- 安城・岡崎・西尾などの三河地域を中心にとする地域密着型のハウスメーカー
- 完全自由設計のため、こだわりを反映しお客様の120%の満足を実現できる
- 坪単価は平均60万円だが、こだわりすぎると時間と費用がかかる場合もある
今回皆さんに紹介するハウスメーカーは、安城・岡崎・西尾といった三河地域に家づくりを提供する「日本住建」です。
日本住建が提供する家づくりの特徴や建築費用、家づくりの流れといった基本的な観点について、実際に届いた口コミを交えながらご紹介します。
また、日本住建の家づくりに関するメリットや、デメリットにもつながりかねない注意点についても解説しています。
記事の最後には、日本住建の家づくりをおすすめできる人と、そうでない人の特徴もまとめているので、ぜひ参考にしてください。
日本住建とは?
会社名 |
日本住建株式会社
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設立 | 1975年8月1日 |
代表取締役会長 | 兵藤 忠彦 |
資本金 | 3000万円 |
従業員数 |
45人(2020年8月現在)
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本社所在地 |
〒446-0043 愛知県安城市城南町1丁目1番地1
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会社HP | 日本住建公式 |
事務員
浜崎編集長
日本住建の特徴
日本住建が展開する家づくりは、完全自由設計で実現されます。
日本住建は、お客様が100人いれば、100通りの家づくりがあると考えています。
提供できる家にお客様の暮らしを照らし合わせるのではなく、理想とする暮らしをどう実現するかに重点を置いているのが日本住建の特徴です。
ほかにも、完全自由設計のハウスメーカーに発生しがちな価格面でのネックをなくすための提案をしています。
また、耐震性や断熱性といった、家族を守る強い家の実現にも力を入れています。
このように、自由・価格・安全という、家づくりにおいては「基本」といえる観点に強いこだわりを持つことで、お客様の理想と満足の実現に貢献するのが、日本住建の家づくりです。
日本住建の建築費用
では、実際に日本住建で家を建てた場合、建築費用はどのくらいを目安にしておけば良いでしょうか。
日本住建の公式サイトを見てみると、建築実例とともに実際にかかった費用も掲載されています。
45坪で約2,700万円、40坪で約2,300万円、32坪で約1,900万円で提供されています。
坪単価に換算すると、およそ60万円程度となるため、価格帯としては平均的と言えるでしょう。
日本住建は完全自由設計のハウスメーカーであるため、ほかの自由設計を提案するハウスメーカーと比べても、決して高くはないといえます。
日本住建では、外部委託にかかる費用を削減し、お値打ちでの仕入れや予算内での提案にこだわっています。
これらのこだわりにより、完全自由設計にもかかわらず、お手頃な価格で家づくりが提供できると言えるでしょう。
日本住建で家を建てる流れ
日本住建の家づくりは、以下のような流れで進んでいくのが一般的です。
- 資金計画やローンの借入限度額などを確認し、予算を決定する
- 土地を所有していない場合は土地探しをする
- 家族間で理想の家をイメージし、設計を依頼する
- 建築計画を出し、請負契約を締結する
ここまでの流れを踏み、着工から引き渡しまで進んでいきます。
日本住建での家づくりを検討する際は、ぜひ上記のステップも参考にしてください。
日本住建の評判・口コミ
事務員
浜崎編集長
担当者のアイデアが豊富
友達の家が日本住建の家で、デザイン性がとても気に入ってホームページでチェックしました。
選択肢が限られている他のハウスメーカーより、自由設計ができる日本住建がいいなと思い、決めました。
担当の方のアイデアが豊富で、思っていたよりもハイセンスな家になりました。
予算内にも収まって大満足です。
引用:注文住宅ラボ
日本住建の特徴でもある、完全自由設計にメリットを感じていることがわかる口コミですね。
担当者の意見も重要なヒントになり、かつ予算内で家づくりを実現できたことに満足していることがわかります。
一方で、日本住建に対してこんな意見もありました。
予算が上がってしまった
完全自由設計ということで、いろいろ欲張りすぎて予算が上がりすぎてしまいました。
一からやり直したので、完成日が遅くなってしまいました。
引用:注文住宅ラボ
先ほどの口コミと反対に、完全自由設計であるがゆえのデメリットを感じているといった内容です。
ある程度決まったものの中から建てる規格型とは異なり、自由設計の家は理想を詰め込みすぎて予算がオーバーすることも少なくありません。
ある程度予算を抑えたい方にとっては、完全自由設計は枷になる可能性もあるでしょう。
日本住建で実際に建てた人の声
- 日本住建は作り手も、作っている過程も見えるという感じがしました
- ホントにフレキシブルで、臨機応変に対応してくれます
- 「この人と家を作りたい!」と思える人のいる会社
実例①日本住建は作り手も、作っている過程も見えるという感じがしました。
大府展示場で話しを聞いて、自由設計でニーズに合わせて選択肢が多い、こだわりのある家づくりができそう、いろんな素材・部材を使ってもらえそうと思いました。
それに加えて・・・大手住宅会社は、作り手が見えないというかだれが建てているかわからない。日本住建は地元の会社で、作り手も作っている過程も見えるという感じがしました。
さらに、他社は営業さんと打ち合わせする感じですが、日本住建は現場監督さんと打ち合わせし、予算も含め加減しながら進めていける、自由にやれるところが違うと思います。
そして、プロの視点で、変なことは変だと言ってくれます。引用:日本住建 お客様の声
実例②ホントにフレキシブルで、臨機応変に対応してくれます。
会社の対応という点では、他のメーカーは基本的に決められた中から選ぶという形で、日本住建はホントにフレキシブルで、臨機応変に対応してくれると思います。
契約してからのことですが、クロスを決めるのに大きなサンプル帳を10冊くらい持って帰って選んだし、外壁も気に入った商品のサンプルをいくつか用意してもらったりしました。こういうことができたのは、日本住建だからだと思ってます。
知らなかっただけなんですが、大工さんはいつも5、6人来てくれるのかなと思っていたんです。上棟の時にたくさん来てたし。それが、1人でやると聞いて驚きました。現場で気になるところなど指摘したら、ちゃんと説明してくれて納得のいくようにしてくれました。
引用:日本住建 お客様の声
実例③「この人と家を作りたい!」と思える人のいる会社
日本住建含め3社で比べたんですが、1社は営業さんがなんというか「安売り」の感じで、粗品もたくさんくれたし、とにかく安くできますっていうので、不安になりました。もう1社は営業さんが「メーカーの人」って感じで、機能とかの説明が多いんですよね。
その点、日本住建の営業さんは面白かった(笑)面白かったというのは、まず「どんな家を建てたいんですか?」から始まって、僕らの話しを聞いてくれた。会社側の話をするのではなく。まだ結婚していなかったので、彼女にも気を使ってくれたし。営業さんがガツガツしてなかったんですよね。僕たちには合ってました。待ってくれてる感じでかわいかった(笑)。
ゼロからゆっくり作っていこうという感じがよかったですね。営業さんはふわふわとイメージを膨らませてくれて、監督さんがそのイメージをどんどん具現化してくれて安心できました。「20代30代が建てる家」みたいな本を買って、いっぱい本に付せんを貼って、こんなイメージで!って。
それが図面で伝わっている感じがし、監督さんがどんどん具体化していってくれました。引用:日本住建 お客様の声
日本住建で家を建てるメリット
事務員
浜崎編集長
完全自由設計での家づくりを提案している
日本住建最大の特徴でもあり、もっとも注目すべきメリットとも言えるのが、完全自由設計での家づくりについてです。
冒頭でも触れたように、お客様一人ひとりの理想に向き合い、実現するためにはどのような家づくりが良いのかをお客様と一緒に考え、設計します。
家事動線にこだわりたい、趣味を存分に楽しむ空間を作りたいといったように、お客様によってさまざまなこだわりがあります。
これらのこだわりを反映し、100%を超えた120%の満足を実現するのが日本住建の家づくりです。
また、完全自由設計でありながら、建築費用を抑えることにもこだわっています。
仕入れ値や予算に応じた提案、自社内での施工実施を重視し、その分の費用を家づくりに充てています。
完全自由設計を提案するほかのハウスメーカーよりも費用を抑えられるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
耐震性に優れている
地震の多い日本での家づくりにおいて重要なポイントの筆頭である耐震性にも、日本住建は強いこだわりを持っています。
日本住建の耐震性は、以下5つのポイントにこだわることで高い耐震性を実現しています。
- 制震ユニット「MIRAIE」
- 耐久性・機能性・強度を追求した「ストローグ」
- 地震や台風に強い「モノコック工法」
- 耐力面材の「ダイライト」を導入
- 1棟ごとに異なる力のかかる場所に配慮した構造計算と剛基礎
日本住建では上記のこだわりを反映させることで、自由度の高さと安全性を兼ね備えた家づくりをお客様に提供しています。
断熱材にもこだわりを持っている
家づくりには安全性だけでなく、快適性も重要です。
日本住建では、断熱材にこだわることで、確かな快適さを実現しています。
「パーフェクトバリア」という、赤ちゃんがいる家庭や、アレルギーの方にもおすすめの断熱材が使用されているのが特徴です。
再生素材を使用しているパーフェクトバリアは、確かな断熱性にプラスして、吸音性や耐久性も兼ね備えています。
パーフェクトバリアのほかにも、快適性を追求した「セルロースファイバーDECOS DRY」という断熱材を使用することもあります。
断熱性や吸音性、耐久性など、パーフェクトバリアと同様の機能が備わりながら、調湿性に優れているのが特徴です。
シックハウスの原因となるカビやダニをより強く防止できます。
また、防火性にも優れているため、火事の不安も解消できるでしょう。
施工事例を公開している
日本住建の公式サイトでは、過去の施工事例を豊富に掲載しています。
家づくりに至るまでのストーリーや実際にどのような設計をしたかなど、家づくりにおける重要な情報ばかりです。
建築費用を把握するための事例も掲載されているため、依頼前にある程度のイメージを作れるというメリットがあります。
自分自身にどのような理想があるか把握しきれていないという方も、施工事例を参考にして家族で話し合いができるでしょう。
家づくりを身近に感じられるコンテンツが多い
日本住建は、先に紹介した施工事例などを中心に、家づくりを身近に感じられるコンテンツ・機会が豊富です。
公式サイトには、実際に日本住建で家づくりを経験したお客様の声を、家を建てるきっかけからQ&A形式で細かく掲載しています。
リアルな意見が確認できるため、見学しなくてもどのようなハウスメーカーか把握できるのがメリットです。
また、家づくりに関するイベントも定期的に開催しているため、まずは自分の目で確かめてから検討したいという方にもおススメです。
日本住建の家づくりに関する注意点
事務員
浜崎編集長
対応エリアは三河地域に特化している
日本住建は、安城・岡崎・西尾など、岐阜県の三河地域を中心に家づくりを提供するハウスメーカーです。
そのため、それ以外のエリアには建築自体が難しくなる可能性があります。
日本住建に限った話ではありませんが、地域密着型のハウスメーカーゆえのデメリットです。
完全自由設計の家をできるだけ安く、と考えている方は、日本住建の価格をベースにお住まいの地域で似たサービスを展開するハウスメーカーを探す必要があるでしょう。
予算がオーバーしがちになる
日本住建の強みでもある完全自由設計は、理想を反映すればするほど建築費用もそれに応じて高くなっていきます。
価格に関する配慮がしっかり備わっているとはいえ、すべての理想を高いレベルで実現するとなると、多少の予算オーバーは覚悟しなくてはなりません。
とはいえ、完全自由設計を提案するほかのハウスメーカーと比較すると、ベースの価格自体は抑えられています。
「ほかのハウスメーカーではもっと高くなるかもしれない」と考えれば、そこまで大きなデメリットにはならないでしょう。
日本住建の家づくりに向いている人・いない人の特徴
最後に、ここまで紹介した内容をまとめる意味でも、日本住建の家づくりをおススメできる人とそうでない人の特徴をご紹介します。
- 完全自由設計の家づくりをしたい
- 安全性・快適性にこだわりたい
- 家族に赤ちゃんやアレルギーを持った人がいる
- 家づくりに関するイベントなどに参加したい
- できるだけ低価格で完全自由設計を実現したい
- 三河地域以外に在住・転居予定
- できるだけ安く家づくりをしたい
- プランや設計などをハウスメーカー側に丸投げしたい
日本住建での家づくりを検討する際は、上記の表をぜひ参考にしてください。
まとめ
今回は、三河地域を中心にこだわりの家づくりを展開する、日本住建について、口コミを交えながら紹介しました。
日本住建の家づくりが提案する完全自由設計の概要や、建築費用・建築の流れといった、基本的な観点について触れています。
日本住建の家づくりは、完全自由設計でありながら価格を抑え、耐震性や断熱性も高い基準で実現しているのが特徴です。
施工事例やイベントなど、家づくりをより身近に感じられるのも、日本住建の強みと言えるでしょう。
事務員
浜崎編集長