定期間が終わった後の金利は上がります。例えば固定金利タイプ10年を選んだ場合、2020年9月現在の固定金利10年は0.76%です。しかし10年後には基準金利から0.7%しか優遇されないので、金利は1.76%と一気に上がります。(住信SBIネット銀行の固定10年の基準金利は2.46%)

固定金利終了後は変動金利にするのかもしくは新しく固定金利プランに入りなおすのかを決めることができますが、固定金利期間が終了した後の支払期間のほうが長いケースが多いので、金利上昇も把握しつつ、返済計画を練る必要があります。

全疾病保障は受け取り条件厳しい

先ほど解説した全疾病保障ですが適用条件がかなり厳しいです。就労不能の状態が1年間続くというのはなかなかない事ですし、8大疾病以外のけがや病気に関しては入院も条件に入ってきます。一般的な入院の平均日数は約30日とされていて今後も医療技術の発達によりけがや病気がより早く治癒していくでしょう。そのような状況下で全疾病保障を受け取るのは難しいと言わざるえません。

住信SBIネット銀行の住宅ローンの審査と融資実行日まで流れ

では、住信SBIネット銀行の審査にはどういった資料が必要なのでしょうか。こちらでは 住信SBIネット銀行の住宅ローンの審査、流れや必要書類について解説をしていきます。

住信SBIネット銀行の住宅ローンの審査について

住信SBIネット銀行の審査については、先ほども解説した通り、明確な年収や雇用形態の条件が公表をされておらず、出してみないと審査をパスできるかどうかはわかりません。審査の厳しさは他行と比較して特段厳しいということではないようです。

ただし他行と同様ですが、アルバイト、パート、無職や過去に借入金の返済を遅滞した方は、審査に通りにくいので注意をしてください。

住信SBIネット銀行の住宅ローンを組むまでの流れと必要書類

では住信SBIネット銀行の住宅ローンを契約するまでの流れを見てみましょう。

STEP1.仮審査

1.仮審査申込み:WEBサイトへログインした後に、必要な項目を入力します。

(口座をもっていない場合は、仮審査申込みと同時に口座開設の申込みも必要です。)

2.仮審査結果の通知:仮審査申込み当日から3営業日以内に結果がEメールで届きます。

3.正式審査申込書類の送付:仮審査結果の通知から2営業日後に通過者に発送します。

4.保険申込手続き:団信・就業不能信用費用保険を申し込みます。

STEP2.正式審査

正式審査時には書類の提出が必要になります。提出する書類の種類は雇用形態や借入状況の違いなどで変わってきます。以下のリンクから必要書類一覧が見れるページになっていますので、参考にしてください。

正式審査お申込時の必要書類 | ネット専用住宅ローン

審査期間は通常1週間~10日となっています。

STEP3.契約手続

1.貸出条件の確認:正式審査終了2営業日後に発送します。貸出条件を確認してください。

2.借入希望日の決定:物件の引き渡し日が借入開始日となります。抵当権設定が可能な状態にしてください。借り換えに関しては取引金融機関に完済の連絡をしてください。借入日と、借換えをする住宅ローンの完済日は同じ日となります。

3.情報の登録:WEBサイトから以下の3点を登録してください。

確認・修正・登録登録期限
契約内容の確認修正および
契約手続き
借入希望日の10営業日前の17:00
不動産会社等の担当者、
取扱金融機関情報の登録
借入希望日の9営業日前
振込先情報の登録借入希望日の5営業日前

4.契約内容の最終確認及び契約手続き:借入希望日の10営業日前の17:00までに契約手続きを行ってください。

5.登記打ち合わせの案内:担当する司法書士を案内します。面談日を決定して登記に必要な書類等を打ち合わせしてください。

6.自己資金の入金:借入希望日の2営業日前までにお金を口座に入金してください。

STEP4. 借入

1.契約締結:司法書士より、登記書類の確認が取れた時点で契約手続きを開始します。借入の希望額から手数料を差し引いた金額を口座に入金します。

2.振込結果の確認:依頼した内容の振込が完了しているのかを確認してください。

3.借入後の手続き→返済に当たっての手続きは「お客さま各位 【重要】住宅ローンご返済等に関するご案内 」を参照してください。

上記の手続きを踏んだ上で完了となります。ここまでの仮審査から借入までの合計で1か月程度はかかります。他行よりも審査に時間が少しかかってしまいます。

住信SBIネット銀行の住宅ローンをおすすめできる人

住信SBIネット銀行の住宅ローンはこんな人におすすめできます。

住信SBIネット銀行の住宅ローンをおすすめできる人
  • 自宅のネット環境が整っている人
  • 対面のコミュニケーションを必要としない人
  • 銀行の窓口に出向く時間がない人
  • 低金利の住宅ローンを選びたい人

 

ネット銀行はどこでもつなげられるのが利点だね!

 
 

場所や時間を問わず申し込みや確認ができるのは非常に便利です!

 

住信SBIネット銀行の住宅ローンをおすすめできない人

逆に住信SBIネット銀行の住宅ローンはこんな人にはおすすめできません。

住信SBIネット銀行の住宅ローンをおすすめできない人
  • 窓口で相談をしながらプランを決めていきたい人
  • 手数料の高さを嫌う人

 

相談しながら考えたい人や手数料をとられるのが嫌な人は向かなそうだね

 
 

ネット銀行は基本的に金利が低い代わりに手数料は高いですから、金利の低さをとるのか、とらないかは各個人の好みに分かれてきます。

 

まとめ

今回は住信SBIネット銀行の住宅ローンについて金利や審査の流れ、おすすめできる人とできない人を紹介しました。住信SBIネット銀行の住宅ローンの特徴は、業界最低水準を誇る低金利であり、保障も非常に手厚い点です。

しかし融資手数料は高く、審査期間も長めで保障内容の適用条件もかなり厳しめとなっています。また対面窓口が少ないのもデメリットです。

上記に書いてある情報を基にして、自分にはどのプランがあっているのか・あっていないのかを現状の収入や家族構成、年齢から考えていくことをおすすめします!