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学生マンションはやめとけと言われる理由!危ない・後悔するという噂は?学生会館のデメリットも解説

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この記事を書いた人
小島 優一
宅地建物取引士

宅地建物取引士、2級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険会社にてリテール業務に従事した後、2014年に不動産仲介会社であるグランドネクスト株式会社を設立。 2021年より幻冬舎ゴールドオンラインにて不動産を通じて財産を守る、増やす、残す記事を連載している。 >> 詳細はこちらから

この記事のまとめ
  1. 学生マンションや学生会館がやめとけと言われる理由は?
  2. 学生マンションや学生会館は危ない?後悔するって本当?
  3. 学生マンションや学生会館は友達を泊めることはできる?
  4. セキュリティ性が高く同じ物件に住む人も同年代なので安心感がある

学生マンションは一般的な賃貸マンションよりセキュリティが強固、学生マンションならではのサービスが受けられるなどのメリットがある一方で、「やめとけ」と言われるほどデメリットが多いのも事実です。

これから一人暮らしを考えている学生の方は、学生マンションとアパートどっちがいいか悩まれる方も多いのではないでしょうか。

騒音問題がひどい、プライバシーが制限される、備え付けの家具家電に不具合があるなど、学生マンションならではのデメリットも解説していきます。

安さや利便性だけでなく問題点もあらかじめ理解しておくことで、後悔のない物件選びができます。

山口編集者

小室解説員

新生活に向けて学生マンションを契約するか検討している方はぜひ参考にしてください。

学生マンションや学生会館がやめとけと言われる理由は?危ない?

学生マンションや学生会館がやめとけと言われる理由は?危ない?

Google検索やTwitterやYahoo知恵袋等の掲示板でも、学生マンションはおすすめ?やめとけ?と疑問に思われている方が多数いらっしゃいます。

小室解説員

学生マンションや学生会館はなぜ「やめとけ」「危ない」と言われることが多いのか、実際の体験談とともに解説します。
学生マンションや学生会館がやめとけと言われる理由
  • 騒音問題がひどい、うるさい
  • 通常の一人暮らしと比べてプライバシーや自由が制限されがち
  • カップルと遭遇した際の気まづさが辛い
  • 友達ができないと孤独できつい
  • 部屋が狭い
  • 物件の質が良くない

騒音問題がひどい、うるさい

学生マンションに関する口コミの中でも騒音に関する声は多いです。

これは学生マンションに住んでる人のあるあるともいわれています。

深夜まで気心の知れた友人と飲み明かすのは楽しいですが、あまりにうるさいと隣に住んでいる学生や近隣の住民にまで迷惑をかけてしまいます。

自分が騒ぐつもりはなくても招待した友人が騒いでクレームにつながる可能性もあります。

通常の一人暮らしと比べてプライバシーや自由が制限されがち

学生マンションは大学や専門学校の近くにあり、住んでいるのは同じ学校に通う学生がほとんどです。

そのためプライバシーがなく、いつ出かけたか、誰を家に呼んだか、自宅で何をしているかなどが筒抜けになってしまいます。

また、学生の管理が厳しい学生マンションでは門限があったり外泊届が必要だったりと、自由に行動できず面倒な手続きも増えてしまいます。

カップルと遭遇した際の気まづさが辛い

学生マンション内でカップルに遭遇すると気まずいという声もありました。

特にカップルのどちらか一方、または両方が知り合いだと余計に気まずく感じてしまうでしょう。




友達ができないと孤独できつい

新生活が始まったばかりの段階では気軽に部屋に呼べる友達もできず、孤独を感じる方もいます。

学生マンションは本来遠方の学生が通学しやすいようにと用意された物件ですが、せっかくなら友人を呼んで楽しみたい気持ちもありますよね。

しかし友達が出来なかった、あるいは新生活が始まったばかりで誰も呼べない時に、周囲の部屋で友人と騒いでいる声が聞こえると、余計に孤独を感じてしまうでしょう。

部屋が狭い

学生マンションの部屋の狭さに言及する声もありました。

学生マンションは一般的な賃貸と比べてセキュリティが高かったりサービスが行き届いていたりすることが多いですが、その分一室一室が狭いというデメリットがあります。

短期間の入居ではありますが、荷物が増えすぎると生活スペースが少なくなってしまうため注意しなければいけません。

物件の質が良くない

学生マンションは四年でひっこすの前提なので質は悪い。
長く住む所ではない。

引用:Yahoo知恵袋

こちらはYahoo知恵袋の口コミです。物件の質が悪いとのことですがこればっかりは物件によるところがあるので何とも言えません。

学生マンションも普通の賃貸マンションもご自分の目でよく確かめてから入居を決めることをおすすめします。

Wi-Fiの速度が遅い

Wi-Fiの速度が遅い、またはまったくつながらない物件もあります。

Wi-Fiやネット環境を完備しているマンションは多いですが、入居前に回線の速度は確認してください。

もしも入居後つながらないなどのトラブルが起きた場合はオーナーに連絡し、早急に対処してもらう必要があります。




家具家電に不具合があった

学生マンションに備え付けられている家具家電に不備があったという口コミも多いです。

長年使い続けられている家具家電は故障していたり他の人の生活した痕跡、匂いが残っていたりすることも多く、場合によっては使い物になりません。

もしも修理や交換に応じてもらえない場合は、自分で買い替えたり部屋を移らなければならない可能性もあるので事前の確認が必要です。

学生マンションとは

そもそも学生マンションとは?

学生マンションは学生のみが入居できるという点で一般の賃貸とは大きく異なります。

利用者の多くは遠方からの通学が困難な学生です。

学生マンションと似た物件に学生寮がありますが、学生マンションは学生寮のような厳しい門限や規則がないケースがほとんどです。

小室解説員

キッチンやトイレ、バスルームなどもそれぞれの部屋に完備されているので、一定のプライバシーは守られ、無理な共同生活をする必要もありません。
同じマンションに住んでいるのが同じ学校の学生だけという面で安心感もありますが、学生を守るためセキュリティが強化されている物件もたくさんあります。

山口編集者

一般的な賃貸との違い

学生マンションと一般的な賃貸との大きな違いは、入居の制限があるかどうかになります。

まず学生マンションは基本的に近くの学校に通学する学生しか入居できません。

また特定の大学や専門学校などの近くにある物件が多く、入居するためにはその学校の合格証書、学生証などを提出しなければなりません。

さらに卒業時には退去しなければならず、卒業後何年も住み続けることが不可能だったりと制限が多い印象です。

しかし、入居者が学生ばかりなので年齢層が近く、マンション内でも新たなコミュニティを築けたり困っているときに助け合えたりするのも学生マンションならではの醍醐味ともいえるでしょう。

隣に誰が住んでいるかわからない一般の賃貸よりも安心できる点から、学生マンションを選びたいと考える保護者も多いです。

山口編集者

小室解説員

一般の賃貸は基本的に入居者が契約するのに対して、学生マンションは保護者が契約するケースが多いのも特徴です。



学生マンション探しでおすすめの不動産サイト3選

学生マンション探しでおすすめの不動産サイト3選

小室解説員

学生マンションは学校から直接紹介されることも多いですが、不動産サイトでチェックできる物件もあります。
サイトによってはコンシェルジュがお部屋探しを手伝ってくれたり、新生活向けのプレゼントをしてくれたりとサービスも充実しています。

山口編集者

対応エリアも違うため、サイトを選ぶ段階できちんと下調べをしておいてください。

下記で学生マンションが多数掲載されているおすすめの不動産サイトを3つ紹介するので、物件探しにお使いください。

学生マンション探しでおすすめの不動産サイト3選
  1. ユニライフ
  2. ナジック
  3. 学生ウォーカー

ユニライフ

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エリア全国
物件数約7万戸
店舗79店舗
特徴・全国で多数の物件を取り扱っている
・コンシェルジュがお部屋探しをサポート
・新生活応援プレゼントも充実
公式サイトユニライフ公式

ユニライフは学生マンションを取り扱う不動産サイトの中でも規模が大きく、全国で79店舗を展開しています。

取り扱っている物件が多い分学生マンションも探しやすく、希望に近い物件を見つけられます。

また学生マンションに関するトラブルサポートもしっかりしており、万が一トラブルに巻き込まれた際にも迅速に対応してくれます。

コンシェルジュが親身にサポートしてくれるので、初めて物件を探す方、初めて一人暮らしをする方にはお勧めしたいサイトの一つです。

小室解説員

また、随時新生活応援キャンペーンと称して家電や自転車など便利なアイテムのプレゼントも行っています。
何かと出費が多くなる新生活の時期に嬉しいアイテムばかりですので、キャンペーン内容もぜひ確認してください。

山口編集者

ユニライフの評判・口コミ

ユニライフは規模が大きく評判も様々です。ひどい?うるさい?などの疑問があるかと思いますが、実際にユニライフに住んでいる人の口コミを見てみましょう。

ユニライフで学生マンションを見つけて住んでいるという口コミもあり、しっかりサポートしてくれます。

ひどいということは無く、むしろ良い評判が見受けられました。

ナジック

ナジック公式サイトの画像

エリア関東
物件数約8万戸
店舗21店舗
特徴・食事つきマンションの取り扱いが多い
・仮申し込みまでネットで完了できる
・キャンペーンが豊富でお得に利用できる
公式サイトナジック公式

ナジックは東急不動産ホールディングスが運営する学生マンション、及び学生マンション検索サイトです。

全室家具家電備えつきであることはもちろん、万全のセキュリティ、清潔な部屋を比較的低価格で提供してくれます。

魅力は、門限や規則も緩く、自由な一人暮らしを満喫できるところでしょう。

ナジックオリジナルの保証サービス、ナジックプラン24があり、トラブルに巻き込まれたときや困ったときにいつでも相談できる点も安心ですね。

小室解説員

ナジックではオンライン仮申し込みも受け付けており、遠方から何度も現地に足を運ぶ必要もありません。
入居者限定でログインできるマイページでは家賃明細などを確認できる他、ナジックオリジナルのキャンペーンに申し込めたり特典を利用できたりといったサービスも充実しています。

山口編集者

ナジックの評判・口コミ

ナジックで見つけた学生マンションは学校から近いのはもちろん食事を提供してくれるなど、学生が快適に生活しやすい条件が揃っています。




学生ウォーカー

学生ウォーカー公式サイトの画像

エリア東京・首都圏
物件数非公開
店舗渋谷店・新宿店・池袋東口店の3店舗
特徴・学校やエリアごとに検索できる
・早期入居予約が可能
・一人暮らしや学生向けコラムが充実
公式サイト学生ウォーカー公式

学生ウォーカーは特に東京、関東の学生マンションを多く取り扱っている不動産サイトです。

首都圏の大学や専門学校の学生マンションをほぼ網羅しているので、学生ウォーカーのサービスだけで事足りるのが大きなメリットです。

学校ごと、エリアごとなど検索方法も豊富で、学校からマンションまでどれくらいの距離なのかも一目でわかります。

実は学生マンションと言ってもさまざまで、中には自転車通学が必須な程学校と距離が離れている学生マンションもあるため注意が必要です。

学校に近い学生マンションを選べば、ギリギリまで寝ていたり、空き時間にいったん帰宅できたりと便利なことが多いため、学校までの距離はマンション選びの重要な要素の一つです。

サイト内ではお得なキャンペーン情報や割引された物件情報も多数掲載されているので気になる方はチェックしてみてください。

少しでも家賃を浮かせられるよう、お得な情報は見落とさないようにしてください。

山口編集者

学生ウォーカーの評判・口コミ

家賃が安い学生マンションが多く、やり取りも比較的スムーズに進むのが魅力の一つです。

早く契約したい、安い学生マンションを選びたい方におすすめです。

食事付きはデメリットに?学生マンションの注意点

食事付きはデメリットに?学生マンションの注意点

 

食事付きはデメリットに?学生マンションの注意点

小室解説員

学生マンションの契約を検討する前に、学生マンションならではのデメリットを確認してください。
これらのデメリットも理解した上で学生マンションを選ぶべきか考えることが大切です。

山口編集者

学生マンションのデメリット・注意点
  • 物件数が少ない
  • 家賃が割高
  • マナーの悪い入居者がいる
  • NHKの受信料を強制的に払わなければならない
  • 卒業後は退去しなければならない
  • 食事付きは場合によってはデメリットになる

物件数が少ないので探すのが大変

学生マンションは一般の賃貸と比べて数が少ない傾向にあります。

そのため不動産会社のホームページで検索しても出てこない学生マンションも多いです。

直接学校付近の学生マンションのオーナーに紹介してもらう方法もありますが、遠方に住んでいる学生が何度も足を運ぶのは大変です。

小室解説員

学生マンションを選びたいと思っても選択肢が少なく、部屋の広さや間取り、家賃など、条件に合わない物件を契約しなければなりません。
数が少ないため物件を探し始めるタイミングが遅いとすべての部屋が埋まっている可能性もあります。

山口編集者

通常の賃貸と比べて家賃が割高

学生マンションは数が少ない分、価格競争も起こりにくく家賃の高い物件が多いです。

また、学生を守るためにセキュリティを強化していたり、家具や家電を完備していたりするとさらに家賃は高くなります。

注意

特に奨学金やアルバイトの収入で家賃を払わなければならない場合や、仕送りの上限が決まっている場合、家賃が高すぎると生活がままならなくなってしまう可能性もあります。

学生が住むマンションなので場合によってはマナーの悪さが目に止まる

学生マンションは同世代の学生ばかりが住んでいるため、マナーも悪くなりがちです。

共用スペースでたばこを吸う人がいる、たむろして騒ぐ、ゴミのルールを守らないなど、目に余る行動をとる学生がいるのも事実です。

きちんと注意してくれる管理人が常駐している学生マンションや、学生同士で注意しあうような環境が整っている学生マンションであればマナーの悪さは気になりにくいです。

山口編集者

NHK受信料はほぼ強制加入!

家具家電つきの学生マンションの場合、テレビがあることがわかっているためNHKの受信料を強制的に支払わされます。

テレビを設置したのはオーナーでも、入居者に支払い義務があるためです。

NHKの受信料は毎月1,200程度ですが、年間だと14,400円程度にもなり、少しでも節約したい学生にとっては大きな出費といえるでしょう。

卒業後は必ず退去する必要がある

学生マンションは学生のための物件なので、卒業後は必ず退去しなければなりません。

物件が気に入っていても、新しい職場から近くても、契約期間までに部屋を次の学生に明け渡さなければなりません。

特に新生活前のシーズンは物件の取り合いになる繁忙期です。

注意

仲介手数料や引っ越し費用も高くなるため、将来的に高額な出費があることも見越して資金を用意しておかなければなりません。

食事付きは場合によってはデメリットになる

食事付きの物件は学生マンションならではのサービスであり大きなメリットの一つでもあります。

しかし、場合によっては食事付きの学生マンションはデメリットになってしまう可能性もあります。

食事付きの学生マンションがデメリットになってしまう理由
  • 食事の時間が制限される
  • 食費が高くついてしまう可能性がある
  • 好みの味でない場合辛い

逆に言うとこれらをデメリットと捉えない方にとっては食事付きの学生マンションはメリットが多いでしょう。




学生マンションに住むメリット

学生マンションに住むメリット

小室解説員

学生マンションのデメリットを解説しましたが、もちろんメリットもあります。
これらのメリットを解説します。

山口編集者

学生マンションに住むメリット
  • 一般的な賃貸に比べて審査が甘い
  • 余計な出費の心配がない
  • 学生マンションならではのサービスがある
  • セキュリティが高い
  • 家具家電つきなど初期費用を浮かせられる
  • 綺麗な物件が多い
  • 同じ学校の同年代の友人を作りやすい

学生対象なので入居審査は一般的な賃貸に比べて甘い

賃貸契約をする際は家賃の支払い能力があるかを審査されますが、学生マンションは一般の賃貸に比べて審査が甘いのが特徴です。

学生は勉強が本分であり安定した収入はありませんが、保護者が契約していれば滞納の心配も軽減できます。

また、入居前に学生証や合格証書など本人確認を厳しくしているため、滞納時も迅速に対応します。

事前に部屋を押さえることができるので余計な出費が出ない

学生マンションは事前に部屋を押さえておけるので、お金や時間にゆとりが持てるのもメリットの一つでしょう。

一般の賃貸であれば「四月から入居したい」と思っても、それまでの期間の家賃を払わなければならないケースもあります。

オーナーは家賃収入を得たいので、何ヵ月も空室のまま次の入居者を待ってはくれません。

一方で、学生マンションであれば三月までは卒業見込みの学生が入居しているため家賃収入がなくなる心配がありません。

合格が決まった段階ですぐに物件探しができるので新生活前に慌てる必要がないのもメリットのひとつです。

山口編集者

学生マンションならではのサービスがすごい!

合格が決まった段階で入居の予約を取れる、インターネットが完備されているなど、学生マンションならではのサービスが多数あるのも魅力の一つです。

他にも学生向けに特別な価格で料理を提供してくれたり、生協に参加できたりする学生マンションもあります。

また、学生マンションで初めて一人暮らしをする学生のために、一人暮らしをサポートするサービスもあります。

小室解説員

常駐の管理人や24時間電話できるサポートセンターなどを用意している学生マンションであれば、初めての一人暮らしでも安心です。



物件数が少ないことは人によっては楽になる

学生マンションは一般の賃貸と比べて物件数が少ないというデメリットがありますが、人によっては物件数が少ないことがメリットにもなり得ます。

学校が管理している、紹介している学生マンションの中から条件に近い物件を選ぶだけなので、一日あれば物件選びが完了します。

学生が多いエリアでは学生向けの物件がたくさんありますが、入居するまでの日数が限られている中で何日もかけて物件を探し回るのは大変です。

選択肢が多いことでかえって混乱してしまい、焦って良い物件を逃してしまう可能性をなくすことができます。

セキュリティが高い

学生マンションはオートロック、防犯カメラ、管理人が常駐しているなどセキュリティが高い物件が多いこともメリットの一つです。

特に初めて親元を離れて一人暮らしする学生や、防犯対策が気になる女性の一人暮らしには学生マンションは最適です。

管理人が常駐している学生マンションであればトラブルがあったとき、騒音やマナー違反が気になるときにもすぐに相談できるので安心ですね

管理人も住んでいるのが学生だけということを理解した上で相談に乗ってくれるので非常に心強いです。

山口編集者

家具・家電付き・食事付き・ネット付きなど経済的にお得

学生マンションは家具家電つき、ネット完備、さらに食事を提供してくれるところもあります。

数年の一人暮らしのために一から家具家電を買い揃えるのは大変ですし、出費もかさんでしまいます。

さらに新生活が始まる時期は引っ越し業者も費用が高くなり、部屋に搬入するためのお金もかかりますよね。

しかし家具家電つきならこれらの心配はなく、退去する際も処分費用がかかりません。

MEMO

また、一人暮らしでは食事も不規則、栄養不足になりがちですが、食事付きの学生マンションを選べば健康的な食事を格安の料金で食べられます。経済的にもお得で、健康面も安心できるのは学生マンションならではの大きなメリットです。

綺麗な物件が多い傾向

物件にもよりますが、学生マンションは綺麗な物件が多い傾向にあります。

管理が行き届いており、入居者の入れ替わりのスピードも早いため、その都度現状回復が行われているからです

一方で、学校の歴史が長く昔からある学生マンションの場合は建物そのものが古かったり、室内もボロボロになっている可能性があります。

備え付けの家具家電もきちんとメンテナンスされていないケースもあり、内見時に確認するか、住み始めてから修理や交換をしてもらうしかありません。

学生マンションが一概にすべて状態がいい物件ばかりではないことに留意しておくといいでしょう。




周りに住んでいる年齢層が近いので友達も作りやすくぼっちにならない!

学生マンションは同じ学校に通っている同年代の人しか入居していないため、友達を作りやすいというメリットがあります。

特に遠方から引っ越してきた学生は周囲に頼れる知り合いや友達もおらずぼっちになってしまうのではないと心配になる気持ちもあると思います。

そんなときにすぐに相談できる人が近くにいるのは大きな安心感につながります。

通学時に顔を合わせたり食事で話す機会があったり、交流のチャンスはたくさんあります。

同学年の友達と学校の情報を交換したり、先輩にゼミ選びやテスト範囲について教えてもらったりできるのも学生マンションならではの特権です。

学生マンションで知り合った友達が、学生生活においてかけがえのない存在になると想像するだけでわくわくしてきますね。




学生マンションを選ぶと後悔する人とは?

学生マンションを選ぶと後悔する人とは?

小室解説員

学生マンションにはメリットとデメリットがあり、向いている人もいれば向いていない人もいます。
後々後悔することのないようしっかりとデメリットも確認しておくようにしましょう

山口編集者

学生マンションを選ぶと後悔する人
  1. 家賃を抑えたい人
  2. 騒音やマナー違反が気になる人
  3. 家具や家電を自分で揃えたい人
  4. 物件に強いこだわりがある人

学生マンションは家賃が高い傾向にあるため、家賃の安い物件に住みたい人には不向きです。

学生が多いエリアなら学生向けの安い物件もたくさんあるので地道に条件に合う家賃の物件を探しましょう。

学校や駅から遠い、セキュリティが甘いなどの理由で家賃が安くなっている物件もあります。

距離は遠くなりますが、静かに住みたい人にはお勧めです。

なぜなら学生マンションは夜中まで騒いだり、マナーを守らない学生も住んでいる可能性があるため、一般の人が住んでいる賃貸物件の方が静かにストレスなく住める可能性が高く自分の性格とマッチした方を選ぶといいでしょう。

その分どんな人が住んでいるかわからない不安はあるので、共用スペースの管理は行き届いているか、周辺の治安は良いかなどを確認してください。

小室解説員

また、学生マンションに備え付けの家具家電ではなく自分でこだわったアイテムを選びたい方にも学生マンションは不向きです。
冷蔵庫や電子レンジなど食品を使う家電、ベッドなどを知らない人と共有したくない方にとっては、備え付けの家具家電は不衛生に感じてしまいます。

山口編集者

学生マンションがおすすめできる人

学生マンションがおすすめできる人
  • 家賃が高くてもセキュリティがしっかりしている物件がいい人
  • 学校から近い物件に住みたい人
  • 友達作りができるか不安な人
  • 自炊ができない、食費が心配な人

最後の項目は食事付きの学生マンション限定になってしまいますが、自炊や食費が心配な人は食事付きの学生マンションを探す価値は十分にあります。

ただ食事付きのデメリットとしては、自分で食事の時間を決められなかったり食事代が高くついてしまう可能性があることです。

ただデメリットを考えた上でも食事付きの学生マンションはおすすめできるでしょう。

また、学生マンションはセキュリティがしっかりしているので、女性の初めての一人暮らしにも最適です。

学校から近い物件であれば通学の時間もカットでき、毎日を有意義に過ごせるでしょう。




学生マンションに関するよくある質問

学生マンションに関するよくある質問

小室解説員

学生マンションを契約する前に疑問点を解消しておくことで、後悔しない物件選びができます。
快適な学生生活を送るためにも、契約前に下記の項目を確認してください。

山口編集者

学生マンションに関するよくある質問
  1. 学生マンションでは家族や友達を泊めることはできますか?
  2. 学生マンションで異性を呼べないってほんと?
  3. 女子専用や女性フロアが設けられている学生マンションはありますか?

細かいルールは学生マンションによって違うので、契約前にオーナーや不動産会社に具体的な回答をもらうことも忘れないでください。

学生マンションでは家族や友達を泊めることはできますか?

学生マンションでは家族や友人などの宿泊を認めていない、または許可が必要な物件が多いです。

特に女性限定の学生マンションの場合、家族であっても異性の宿泊が認められないこともあります。

注意

学生マンションごとに来客や宿泊のルールは違うので、契約前に確認し、許可がいる場合はその都度ルールを守るようにしてください。

学生マンションで異性を呼べないってほんと?

学生マンションでは異性の宿泊を特に厳しく制限している物件が多いです。

来客などのルールが緩くても異性の宿泊は別途規則が設けられているケースも多いため、気になる方は事前に確認してください。

規則を破ると監視カメラで特定されたり、隣人から管理人に連絡される可能性もあるので注意が必要です。

規則違反が続くと罰則、退去などの厳しいルールが設定されている学生マンションもあるので規則は必ず守るようにしてください。

こちらも来客と同様、学生マンションによってルールが違うため、事前の確認が大切です。

女子専用や女性フロアが設けられている学生マンションはありますか?

女子専用の学生マンション、女子専用のフロアがある学生マンションもあります。

しかし一般の学生マンションよりもさらに数が少なくなり、学校によっては女性専用の学生マンションがないケースも多いです。

特に防犯面が気になる女子学生にとっては、女子専用の学生マンションや女子専用のフロアがある学生マンションの方が安心です。

数が少なくセキュリティが強固なことから家賃も高くなりやすいので、選ぶ際は支払い続けられるかよく考えてから選択しましょう。

MEMO

それでも女子専用にこだわりたい方のために、女子専用の学生マンションだけを取り扱うサイトもあるので活用してください。




まとめ|学生マンションや学生会館はやめとけという声もあるが良い評判やメリットもある

この記事のまとめ
  1. 基本的に近くの学校に通学する学生しか入居できない学生専用マンション
  2. 物件数が少なく家賃が割高な傾向がある
  3. セキュリティ性が高く同じ物件に住む人も同年代なので安心感がある

「学生マンションはやめとけ」と言われる理由や、学生マンションならではのメリット、デメリットを解説しました。

学生しか入居できない学生マンションは、騒音や備え付けの家具家電の不具合、数年後には必ず退去しなければならないといったデメリットがある一方、セキュリティ面が手厚く安心できる、友達を作りやすいといったメリットもあるので、自分の性格や憧れのライフスタイルと照らし合わせて選択するといいでしょう。

物件探しにおいてどのような条件を優先するかは人によって違うため、学生マンションが一概に良い、悪いと言い切ることはできません。

山口編集者

小室解説員

自分がどのような物件に住みたいのかを明確にした上で、学生マンションか一般の賃貸を選ぶかを考えてください。