人気マンションブランドの特徴【グランドヒルズ・パークマンション・パークコート】

マンションの購入を検討している人にとっては、まずどんな不動産会社からどのようなマンションが発売されているのか気になるところでしょう。

近年では、大手ディベロッパーが手掛ける高級マンションブランドが人気を集めています。

それぞれのスケールメリットを活かして、立地や品質・資産価値が高いマンションの発売に力を入れています。

各社が手掛けるマンションブランドにも

様々なディベロッパーが手掛けるマンションに人気が集まっています。ブランドマンションが人気を集めています。物件探しでブランドマンションが気になっている人も多いのではないでしょうか。

さまざまな不動産デベロッパーが手掛けるブランドマンションには、それぞれ異なる特徴や魅力があります。

各マンションブランドの持つ特徴を知っておくことで、より理想に近い物件を見つけられる可能性が高まります。

紹介するブランドマンション
  1. グランドヒルズ
  2. パークマンション
  3. パークコート

各人気マンションブランドの特徴について比較することで、よりよい物件探しの参考にしてみてください。

グランドヒルズ(住友不動産)

浜崎編集長

「グランドヒルズ」シリーズは、住友不動産が手掛けるマンションブランドです。 住友不動産が手掛けるマンションの中でも、グランドヒルズは抜群の信頼を誇る最高峰のブランドとして知られています。

マンションの顔となる建物正面のデザイン(ファサード)は優美さと重厚感を兼ね備え、ハイグレードな街並みによく馴染んでいます。

むしろその美しさを極めた外観によって、街並みをアップグレードさせていると言っても過言ではありません。長い年月を経ても決して変わることのない、その迫力ある存在感は、グランドヒルズの最大の魅力と言われています。

グランドヒルズを選ぶことの大きなメリットの一つが、白金台や松涛、西麻布、三田、三軒茶屋といった、希少性の高い立地に建つマンションであるということです。

グランドヒルズ三軒茶屋ヒルトップガーデンの外観

画像:グランドヒルズ三軒茶屋ヒルトップガーデン

これらのエリアは、物件探しをするなかで、誰もが一度は住んでみたいと考えたことがあるのではないでしょうか。 また、ホテルライクで細やかに行き届いたコンシェルジュサービスは、住民に上質な暮らしとステイタスを提供します。

そして、グランドヒルズの魅力を語るうえで欠かせないのは、卓越したデザインセンスです。天然石やガラスによる大胆な意匠、大胆かつモダンでエッジのきいたデザインは、他のマンションブランドではあまり見られないものです。 行き届いたサービスと洗練されたモダンなたたずまいを持つグランドヒルズは、一時の生活の場や投資物件などではなく、長きにわたって人生を送る場として申し分のないマンションブランドです。

しかし残念ながらグランドヒルズの名にふさわしい立地を追求しているため、次から次に建てられるマンションではありません。そのため、グランドヒルズの稀少性は大変高く、競争率が極めて高い物件です。

パークマンション(三井不動産レジデンシャル)

「パークマンション」シリーズは、三井不動産レジデンシャルが手掛けるマンションブランドです。

三井不動産レジデンシャルが手掛けるブランドマンションの中でも、最高級マンションシリーズがパークマンションです。 数あるマンションブランドのなかでもパークマンションの歴史は古く、1971年築の「三田綱町パークマンション」は、日本ではじめての超高層マンションとして知られています。

築年数が経っても、パークマンションは憧れのハイグレードヴィンテージマンションとして、その価値とプレミア感は高まり続ける一方です。

常に時代の先頭を走るマンションブランドとして、最高級のステイタスに恥じることなき新たな挑戦を続けているのがパークマンションです。

三田綱町パークマンションの外観

画像:三田綱町パークマンション

パークマンションもまた、千鳥ヶ淵、麻布、白金といった都心の一等地のすばらしい立地が最大の魅力です。

特に千鳥ヶ淵という立地は別格であり、他のどのマンションブランドであっても匹敵する立地は存在しないと言えるでしょう。また、前述の「日本初の超高層マンション」をはじめとして、建物ごとに必ず新しい試みを施していることも、パークマンションの特徴です。

浜崎編集長

たとえば、「パークマンション千鳥ヶ淵」では、土・石・漆の素材にこだわり抜き、これまでのマンションにはなかった質感の空間を実現しました。さらに、最高級マンションブランドとして言うまでもないことですが、外観やエントランス、住戸に至るまで、あらゆるしつらえに妥協はなく、選び抜かれた最高級の仕様で施工されています。

築年数の経ったパークマンションは大規模な修繕を重ねながら、ヴィンテージマンションとして味わい深いたたずまいを見せ続けてくれます。しかしながら、総戸数の少ないパークマンションも多く、その場合は管理費や修繕費の負担が重くなることは避けられません。 

パークコート(三井不動産レジデンシャル)

「パークコート」シリーズは、三井不動産レジデンシャルが手掛けるマンションブランドです。

パークコートは、三井不動産レジデンシャルが手掛ける都市型ハイグレードマンションブランドです。

時間が経っても色あせない品格を持つ「本格邸宅」がコンセプトとなっています。低層タイプからタワーマンションまでラインナップが揃っています。 華美なラグジュアリー感や高級感ではなく、閑静な邸宅地にふさわしい静謐にデザインされた、いわば「都会の邸宅」といったたたずまいが特徴です。

流行にとらわれることなく、時代を経ても決して飽きることのないデザインのマンションブランドであり、ハイグレードな都会の生活をおだやかに彩り続けます。

パークコート神宮北参道 ザ タワーの画像

画像:パークコート神宮北参道ザタワー

青山や赤坂、虎ノ門愛宕といった都心の一等地でありながら、緑豊かな立地がパークコートを選ぶ大きなメリットの一つです。交通の便にも優れ、洗練された都会暮らしを実現できます。 パークコートは緑あふれる生活を提案すべく、街にまで潤いを与えるような緑化に取り組んでいます。

そのため、都心にいながらにして、豊かな緑とともに心おだやかに生活することができるパークコートに心惹かれる人は多いです。 さらに、パークコートが特に誇るものとして忘れてはならないのは、高級感のある内廊下や性能の高い防音壁といった、プライバシーへの細やかな配慮です。

デザイン性だけではなく、住む人を第一に考えた機能性にこだわった設計は他のマンションの追随を許さないものです。

浜崎編集長

しかしパークコートは、過度なラグジュアリー感を追求していないコンセプトを持っているため、最高級をうたう他のブランドマンションと比べると高級感が足りないと感じる人もいるかもしれません。
 

まとめ

グランドヒルズ、パークマンション、パークコートと、人気のマンションブランドの特徴をご紹介してきました。

それぞれのマンションブランドが、こだわり抜いた独自のコンセプトを持って建てられているということがお分かりいただけたかと思います。 デザイン一つをとっても、時を経ても飽きることのない普遍的な外観か、もしくは街並みのイメージを一新するほどのエッジのきいた外観のマンションブランドに惹かれるのか、人によって好みはさまざまでしょう。

しつらえについてもどの程度のグレードを求めるか、そして希望するライフスタイルに合う住環境はどのようなものかなど、検討すべきことはたくさんあります。

マンションブランドの人気は沸騰する一方ですが、後悔のない物件にたどり着くためにも、各マンションブランドを比較するのは重要です。

浜崎編集長

流行や周りの人の意見にまどわされることなく、将来の自分や家族がいきいきと毎日を過ごす姿が想像できるマンションブランドを納得するまで探してみてはいかがでしょうか。