土地探しのおすすめサイトを紹介！探し方・地主について

この記事を書いた人

小島 優一

宅地建物取引士

宅地建物取引士、２級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険会社にてリテール業務に従事した後、2014年に不動産仲介会社であるグランドネクスト株式会社を設立。 2021年より幻冬舎ゴールドオンラインにて不動産を通じて財産を守る、増やす、残す記事を連載している。 >> 詳細はこちらから

「マイホームが欲しいな～」と考えている方は、まずどこに住もうか考えるでしょう。

どこに住むかを決める上で大切なのが「土地探し」です。

土地探しはその場所に数十年間住む場所を決めるイベントなわけですから、非常に大切です。

ただ、土地探しをする上で「どの不動産業者に頼めばよいのか」や「理想の土地に出会うための方法」について調べている方も多いのではないでしょうか。

今回は、上記のような疑問に応えるべく、当編集部が調査をした土地探しに適した不動産サイト10選について解説します。

記事を読むことで土地探しのポイントやおすすめのサイトについて知ることができます！

土地探しでおすすめのサイト比較ランキング

注文住宅を建設する上でまず最初にやらなければならないのは、住宅を建築するための土地探しです。

土地探しをする場合、実際に不動産会社を訪問するなどの方法がありますが、他にもインターネットで不動産会社のサイトを閲覧・比較したうえでどの不動産会社に土地探しを依頼するかを決めるというやり方もあります。

この章では、土地探しでおすすめの不動産サイト10選を比較してランキングにしましたので、これから注文住宅の土地探しを考えている方はぜひ参考にしてください！

第1位 SUUMO

SUUMOは株式会社リクルート住まいカンパニーが運営をしている不動産ポータルサイトです。

運営会社が「リクルート」という名前がついていることからもわかるように、大手企業のリクルートの子会社が運営元となっています。

大企業の豊富な資金力を生かした圧倒的な情報量の多さを生かして物件数は業界ナンバーワンです。

対象エリアは全国に広がっているため、東京や大阪といった大都市圏でも地方都市でもいい土地を見つけられます。

また、SUUMOのホームページには土地探しに関するコラムが随時更新をされているので、良い土地を探すためのコツや資金計画の立て方などについて解説をされています。

他にも無料相談や引っ越しの見積もりなどのサービスも展開しており、不動産のことでわからないことがある場合はSUUMOのサイトを見れば大抵の場合解決するでしょう。

良い土地を探したい方であれば、SUUMOは土地探しをする上での候補の一つに上がりますね！

第2位 東急リバブル

東急リバブルは、東急不動産ホールディングスが運営をしている不動産仲介業者です。

名前の通りで、私鉄大手の東急電鉄のグループ会社が運営をしており、不動産仲介業者としては業界で3位の規模にあたる大手不動産会社になります。

所属している営業マンはの97%が宅地建物主任取引士を資格を有しており、不動産に関する知識が豊富な担当者が多く存在しているのは安心できるポイントでしょう。

また、土地探しは最寄駅やエリア、月々の支払いなど様々なパターンで希望の土地を探し出すことができます。

また、AIによるチャットボットでサイトを使ううえでの不明点があれば気軽に相談可能なのも魅力的です。

第3位 アットホーム

アットホームは、アットホーム株式会社が運営をしている不動産サイトです。

アットホームに登録をされている不動産会社数は全国で54,000店舗とされており、日本中ほとんどの不動産業者が登録をされています。

また、専用アプリも用意されており、アプリから土地を検索したり相談をすることが可能です。ホームページには不動産に関する特集も掲載されており、人気の街ランキングや土地探しのポイント・方法などが詳しく掲載をされています。

土地探しをしながら不動産に関する勉強ができるので、初心者の方におすすめのサイトです！

第4位 ホームズ

ホームズは、株式会社ライフルが運営をしている不動産サイトです。

調査した時点で全国490万件余りの物件数を掲載しており、毎日10万件余りの物件が更新をされています。

土地の検索方法も路線検索はもちろんのこと、地図や通勤・通学時間など様々な方法で探し出すことが可能です。

不動産会社とは、LINEのトーク機能を使ってやりとりすることが可能なので、忙しい時でもLINEを見ながら日程調整などをできるのが魅力的です。

また、サイト内には土地周辺の景色を見れる「パノラマ画像」というのがあり、事前に周辺の雰囲気をチェックすることができます。

第5位 いえらぶ

いえらぶは株式会社いえらぶGROUPが運営をしている不動産仲介サイトです。

掲載されている不動産会社数は全国で9000店舗弱あり、実際にいえらぶを利用した方の口コミや評判から不動産会社を選ぶことが可能なのが、いえらぶの特徴の一つでしょう。

また、不動産会社や担当者が写真付きで掲載をされており、担当者に出会う前に雰囲気をある程度掴めます。

「不動産と暮らしのコラム」という、いえらぶが独自で発行をしている情報が公式HPにあり、不動産や土地探しの方法を勉強することが可能です。

第6位 nifty不動産

ニフティ不動産は、ニフティライフスタイル株式会社が運営をしている不動産サイトです。

大手不動産業者13社の物件情報を一手に掲載をしており、掲載されている物件数が非常に多いのが特徴です。土地や戸建て、マンションなどを合計で約1000万件の物件数を誇っており、この数は日本でも最大級です。土地だけでも21万件、毎日新着で3万件の物件が売りに出されているということを考えても、選択肢がいくつもあるというのが利用者にはメリットになります。

また、独自でアプリも作成をされているので、スマートフォンでダウンロードをして気軽に物件情報をチェックすることが可能です。自分で不動産の物件を見つけていきたいと考えている方は、ニフティ不動産で土地探しすることをおすすめします。

第7位 オウチーノ

オウチーノは、株式会社オウチーノが運営をしている不動産サイトです。

調査時点で土地の物件が28,483件が登録をされており、全国47都道府県に物件情報が掲載されています。

また、土地の選び方がサイトの物件情報検索と同じ場所に記載されているので、わざわざコラムを見に行く手間が省けるのもこのサイトの魅力的なポイントです。

土地ごとに複数の写真が掲載されているので、物件を実際に観に行く前に雰囲気を感じ取れます。

詳しく写真などを事前に見て物件の訪問の手間を省きたいと考えている方には、オウチーノがおすすめです。

第8位 センチュリー21

センチュリー21は、株式会社センチュリー21・ジャパンが運営をしている不動産サイトです。

業界の中でも知名度が高く、ケインコスギさんのCMで知ったという方もおおいのではないでしょうか。

センチュリー21は、全国で989店舗が展開しており、全ての会社はフランチャイズといった「センチュリー21」の名前を借りて運営をされている代理店経営となっています。

名前はセンチュリー21ですが、実際に運営をしている会社は地元の不動産会社なので、他の不動産会社が握っていない物件情報を出してくれることもあります。

また、チャットで物件に関する相談も可能なため、不明点がある場合はすぐに連絡することをおすすめします！

第9位 ノムコム

ノムコムは、野村不動産アーバンネット株式会社が運営をしている不動産サイトです。

野村不動産のグループ企業が運営しているため、豊富な資金力を生かして幅広いサービスを展開しているのが特徴の一つになります。

サービスの良さからオリコンのお客様満足度アンケートで2020年度までに5年連続で獲得するなど、業界でもトップクラスの顧客満足度を誇っています。

また「住まいAI ANSWER」という不動産の購入・売却をサポートする仕組みを利用することで、土地の購入に関する悩みや不明点などをいつでも相談することが可能です。

第10位 三井のリハウス

三井のリハウスは三井不動産リアルティ株式会社が運営をしている不動産サイトです。

三井不動産は業界でもトップクラスの規模を誇る大手不動産会社であり、不動産取引高は35年間日本一を獲得しているという事実は、それだけ顧客から信頼をされているという証拠でしょう。

情報量が圧倒的なので、自分が希望するエリアの土地であればすぐに見つかりますし、担当者は宅地建物取引士の資格を必ず所持しています。

そのため、大手不動産会社で土地探しをしたいと考えている方は先ほど解説したノムコムやアットホームなどと共に利用する候補の一つに入ってくるでしょう。

土地探しのコツ

先ほども解説しましたが、注文住宅を建てる上でまず最初に決めなければならないのは「住宅を建てる土地」です。つまり、最初は間取りなどを設計するのではなく「土地探し」から始めなければなりません。

土地探しはその後数十年間住み続けることになるわけですから、非常に重要なイベントです。

この章では、土地探しに失敗しないためのコツについて4つ解説します。

土地価格について調査しておく

土地探しをする上で大切なのが、事前に自分の予算範囲内で土地価格を抑えられるかという点です。そのため、土地探しと並行しながら価格は必ずチェックをしましょう。

国土交通省が公表をしている土地総合情報システムを利用することで、希望している土地物件の価格が相場に妥当であるかどうかを判断することができます。

注文住宅を建築するということは土地も同時に購入することになるわけですから、価格は必ず調べておきましょう。

購入希望地域の不動産会社をチェックする

インターネット上で希望の土地が見つからなかった場合は、購入希望エリアの不動産会社を調べてみるのも一つの手です。

土地を購入しようと考えているエリアに会社を構えている不動産会社だと、穴場の土地情報を握っている可能性があるからです。

ただ、穴場の土地はすぐに売れてしまうので、見つかった場合にすぐに教えてもらえるような関係性を不動産会社と築く必要があります。「希望エリア名　不動産会社」と検索をすれば会社はたくさんヒットするので、一度調べてみましょう。

実際に購入予定の土地周辺を歩いてみる

購入するエリアの土地周辺は購入前に歩いておくことをおすすめします。

最近はインターネットの発達によってグーグルのストリートビュー機能を使い、雰囲気を味わうことができるようになりましたが、それでも実際に足を運んで確認するのとでは印象が全く違います。

また、現地に出向くことで不動産サイトに掲載されていない物件を見つけることもできるかもしれません。

掲載されていない物件は好条件の場合が多いので、探してみることをおすすめします。

地方なら地元の地主さんとの交渉もしてみる

地方の物件であれば、好条件の土地を地主さんが所有している可能性があります。

地主さんが寝かしている土地は、不動産会社の情報にも出てこない場合が多く、穴場となっています。交渉次第では数百万円単位の値下げも可能です。

2021年5月23日土地活用とは？王道の活用法と初期費用が抑えられる活用法、失敗しない活用法の選び方

まとめ

今回は土地探しでおすすめのサイト比較ランキング10選を解説しました。土地探しで重要なのは、複数のサイトを使って比較をしつつ、現地にも足を運びながら実際に雰囲気をつかむことです。

また、交渉次第では土地価格を数百万円値下げすることも可能なので、不動産購入と並行しつつ法律などの知識をつけることをおすすめします。

土地探しで最もおすすめのサイトは「SUUMO」です。SUUMOは国内最大級の不動産サイトであり、大都市圏・地方問わず優秀な不動産会社・担当者を紹介してくれますし、圧倒的な情報量を誇っているので優良物件を見つける可能性が非常に高いです。登録は最短で1分でできるので、土地探しをしている方はまず「SUUMO」を使うことをおすすめします。