藤和ハウスの評判は最悪？しつこいという口コミはある？仲介手数料についても解説！

この記事を書いた人

小島 優一

宅地建物取引士

宅地建物取引士、２級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険会社にてリテール業務に従事した後、2014年に不動産仲介会社であるグランドネクスト株式会社を設立。 2021年より幻冬舎ゴールドオンラインにて不動産を通じて財産を守る、増やす、残す記事を連載している。 >> 詳細はこちらから

今回の記事では皆さんに、東京都を所在地とする「藤和ハウス」の不動産売却をご紹介します。

この記事では、藤和ハウスで家を売るうえで知っておきたい不動産売却の流れや仲介手数料についての情報、売却に関するメリットや注意点、「最悪」や「しつこい」という噂は本当かを含めて実際に利用された方の声と併せてご紹介します。

藤和ハウスはしつこい最悪？評判(悪い口コミ)

それでは、実際に藤和ハウスを利用して家を売却した方からの評判や口コミをいくつかご紹介します。

評判や口コミに最悪、やばいと感じるものはあるのでしょうか。依頼先を決定するうえで重要な情報源となりますので、ぜひ参考にしてください。

訪問が遅い

藤和ハウスは一体何時にくるんだ……買い物に行かれない……(´ﾟωﾟ｀)

— ibis◆M3/A-05a (@contorto_ibis) June 15, 2019

詳細が分からないため、そもそもきちんと時間の約束をしていたのか分かりかねます。

こういう事例があるかもしれないので、時間には余裕をもって約束した方がいいかもしれないですね。

また、万が一約束の時間より遅れていた場合は謝罪があったかどうかでも印象が分かれる所ではあります。

営業がしつこいと感じた

非常にしつこかった。早よ買えといった雰囲気。しかも家まで押しかけてきて買う気失せました

引用：マンションコミュニティ

営業担当者の営業の対応によっては良くない印象を顧客が感じてしまうことがあると思います。ただ、上記の投稿の詳細が不明なので、こちらの投稿もあまりうのみにすべきではないと感じます。

また、一般的には営業担当者の連絡の頻度の多さや、コミュニケーションがうまくとれなかったりということは、顧客の不安や不満につながるのかもしれません。

問題を指摘したら開き直った

藤和ハウスと契約すると、泣き寝入りになります。

実際契約してからある問題がおきました。
重要事項説明書にも契約書にも書かれていない事でした。
全て藤和ハウスに責任があるにも関わらず、追求したら
「謝罪を求めているのか」と開き直りました。

藤和ハウスはFRKという一般社団法人不動産流通経営協会に入っておらず
契約書は初歩的なものしか作っていません。

いざ問題が起きたときこそ、お客の為に誠意を尽くすのが通常だとおもいますが、
藤和ハウスは違います。

泣き寝入りになります。

引用：eマンション

契約後のトラブル発生時に問題点を指摘したら開き直られ、あろうことか「謝罪を要求しているのか」という発言があったという口コミです。

誠実さに欠ける態度は大きな取引である不動産売買において不信感を招くことになります。

藤和ハウスの評判(良い口コミ)

親身になって調べてくれた

今の家を買う際にお世話になった不動産会社の藤和ハウス、最近不動産のことで誰かに相談したくて当時の担当者に連絡してみたところ、相当親身になって色々調べてくれた。
家を買ったのが2年前だから、もうウチに義理立てする必要もないのに、有難いやら申し訳ないやら。

— Soichi Furukawa (@hard_debu) November 14, 2017

強いエリアがある

株式会社藤和ハウス久米川の土地にかなり強いみたいです。http://t.co/ArwJjfYm

— せいじろう (@tweeest222) July 19, 2012

顧客量の多さを感じた

多摩地区のマンションの売却をお願いしましたが１週間で売れました。顧客量の多さでしょうね。大変感謝しております。こちらの書き込みほど営業の方も普通の方でしたし、特に問題はなかったように思えます。多摩地区で検討されてる方には安心して取引を行えると思います。

引用：マンションコミュニティ

担当者の対応も良く、このほかにも売却金額やスピードにも満足しているといった内容の口コミが寄せられています。

特定の地域に特化しているからこそ実現できる、高品質な対応ということがわかります。

藤和ハウスとは

藤和ハウスは東京都に12店舗、愛知県に1店舗の不動産売買仲介店を構え、特定の地域に特化した不動産売却を提案している会社です。不動産売却に特化した「藤和ハウスの売却応援団」というサイトを運営しており、売却に関する詳しい情報の把握ができます。

以下では、不動産売却の主な流れを見ていきましょう。

藤和ハウスで家を売る流れ

藤和ハウスでの不動産売却は、主に以下のような流れで進んでいきます。

こちらが基本的な流れです。

藤和ハウスの仲介手数料・値引き・割引

不動産物件の売却において、もっとも重要視される観点であり、ネックになりやすいポイントといえば仲介手数料です。

藤和ハウスでは、仲介手数料の仕組みはどのようになっているのでしょうか。

以下で、藤和ハウスのでの仲介手数料について詳しくご紹介します。

藤和ハウスの仲介手数料はいくら？

一般的な不動産売却では、物件の売却金額に3%をかけ、それに6万円と消費税を加算した金額が仲介手数料の上限金額として掲示されます。

この金額は法律で定められているシステムで掲示されることから、基本的には上限金額がそのまま仲介手数料として売主の方に請求されます。

仲介手数料の明確な金額をある程度把握しておきたいという場合は、査定額の相場をあらかじめ調べておき、その金額に上述した利率を当てはめて計算しておくと良いでしょう。

藤和ハウスの仲介手数料は値引き・割引はできる？

残念なことに、藤和ハウスでは仲介手数料の値引きや割引といったキャンペーンは展開されていません。できるだけ安く費用を抑えたいという方がほとんどの中で、ある意味リスクとして捉えられてしまうかもしれません。

こちらは不動産会社に問い合わせるといった認識ではなく、売却を担当してくれる方と直接やりとりをする形になります。そのため、担当者との良好な関係を築くことが値引き交渉の成功につながる鍵と言えるでしょう。

ちなみに仲介手数料の値引きとは若干異なりますが、藤和ハウスでは10万円の商品券がもらえる「紹介制度」を導入しています。少しでも支払う金額を安く、と考えている方は、紹介制度の利用を検討してみましょう。

藤和ハウスで不動産売却をするメリット

ここまで触れた売却の流れや仲介手数料などの内容を踏まえたうえで、藤和ハウスで家を売ることでどのようなメリットがあるのか、見ていきましょう。

保証が充実している

藤和ハウスには、売却に関する不安を解消するため、買取保証・瑕疵保証・設備保証が備わっています。

それぞれの内容について以下に挙げています。

中でも特に注目したいのは、買取保証です。

買取保証は、もし物件の購入希望者が見つからなかった場合、仲介先である不動産会社が買い取ってくれるサービスです。

これにより、物件が売れないことを防止でき、売却時期の目処も立てやすくなります。

一般的な仲介売買より売却金額が減額する傾向ではありますが、売却時期にこだわりたい方にとっては非常に有益な保証です。

さまざまな視点での検索機能が備わっている

藤和ハウスはただ売りに出すだけではなく、売却に関するさまざまな観点での検索が可能です。

例えば、家を売りたい対象エリアでどのような購入希望者がいるのかという点でのリサーチや、競合となりうる物件情報が検索できます。

売却のサポート体制が整っている

売却中のサポートが充実しているのも、藤和ハウスのメリットです。

サポート内容の例には、早期売却につながりやすい印象を購入希望者に与えるために実施する、ハウスクリーニングが挙げられます。

ほかにも、実際に生活するためのイメージが湧きやすくなるよう、既存の家具をVRで消したり、反対に家具を置いたりできるホームステージングサービスなども備わっています。

売却に関する4つの強みがある

藤和ハウスではさらに、他者を寄せ付けない4つの強みを持って、安心できる不動産売却サービスをお客様に提供しています。

そのひとつが広告量の違いです。藤和ハウスでは、Web広告・新聞への折込広告・ポスティングチラシといった3種類の広告で売却をサポートしています。

藤和ハウスはしつこい？不動産売却をする注意点

メリットが豊富な反面、デメリットとも言える注意点もいくつか存在します。

ここでは、藤和ハウスの不動産売却に関する注意点を主に3つご紹介します。

後になって最悪だ、と感じない為にもメリット・デメリットはしっかりと確認をしておきましょう。

営業がしつこい？担当者との相性が合わない場合も

口コミにも挙がっていたように、営業担当がしつこかったり、対応にムラがあったりといった事例があります。

しかしこれは藤和ハウスに限った話ではなく他社にも言えることです。

対策として、担当者に対するこんな不安があるとあらかじめ伝えておくと良いかもしれません。

対応エリアが限定的

藤和ハウスは、東京都にのみ絞った12のエリアと、愛知県にのみ対応した不動産会社です。

今回紹介した内容をきっかけに、藤和ハウスで家を売りたいと感じた方にとってはデメリットと言えるでしょう。

藤和ハウスの利用を検討する前には、まずご自身の物件があるエリアと対応エリアにズレがないか把握しておきましょう。

仲介手数料の値引きには交渉が必須

藤和ハウスに限った話ではありませんが、上限金額を請求されることの多い仲介手数料の値引きに悩まされる点も把握しておきましょう。

値引きには担当者との良好な関係を構築したうえでの交渉が必須です。

まとめ

今回は、東京都の12エリアと愛知県を対象にした不動産会社、藤和ハウスの不動産売却について紹介しました。

売却に特化した支店でのサポートやサービスなどが充実しているため、対応エリアで家を売りたいと考えている方はぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。

評判や口コミは丁寧だというものが多いですが、しつこいという声もありました。

ただ、しつこいという口コミは担当者に関するもので担当者には相性の良し悪しがはっきり分かれるかと思います。

もしも担当者が自分に合わないと感じた場合は別の方に変更出来ないか相談してみるのもおすすめします。

また、仲介手数料に関する不安はあるものの、他の不動産会社と比べて高いというわけではないため、大きなデメリットではないと言えます。

今回紹介した売却の流れやメリット、注意点などを参考に、藤和ハウスでの不動産売却に少しでも興味を持っていただければ幸いです。