- レッドシダーは天井や外壁に利用するのがおすすめ
- 加工のしやすさやデザイン性の高さが魅力
- 傷のつきやすさ、耐久性の低さが難点
レッドシダーは、その美しさや扱いやすさから人気がある木材で、外壁や天井などに利用されることが多いです。
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浜崎編集長
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- レッドシダーはどのような特徴があるのか
- 家屋のどこに使用するのが良いのか
- メリットやデメリットは何なのか
- 費用はどの程度かかるのか
- 注文住宅は自身の理想とするマイホーム建築のため、こだわりたい箇所を実現させることが可能
- 一つ一つこだわって建築計画を立案したい方にとっては、注文住宅が向いている
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レッドシダーとは
レッドシダーの正式名称は「ウエスタンレッドシダー(アメリカ西部の赤い杉)」 日本では米杉(ベイスギ)といった名称で昔から親しまれています。赤味を帯びた特徴もあることから「レッドシダー」と呼ばれているのです。 高さは60m、幹の直径は2mに達するものも。 良質なレッドシダーが採れるカナダでは、古くからカヌーや家の建材、薬などにも利用され「生命の木」として愛されていました。
- 暖色系の風合いと独特の香り
- 抜群の加工性
- すぐれた耐久性と信頼性
浜崎編集長
レッドシダーがよく使われる場所
レッドシダーは、風合い・色味に特徴があり、デザイン性を重視し天井・外壁に取り入れている方も多いです。 またレッドシダーを使用し、DIYでウッドデッキやフェンスを作っている方も多くいらっしゃいます。
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レッドシダーの種類
レッドシダーの人気の一つにデザインの豊富さがあります。
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特徴 | |
節あり | 暖かみを感じられ、経年により色味と節が変化していきます。 そのため、変化していくレッドシダーを楽しむのも魅力の一つ。 節があることで強度を気にされる方もいらっしゃいますが、節の「ある」「なし」による強度の違いはあまりないと思って大丈夫です。 |
節なし | 節無しの場合の魅力は、何といってもその美しさ。 節がないため、全体的に均一感があり調和した美しさは外観に使用されることが多いです。羽目板で施工すると、さらに写しい仕上がりも期待できます。 ただし節がない木材の場合、価格が高くなります。 |
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レッドシダーは後悔する?デメリット
魅力だらけのレッドシダーですが、デメリットもお伝えします。 レッドシダーは、耐腐朽性の抽出成分が含まれており、腐りにくい反面、接触性皮膚炎を引き起こしやすい特徴があります。 また柔らかく加工しやすかったり、ソフトウッドで軽量だったりするのですが、傷がつきやすく耐久年数が低いといった特徴もあるのです。 このようなデメリットについて、具体的に解説していきます。
アレルギー反応が起こる可能性がある
レッドシダーは、耐腐朽性の抽出成分が含まれており、ソフトウッドの中では、腐敗しにくい木材のひとつ。 しかし、耐腐朽性の抽出成分は接触性皮膚炎になりやすく、レッドシダーの芯材に直接触れることで発症する場合があります。
傷が付きやすい
ソフトウッドに分類されるレッドシダーは、加工がしやすい反面キズがつきやすくなっています。 レッドシダーは低密度で、柔らかい木材であるため物理的なダメージには弱いです。 また物理的ダメージをうけやすい屋外の床で使用すると、ひび割れをした箇所から雨水が入りやすいため、短期間で悪くなっていきます。
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耐久年数が低い
一般的にソフトウッドの耐久性は低いと言われていますが、レッドシダーはソフトウッドの中では、耐久性が高い木材と言えます。 もちろんソフトウッドに属するレッドシダーは、ハードウッドと比較したら、耐久性は低いと言わざるを得ません。 しかし、毎年メンテナンスを行うことで10年以上ご利用いただけます。 とは言え、10年以上利用したら交換する必要がでてきます。
レッドシダーの4つのメリット
レッドシダーは、広く分けるとソフトウッドに分類されています。 レッドシダーはソフトウッドの特徴と、レットシダーの特徴をもった木材となります。 【レッドシダーの特徴】
詳細 | |
加工しやすい | 柔らかいため加工を行いやすい |
断熱・保温効果が高い | 導管が多く断熱に優れている |
デザイン性が高い | 一枚一枚で色味が違うため、無機質にならずデザイン性が高い |
入手しやすい | ホームセンタなど簡単に入手できる |
加工がしやすい
レッドシダーは、ソフトウッドに分類されます。そしてソフトウッドの特徴は柔らかく加工しやすい点です。
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断熱・保温効果が高い
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デザイン性が高い
強い赤味が特徴で、木目も美しいレッドシダー。 レッドシダーは、一つ一つ色味や濃淡に違いがあるため、木材を組み合わせるとインテリアを施したような洗練されたデザインになります。 デザイン性を活かし、天井に使うのも良い選択です。天井全体に利用せずに、キッチン上部だけ「板張り天井」にしシックな雰囲気を演出したり、吹き抜け部分だけをレットシダーの天井にしたりと、使い方は様々。 また取り入れるかどうしようか迷っている場合は、一旦クロスにしておき後からリフォームも可能です。
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入手しやすい
レッドシダーは軽量かつDIYがしやすい柔らかさに人気があり、ホームセンターで購入できます。 ただし取り扱いしているホームセンターは限られているため、ウッドデッキの専門店としておなじみのリーベなどで購入すると良いでしょう。 軽量であるため、ホームセンターで購入しすぐに自宅でDIYの木材として利用できるのは重宝します。 一昔前は手軽に入手できる木材として、需要も高く公園などで見かけることも多かったものです
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レッドシダーの評判や口コミ
ここからはレッドシダーを使用して施工された方や検討中の方の評判・口コミをご紹介します。
- 天井に使用した
- 雨風には強くない
- 外壁に使用した
天井に使用した
契約時から入れてたのですが、LDの勾配天井部分で10万ギリギリ切りました!思ったほどぶっとび価格ではなかったです!突板なので、無垢にするとやばいかもしれません🤣https://t.co/WuC6AqCl8H
— はいね (@hyneko_home) June 28, 2022
雨風には強くない
好きな外観はこんな感じなんだけど、レッドシダーはあまり雨風に強くないから外壁にするのはおすすめしないって言われてしまった…ガルバリウムになんか組み合わせたい…なんかいい案ないかなー pic.twitter.com/Hlh9HTJU4S
— もさ (@ietatetaihito) July 4, 2022
外壁に使用した
ありがとうございます😊
わが家はどうしたら安く出来るかをメインで計画したローコスト亭ですが、無垢床、レッドシダー外壁、板張り天井は少し頑張ったところです☺️ — ふくちゃん(福井県)地元工務店で建築中 (@6hPT9qEwrzlxvuQ) July 8, 2022
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場所別のレッドシダー施工費用
それでは、レッドシダーを 天井・外壁やウッドデッキに使用すると、どの程度の費用がかかるのか確認していきましょう。 ウッドデッキはDIYも可能ですので、DIYでの価格にも触れていきます。
天井にレッドシダーを使う場合
天井にレッドシダーを使用する場合、「張替え」なのか「重ね張り」なのかによって費用が変わってきます。 【レッドシダーの天井の張替え】
レッドシダーの天井の張替えの費用 | |
既存の天井の板張りを解体・撤去 | 約1,000〜2,000円 / m2 |
レッドシダーの施工費用(材料費+施工費) | 約8,000〜13,000円 / m2 |
【レッドシダーの天井の重ね張りの費用】
レッドシダーの天井の張替えの費用 | |
レッドシダーの施工費用(材料費+施工費) | 約8,000〜13,000円 / m2 |
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レッドシダーの天井の張替えの費用 | |
レッドシダーの施工費用(材料費+施工費) | 約1,000〜1,500円 / m2 |
下地が悪い場合の追加料金 | 約20,000〜40,000円 |
外壁にレッドシダーを使う場合
外壁をリフォームしてレッドシダーに張り替えたい場合、方法は2種類あります。
- 今の壁を完全に撤去し張り替える方法(張替え)
- 今の壁の上を覆うように施工する方法(カバー工法)
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内容 | 価格 |
以前の壁をはがす処理費用 | 約1,000〜2,000円 / m2 |
レッドシダーの施工費用(材料費+施工費) | 約6,000〜10,000円 / m2 |
足場費用 | 約1,000〜1,500円 / m2 |
合計 | 約8,000〜13,500円 / m2 |
30坪の場合、約200万円になります。 【カバー工法】
内容 | 価格 |
レッドシダー施工費用(材料費+施工費) | 約6,000〜10,000円 / m2 |
足場費用 | 約1,000〜1,500円 / m2 |
合計 | 約7,000〜11,500円 / m2 |
30坪の場合、約150万円になります。 またレッドシダーを使用すると、定期的ににメンテナンスを行う必要があります。 メンテナンスには、木材表面保護塗料を塗っていきます。 【メンテナンス費用(木材表面保護塗料を塗装)】
30坪の塗装費用 | |
業者に依頼 | 約100万円 |
DIYにて自分で実施 | 約30~90万円 |
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ウッドデッキにレッドシダーを使う場合
レッドシダーは古くから愛され続けていた木材であり、流行り廃りがありません。 現代の住宅に取り入れても、違和感なく溶け込んでいけるのが、人気のある理由の一つです。 そうしたレッドシダーでウッドデッキを作成した場合、どの程度の価格になるのでしょうか? レットシダーは柔らかい木材であることとホームセンターなどで手に入りやすい木材であることから、DIYでも人気があります。 ご自身でDIYを楽しむのもよし、業者に依頼して設置するのもよし。 業者依頼とDIYにて実施した場合の費用を比較します。
内容 | 費用 | |
業者に依頼 | レッドシダーの施工費用(材料費+施工費) | 約40,000〜60,000円 / m2 |
DIYにて自分で実施 | レッドシダー代 | 約15,000〜30,000円 / m2 |
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まとめ
昔から人気のあるレッドシダーは、次のような特徴がありました。
- 加工がしやすい
- 断熱・保温効果が高い
- デザイン性が高い
- 入手しやすい
反面、メンテナンスが必要だったり、傷つきやすいといったデメリットもあります。
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