十六銀行の住宅ローン徹底解説!評判・口コミ、審査や融資までの流れを解説

この記事のざっくりしたポイント
  1. 給与振り込みなど、すでに十六銀行で取引している人は金利引き下げなどの優遇措置を受けることができる場合がある
  2. 住宅ローン商品のラインナップが豊富
  3. 住宅ローン金利引き下げプランは、ほかの地銀と比較しても金利を低く抑えている

 

名古屋に住んでいる友人から、住宅ローンを利用するときに取引のある十六銀行を利用していいのかといった相談を受けましたがどうなんでしょうか?

 
 

十六銀行は東海地方では非常に規模が大きい地銀で中京地区での影響力は大きいですね。

 
 

十六銀行の住宅ローンについて知りたいです。

 

十六銀行は岐阜県岐阜市に本社がある、東海地方では最も大きい規模を誇る地銀です。このコロナ禍の中、堅実に実績を積んでいる金融機関といえるでしょう。実際に東海地方の多くの人は十六銀行の住宅ローンを利用して住まいを購入しています。

では十六銀行の住宅ローンはどのような種類や特徴があるのでしょうか?この記事では十六銀行の住宅ローンについて取り上げ、住宅ローンの基本情報や住宅ローンの商品などについて解説します。

十六銀行の住宅ローンとは

十六銀行のHPより引用

まずは十六銀行の住宅ローンについて簡単に表にまとめました。

商品名じゅうろく住宅ローン
借入可能額50万円以上1億円以内(1万円単位)
事務手数料新規取扱手数料 33,000円
保証料(一括前払い方式の場合)元利均等返済で、
融資額が1,000万円35年間返済の場合 
206,600円(保証料後払方式の場合)金利上乗せ
返済方法毎月元利均等返済若しくは元金均等方式
双方とも毎月返済
(融資額の50%以内で年2回のボーナス返済の併用も可)
繰上返済手数料一部繰り上げ返済手数料
店頭での申し込み: 6,600円
「Jダイレクト」での申し込み:0円
期前完済手数料
返済額100万円未満   : 6,600円
返済額500万円未満     : 33,000円
返済額1,000万円未満   : 44,000円
返済額1,000万円以上   : 55,000円
申し込み対象年齢申込時20歳以上70歳未満
最終返済時80歳以内
保証会社の保証を受けることができる
雇用形態年収100万円以上勤続2年以上の給与所得者
営業3年以上の自営業者
十六銀行指定の団体信用生命保険にご加入できる

以上が簡単な住宅ローンのまとめとなります。審査から融資までどのくらいの日数がかかるかといった点については残念ながら詳しい記載はありませんでした。これは審査する人の状況によっては数日かかるケースがあるので詳しく日程指定ができないことが挙げられます。

しかし一般的には審査から融資までの日数は2週間から1か月の範囲で実行される金融機関が多いので、同程度の期間であると考えられるでしょう。これらの基本情報をしっかり押さえておかなければ、審査のやりとりが上手くいかず、ローン審査に落ちたということにもなりかねません。しっかりと理解しておきましょう。

十六銀行公式サイトでは住宅ローンのシミュレーションができる

十六銀行で住宅ローンの申し込みを考えている人が利用しやすいのが公式サイトの住宅ローンシミュレーションです。具体的な返済額や諸費用の概算見積もりを見ることができます。また返済できる金額から最大どのくらいまで融資が可能かについても確認することが可能です。

十六銀行の住宅ローン金利の種類一覧

 

ほかの地銀と比較しても大きな違いはないように見えますね。

 
 

そうですね。しかし、ネットバンキングを利用すると一部繰り上げ返済手数料が無料など独自のサービスにより手数料がかからないケースもあります。

 
 

やはり住宅ローンにおいては金利がとても気になりますがどのような商品があるのでしょうか?

 

住宅ローンを利用するとき最も気になるポイントの一つが金利です。せっかくならば金利交渉などしなくていいような低金利の商品がることが望ましいですね。十六銀行のローン商品にはどのようなものがあるのでしょうか?ここからは住宅ローンの商品や金利について見てみましょう。

住宅ローン・有担保フリーローン

まずは住宅ローンの中で有担保フリーローンの金利について見てみましょう。有担保フリーローンの金利は以下の通りです。

金利選択型・変動金利年2.475%
金利選択型・3年固定金利年2.550%
金利選択型・5年固定金利年2.650%
金利選択型・10年固定金利年2.950%

ほかの地銀と比較しても極端に高くもないし、低くもないといったところでしょう。この金利は2020年11月の店頭表示金利を表していますので、時期によっての増減が考えられます。あわせて一定の条件を満たすことにより、金利引き下げプランによる借り入れが可能です。引き下げ額を下記の表にまとめました。

金利選択型・変動金利最大−1.850%→年0.625%
金利選択型・3年固定金利当初3年間−2.0%→年0.55%
4年目以降−1.7%→年0.85%
金利選択型・10年固定金利(Aコース)当初10年間−2.2%→年0.75%
11年目以降−1.7%→年0.80%
金利選択型・10年固定金利(Bコース)当初10年間−2.3%→年0.65%
11年目以降−1.5%→年1.45%

一定の要件を満たすことにより大きく金利の引き下げが可能となります。

超長期固定金利住宅ローン・無担保住宅ローンサポートプラン

11年以上の借り入れにより金利の変動リスクを取りたくないという人におすすめなのが超長期固定金利住宅ローンです。固定金利で年間金利1.190%という低金利で利用することが可能です。上記金利引き下げプランよりも申し込み条件は厳しくありません。当然ながら住宅ローン審査があるので、必ず利用できるというわけではありません。

MEMO
しかし大多数が10年以上のローン期間を組んでいますので、多くの人に利用されている商品です。

機構提携型住宅ローン フラット35(9割型)(新団信一般)

フラット35を利用し超長期固定金利住宅ローンよりも長い期間での借り入れを希望される人におすすめなのが機構提携型住宅ローン フラット35です。こちらの商品も低金利と借入期間中の低金利から利用者が多い商品です。保証人や保証料が不要な点や、団信の加入、繰り上げ返済の手数料が不要な点も多くの人に好まれる理由の一つといえます。融資率が9割の場合の金利は下記にまとめました。

固定金利型(融資期間21年以上35年以下)金利標準タイプ:年1.53%
金利引下タイプ:年1.31%
固定金利型(融資期間20年以下)金利標準タイプ:年1.44%
金利引下タイプ:年1.22%

機構提携型住宅ローン フラット35(10割型)(新団信一般)

上記商品と同じなのですが全額をこの商品で借り入れした場合、金利に若干の違いがあります。金利を同じように表にまとめました。

固定金利型(融資期間21年以上35年以下)金利標準タイプ:年1.79%
金利引下タイプ:年1.57%
固定金利型(融資期間20年以下)金利標準タイプ:年1.70%
金利引下タイプ:年1.48%

このようにさまざまな商品が十六銀行の住宅ローンにはそろっています。それぞれのライフスタイルに合った商品が選べるのも十六銀行住宅ローンの特徴です。

十六銀行の住宅ローンの審査と融資実行日まで流れ

 

実際に十六銀行で住宅ローンを利用しようと考えた場合に審査の申し込みから融資実行までの流れはどのようになるのでしょうか?

 
 

いくつかのステップを踏んで、ステップごとに書類を集めることで、スムーズに審査から融資実行までの流れを進めることができますね。

 
 

審査から融資実行までの流れを教えてください。

 

住宅ローンに申し込みは何回も経験するものではありません。初めての取引の方が多いのではないでしょうか?経験がない分しっかり理解しておかなければスムーズに取引ができずにストレスとなるケースもしばしばです。ここからは住宅ローンの審査や必要書類などについて解説します。

十六銀行の住宅ローンの審査について

十六銀行で住宅ローンを利用しようと相談する場合は各営業店舗だけではなく、日曜日でも相談可能な住宅ローンサービスセンターでも受け付けています。住宅ローンの専門スタッフが常駐していますので、安心して相談を受けることができるでしょう。またインターネットによる事前相談も対応可能です。申し込み前に口座を持っていなくても事前相談できます。

MEMO
24時間受け付けていますので自由に時間が取れない人でも柔軟に相談できる点が特徴といえるでしょう。また仮審査でおおよそ借り入れができるかどうかの判断ができる点も非常に安心できるポイントです。

十六銀行の住宅ローンを組むまでの流れと必要書類

住宅ローンを組むまでの流れについて解説します。

ステップ1 まずは相談

まずは各営業店舗かローンサービスセンターで相談してみましょう。シミュレーションの作成や商品説明など、返済ない世に応じたプランを紹介してくれます。

ステップ2 仮審査の申し込み

最初は仮審査によって希望している条件で融資を受けることができるかどうかを審査します。仮審査時に必要な書類は下記のとおりです。

仮審査時に必要な書類
  1. 源泉徴収票若しくは公的所得証明書
  2. 土地の登記簿謄本
  3. 建物の図面
  4. 公図
  5. 実印
  6. 本人確認証

こちらで融資可能かどうかの審査を行います。

ステップ3 売買契約

仮審査が通ると実際に住まいを購入するかどうかについて判断し契約します。仮審査が通ったからといって本審査が必ず通るわけではありません。しかし、住宅ローン特約付きの売買契約を締結することで万が一本審査が通らなかったとしても特にお金がかかることはありません。

ステップ4 本審査

売買契約を交わすと本審査に入ります。売買契約書などをさらに準備して本審査を受けることができます。申込者の内容によって集める書類が異なりますので、いくつかの書類を提出しなければいけません。

ステップ5 ローン契約

本審査が通ると住宅ローン契約を締結し融資実行という流れになります。

十六銀行の住宅ローンに関する評判・口コミ

 

十六銀行の住宅ローンは商品も体制もしっかりしていて安心して利用できそうです。

 
 

実際に利用した人がどのような気持ちを持っているのかについてツイッターなどを見てみましょう。

 

ここからは実際の口コミや評判をツイッターでのぞいてみましょう

やはり少しでも金利が低いところを考えているお客様は多いでしょうから十六銀行の金利は十分に魅力的なことが分かります。

モゲチェックを利用した住宅ローンのおトクさをつぶやいています。やはり金利の優遇は非常にメリットがあるといえるでしょう。

まとめ

十六銀行での住宅ローン申し込みは特に東海地方に居住している人にはなじみが深いでしょう。特に給与振り込みなど、すでに十六銀行で取引している人は金利引き下げなどの優遇措置を受けることができるケースがあります。

住宅ローン商品のラインナップも豊富なので、自分のライフスタイルに合わせたプランの選択肢が拡がります。住宅ローン金利引き下げプランは、ほかの地銀と比較しても金利を低く抑えていますので、特に東海地方で十六銀行を利用している人にはおすすめの金融機関ですね。