マンションマーケットの口コミ・評判って実際どう?50人の本音とメリット・デメリット

この記事のざっくりしたポイント
  1. 仲介手数料が定額・低額だったり、買取を一括査定依頼できたりする点がメリット
  2. 対象エリアが限られていたり、売却査定は1社にしか依頼できなかったりというデメリットがある
  3. マンションマーケットの対象エリアであればマンションマーケットとHOME4Uの両方を利用すると良い

マンションを売買するならマンションマーケットというサービスを知っておきましょう。なぜならマンションマーケットはマンション売買に特化したサイトなので、マンションに関する良質な情報を得られるからです。

この記事ではマンションマーケットの概要・サービス内容、およびメリット・デメリットを解説していきます。また、さいごにHOME4Uとの比較も行うのでマンション売買を検討している人は参考にしてみてください。

マンションマーケットとは

マンションマーケットのWEBサイトの画像
マンションマーケット のホームページより引用

マンションマーケットの基本情報は以下の通りです。簡単にいうとマンションマーケットはマンション売買に関する全てが行えるサイトです。

具体的にはマンションの売却・買取の査定依頼もできますし、相場を調べることもできます。さらに売り出し中のマンションも確認できるサイトです。

会社名
株式会社マンションマーケット
設立2014年5月1日
本社
東京都港区新橋1-18-21
資本金1億円
代表者
代表取締役 吉田紘祐

また、この章では以下よりマンションマーケットで利用できる4つのサービスについて解説します。

マンションマーケットの4つのサービス

マンションマーケットでは以下4つのサービスを利用できます。

マンションマーケットのサービス
 
  1. マンション売却(スマート売却)
  2. マンション買取の一括査定(スマート買取)
  3. マンション購入
  4. マンション相場情報

まずスマート売却・スマート買取を利用すれば売却金額・買取金額の提示を依頼できる「査定依頼」ができます。そしてマンションマーケットがストックしているデータを基にしたマンション相場も調べることができます。さらにマンションマーケットは購入物件を探すことも可能です。

このようにマンションマーケットは売却・買取・購入・相場チェックという、マンション売買に関係するすべてのことを網羅しているサイトです。

 

後で詳しく解説するけどマンション売却の場合は仲介手数料が49.8万円と定額・低額な点が特徴だよ。ただ購入時は一般的な不動産会社と同じ仲介手数料率になるよ。

 
 

一般的な仲介手数料率ということは…物件価格が400万円超であれば「物件価格×3%+6万円」がかかるということですね!

 

マンションマーケットの口コミ・評判

次にマンションマーケットの口コミ・評判を見ていきましょう。 実際にマンションマーケットを利用した人のツイートを、良い口コミと悪い口コミのどちらも掲載します。マンションマーケットの利用を検討している人は参考にしてください。

マンションマーケットの良い口コミ・評判

まずマンションマーケットについての良い口コミ・評判は以下のようなツイートがありました。

マンションマーケットで手数料を浮かしたというツイート

引用:Twitter
マンションマーケットのサイトで物件を探すのがいいというツイート
引用:Twitter

良い口コミの中には手数料が安いという内容や相場を調べることができて便利という内容が多かったです。

 

仲介手数料が定額・低額なのが評価されているんですね!

 
 

そうだね。後は無料会員登録すれば相場をチェックできるから、その点の評判も良いね。

 

 

マンションマーケットのメリット

次にマンションマーケットのメリットである以下を解説します。

マンションマーケットのメリット
 
  • マンション特化型
  • 資産評価や売買価格や推定の相場情報(1㎡あたりの価格)
  • マンション売却は仲介手数料49.8万円と固定
  • 買取では複数の不動産会社にまとめて査定依頼も可能
  • マンションマーケットなら囲い込みを防ぐ
  • スマート買取がとにかく便利!

マンション特化型

1つ目のメリットはマンション特化しているという点です。マンションマーケットはサイト名の通りマンションに特化して売却・買取・購入・相場情報の提供というサービスを展開しています。

つまりマンションマーケットにはマンションに特化した情報が集っているということです。その点は、査定や相場の正確性につながるというメリットがあります。

資産評価や売買価格や推定の相場情報(1㎡あたりの価格)

2つ目のメリットは資産評価や売買価格や推定の相場情報を、無料で得ることができる点です。マンションマーケットで無料会員登録をすると自分の知りたいマンションの相場価格が分かります。

MEMO
具体的にはマンションマーケットのサイトで「相場を調べる」を選択し、相場を調べたいエリアを指定します。そうすると指定したエリアのマンションがラインナップされ売却価格の目安(相場)をチェックできるのです。

マンション売却は仲介手数料49.8万円と固定

3つ目のメリットは仲介手数料が49.8万円(税抜き)と定額・低額になっている点です。そもそも、不動産売買における仲介手数料は以下のように売買価格によって上限が決まっています。

売買価格仲介手数料率(税抜き)
200万円未満売買金額×5%
200万円超~400万円以下売買金額×4%+2万円
400万円超売買金額×3%+6万円

たとえばマンションを3,500万円で売却したときには、111万円(3,500万円×3%+6万円)の仲介手数料がかかります。 一方、マンションマーケットを利用すればいくらで売却しても49.8万円と定額なのです。

買取では複数の不動産会社にまとめて査定依頼も可能

4つ目のメリットは買取では複数の不動産会社にまとめて査定依頼も可能な点です。買取は不動産会社がマンションを購入してくれるので、買取価格が高ければ高いほど良いです。

MEMO
そのため少しでも高い買取価格を提示する不動産会社を探すことが重要になります。その方法は複数の不動産会社へ買取の査定依頼をすることなので、それができる点はマンションマーケットのメリットです。

マンションマーケットなら囲い込みを防ぐ

5つ目のメリットはマンションマーケットなら囲い込身を防げる点です。囲い込みとは仲介を依頼した不動産会社が、他社から購入検討者を紹介されたときに断る行為です。 囲い込みをされると検討顧客が減るので売主にはデメリットしかありません。

MEMO
そもそも囲い込みが発生する原因は、売主・買主の間に1人しか営業担当者が入っていないからです。 営業担当者が1人であれば、その1人の裁量で検討者を断ることができます。

しかしマンションマーケットは売主・買主にそれぞれ営業担当者が付くことで、囲い込みが発生しないように対策をしているのです。 囲い込みが発生しなければ検討顧客が増えるため、売主にとっては大きなメリットになります。

 

そもそも不動産会社はなぜ囲い込みをするんですか?

 
 

買主からも仲介手数料をもらいたいからだよ。他社に紹介された人がマンションを購入すると、買主から仲介手数料をもらえないからね。だから、他社からの紹介を断ってしまうんだ。

 

スマート買取がとにかく便利!

6つ目のメリットはスマート買取がとにかく便利という点です。スマート買取とはマンションマーケットが買取業者を紹介するサービスになります。

スマート買取が便利な理由は上述した「複数社へ査定できる」という点以外にマンションマーケットなら以下のサービスが利用できるからです。

マンションマーケットで利用できるサービス
 
  1. 専任エージェントがサポートしてくれる
  2. 手数料は無料

買取の場合は本来「買取業者」と「売主」だけのやり取りになりますが、マンションマーケットならエージェントがサポートしてくれます。また手数料が無料な点も売主にとっては大きなメリットといえるでしょう。

 

ここまでで、マンションマーケットを利用するメリットが分かったね。次にデメリットを解説するよ。

 

リフォーム費用相場を徹底解説!安くするポイントと工事費以外にかかる費用、マンションのリフォーム相場について

マンションマーケットのデメリット(注意点)

一方マンションマーケットは以下のデメリット・注意点があります。

マンションマーケットのデメリット
 
  • 会員登録しないと過去の売り出し価格が見られない
  • 仲介手数料は固定なので、1,460万円がボーダーライン
  • レインズの情報は使えない
  • スマート売却で査定依頼しても1社のみ
  • スマート売却が利用できるのは東京、神奈川、埼玉、大阪のみ

会員登録しないと過去の売り出し価格が見られない

1つ目のデメリットは過去の売り出し価格・相場を調べるためには会員登録する必要がある点です。ただ会員登録は無料ですぐにできるため、大きなデメリットにはならないでしょう。

仲介手数料は固定なので、1,460万円がボーダーライン

2つ目のデメリットは仲介手数料は49.8万円と定額なので、売却価格1,460万円がボーダーラインになる点です。 というのも売却価格が1,460万円であれば仲介手数料は49.8万円(1,460万円×3%+6万円)になるためマンションマーケットと同じ金額になるからです。

つまり売却価格が1,460万円未満であれば、マンションマーケットの仲介手数料は他社よりも高くなります。

 

では、1,460万円未満ならマンションマーケットで売却しない方が良いですか?

 
 

そうとも言い切れないよ。なぜなら、先ほど解説した「囲い込みされない」などのメリットがあるのでマンションマーケットに依頼すべきかは、その点も含めて考える必要があるね。

 

レインズの情報は使えない

3つ目のデメリットはレインズの情報は使えないという点です。レインズとは不動産会社が閲覧できるサイトのことで過去に成約した事例を確認できます。

しかしマンションマーケットの相場情報はあくまでマンションマーケットが過去に取引した事例を基にしているため、レインズの情報が反映されているわけではありません。

そのため不動産会社以外でもレインズを見られるREINS Market Informationを利用してレインズの情報をチェックしつつ、マンションマーケットの相場もチェックするという方法をおすすめします。

スマート売却で査定依頼しても1社のみ

4つ目のデメリットはスマート売却では1社(株式会社マンションマーケット)にしか査定依頼できない点です。 というのも、マンションマーケットというサイトを運営している株式会社マンションマーケットが、マンション売買のサポートをしていす。

そのため買取ではなく売却(仲介)依頼の場合は、自動的にマンションマーケット社に査定依頼することになります。

しかしマンションの査定は複数社を比較した方が良いので、マンションマーケット社に査定依頼しつつ他社にも査定依頼した方が良いです。

MEMO
その際は他社から提示された査定価格の根拠や仲介手数料額などを比較し、総合的に仲介を依頼する不動産会社を決めましょう。

スマート売却が利用できるのは東京、神奈川、埼玉、大阪のみ

5つ目のデメリットはスマート売却が利用できるのは東京・神奈川・埼玉・大阪のみという点です。 つまり、スマート売却に関してはエリア対象外のケースもあるため、マンションマーケットのサイトでエリア対象かどうか確認する必要があります。

 

ここまでで、マンションマーケットを利用するメリット・デメリット(注意点)が分かったね。

 

マンションマーケットのメリット・デメリット まとめ

マンションマーケットのメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

メリットデメリット
マンション特化型だからノウハウが豊富エリアが限られている
無料登録するだけで相場を見られる登録は必要
仲介手数料は49.8万円と定額1,460万円がボーダーライン
買取の場合は複数社へ査定依頼できる売却(仲介)の場合は1社のみ
囲い込みを防ぐことができる -

このようにメリットとデメリットが対比する点もあるので、上記を加味してマンションマーケットを利用するかの判断材料にしてみてください。

【2021年最新版】不動産買取業者おすすめ比較ランキング10社!評判・口コミや選び方について

結局マンションマーケットは利用すべき?HOME4Uと比較

最後に結局マンションマーケットは利用すべきなのか?という点について、HOME4Uと比較してみます。

結論からいうと対象エリア内であればマンションマーケットとHOME4Uの両方で不動産会社へ査定依頼して、その上で不動産会社を比較すると良いでしょう。

HOME4 Uは一括査定サイトなのでHOME4Uを利用すると自分のマンションをいくらで売却できるか?という査定依頼が可能です。以下がマンションマーケットとHOME4Uの違いになります。

サイト名マンションマーケットHOME4U
対象エリア購入は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県全国
売却は東京23区・神奈川の一部・大阪
査定依頼できる社数1社(株式会社マンションマーケットへの依頼)※ほかのサービス利用して他社へ査定依頼しても良い最大6社まで同時査定可能※1,300社以上が参画
仲介手数料定額49.8万円不動産会社による

マンションマーケットとHOME4Uでは上記のような違いがあります。 仮にマンションマーケットを利用できないエリアであれば、HOME4Uを利用して複数社へ査定依頼することをおすすめします。

まとめ

このようにマンショマーケットは不動産の売却・買取査定の依頼ができ、相場を調べることもできます。また、マンションの売り出し情報も確認できるため、マンション購入を検討している人も利用可能です。

マンションマーケットは仲介手数料が定額・低額だったり、買取を一括査定依頼できたりする点がメリットです。ただし対象エリアが限られていたり、売却査定は1社にしか依頼できなかったりというデメリットもあります。

その点を加味し東京23区・神奈川の一部・大阪というマンションマーケットの対象エリアであれば、マンションマーケットとHOME4Uの両方を利用すると良いでしょう。 その上で査定価格の根拠や仲介手数料などを比較し仲介を依頼する不動産会社を選定します。