- SREホールディングスが運営をしている不動産売却サイト
- 成約価格をスグに知ることができるAI診断などが好評だが、デメリットもある
- おうちクラベルの他にも1.2サイト並行して使ってみるのがおすすめ
「おうちクラベルの評判ってどうなんだろう?」
「おうちクラベルを使うメリット・注意点を知りたい」
この記事を読んでいる方は上記のように考えているのではないでしょうか。
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)はソニーグループが運営をしている不動産売却査定サービスで、売却方法によって売主側の仲介手数料が無料になるなどお得な面がたくさん存在しています。
今回の記事では実際におうちクラベルを利用した方の評判・口コミや利用するメリット・デメリット(注意点)などについて解説をしています。
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)とは
運営会社
商号 | SREホールディングス株式会社 |
設立日 | 2014年4月14日 |
所在地 | 東京都港区北青山3丁目1-2 青山セント・シオンビル 2F |
代表者 | 代表取締役西山 和良 |
資本金 | 3,584,703千円(2021年3月31日現在) |
サービス概要
利用者数 | 500万人 |
取扱件数 | 231,000件 |
提携不動産企業数 | 10社 |
取扱物件の特徴 | マンション売買に強い |
同時査定が可能な社数 | 10社 |
対応エリア | 全国 |
取扱っている不動産の種類 | マンション土地戸建て店舗その他建物アパート |
運営会社 | SREホールディングス株式会社 |
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)はSREホールディングス株式会社が運営をしている不動産売却サイトです。
一見すると不動産業界に関係のない会社が運営をしているように見えますが、ソニーが培ってきたIT技術や知名度、集客力を生かしてサービスを展開しています。
では実際におうちクラベル(旧おうちダイレクト)を使っている方はどのような印象を抱いているのでしょうか。
次章で使っている方の評判・口コミについて解説をしていきます。
「おうちクラベル(旧おうちダイレクト)の評判をみてから使うかどうか決めたい」
この記事を読んでいる方は上記のように考えている方もいるでしょう。
この章では実際におうちクラベル(旧おうちダイレクト)を使っている方の評判を当編集部が調査しました。使おうか迷っているあなたはぜひ参考にしてみてください。
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)の良い口コミ・評判
- 推定成約価格の自動通知ができる
- AI査定が便利
- 掲載物件エリアが広い
推定成約価格の自動通知ができる
ここまでは届かないよなー、という値段に設定しておいたのに、おうちダイレクトから、推定成約価格が設定した通知希望価格に到達しました!と連絡が来た。
— なうきやすと@選手村タワー、豊海ツイン (@nowcyast) October 27, 2020
この1年でまたマンション価格一段と上がった肌感覚。新築だけでなく中古も高い!
AI査定が便利
マンションお持ちの方は参考になる AIが査定してくれる 「おうちダイレクト」 ヤフー不動産から辿れるので自宅査定してみたい方は要✅。所有しているマンションは4800万で売り出しスタート、4571万が成約予想。ここから5%程度の諸経費を引けば、おおよそ手取りも価格の変動もわかるので便利👍 pic.twitter.com/9BIrtXLPxc
— たけ@FIRE済💦米株投資 (@take4_fire) January 30, 2021
掲載物件エリアが広い
久しぶりにおうちダイレクト見たら、意識高い都心の売り主だけじゃなくて、結構な割合で限界っぽい物件混じってた。 pic.twitter.com/NnQRtjzfrD
— かずお君 (@kazuo57) March 2, 2020
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)を利用した方の良い評判・口コミとして、自身が売りたい希望価格で査定されたという声が多いです。
ソニーという日本の先端のIT企業で培われた技術で、より最適な売却価格を提示してくれるのも人気の理由の一つになっています。
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)の悪い口コミ・評判
- アドバイスが良く分からなかった
- 魅力的な物件が掲載されていない
- 査定が信用できない
アドバイスが良く分からなかった
最近、おうちダイレクトから一括査定の営業が。
— 匿名希望の不動産屋さん (@matifudob) March 9, 2020
最初の志はどうした!
Yahooで乗りきろと、意味不明なアドバイスで電話を切らせていただきました。
魅力的な物件が掲載されていない
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)を利用するメリット
それでは、おうちクラベル(旧おうちダイレクト)を利用するメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか。
この章では、おうちクラベル(旧おうちダイレクト)を利用するメリットについて解説していきます。
- セルフ売却サービスで売主と買主が自動でマッチングするサービスが利用できる
- プロフェッショナル売却サービスで複数社に一括査定を依頼できる
- 物件の推定価格がわかるAI診断が指標になる
- 仲介手数料は無料(買主負担)!サポートも充実
- 早期に売却することも可能
- よくある営業や勧誘の電話がない
それぞれみていきましょう。
セルフ売却サービスで売主と買主が自動でマッチングするサービスが利用できる
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)には2種類の不動産売却方法があり、一つ目は「セルフ売却サービス」です。
セルフ売却サービスとは売主が直接買主とやりとりをしながら不動産売却を行う方法です。セルフ売却を利用すると以下のようなメリットがあります。
- 不動産業者に払う仲介手数料が買主負担となる
- 売却価格を売主側が買主の動向を伺いながら変更することができる
また不動産を売却する上で以下の必要なことを業者がサポートします。
プロフェッショナル売却サービスで複数社に一括査定を依頼できる
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)のサービス2つ目の売却方法は「プロフェッショナル売却サービス」です。
プロフェッショナル売却サービスは不動産売却のプロに複数社から査定額を受け取り比較ができるサービスのことを指しています。
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)は大手不動産業者のみならず地元密着の企業も加盟しているので、査定価格をしっかりと比較できます。
また基本情報の表からもわかるように取り扱っている不動産はマンションや不動産など様々な形に対応しているので、より高い価格での売却を目指す方にはぴったりのサービスでしょう。
物件の推定価格がわかるAI診断が指標になる
マンション購入から一年。
— 伊勢志摩 (@iseshima_p) September 4, 2020
査定価格が保守的と言われているおうちダイレクトで、購入価格を上回っているとやはり嬉しいものですね😊 pic.twitter.com/CSVzZJt0qo
おうちダイレクトのAI推定約定価格を追うのが最近の密かな楽しみです
— GIL (@gilinvestor) June 4, 2021
売却する予定の物件価格をシミュレーションができる「AI査定価格」ができるのもおうちクラベル(旧おうちダイレクト)の特徴の一つです。
AI査定価格とは、独自の価格推定アルゴリズムに基づきスピーディーに価格を算出してくれる仕組みで、複数の不動産会社へ一括査定を依頼した後にその場でAI査定価格が分かるシステムです。
一定の過去の膨大なデータから申込者の物件の適正な推定価格をシュミレーションするという機能で、高い精度で価格予想を出してくれると評判となっています。下記の画像の項目を記入するだけでAIが1分で相場の売却価格を出してくれます。
また一般の不動産売却査定サービスにありがちな電話営業や訪問などは一切ないことも、安心して利用できる理由の一つです。
仲介手数料は無料(買主負担)!サポートも充実
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)は「セルフ売却」を利用すると、仲介手数料が無料となります。
通常の場合、3000万円の物件を売却すると「96万円+消費税」がかかってきます。
ただし「セルフ売却」を利用すると、仲介手数料が買主負担となるため出費を抑えられ、その結果として多くの売却益を得られます。
またセルフ売却サービスでは、プロのコーディネーターがサポートをしてくれるので買主とのトラブルに万が一発展した場合でも、問題を解決できるでしょう。
早期に売却することも可能
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)はインターネット上で申込みから売却まで完結可能なので、早期に売却することが可能です。
申込みをするとコーディネーターと相談しつつ、物件価格を決定したりPRページを作成していきます。そのため購入希望者が売り出してからスグに食いつく可能性もあります。
よくある営業や勧誘の電話がない
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)は営業や勧誘の電話がないのも一つの特徴です。
通常の売却サービスの場合は、査定を行うとしつこい営業や勧誘の電話が来ますが、おうちクラベル(旧おうちダイレクト)の場合は電話連絡や訪問を一切行っていません。
余計なコミュニケーションを取っていないので、時間を快適に利用できるでしょう。
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)を利用するデメリット(注意点)
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)はメリットが複数存在していますが一方でデメリットもあります。
この章では、おうちクラベル(旧おうちダイレクト)を利用するデメリットについて解説をします。
- おうちダイレクト以外で販売方法が選べない
- セルフ売却は東京・神奈川・千葉・埼玉しか対応していない
- 推定成約価格の精度がそこまで高くない
- 買主に仲介手数料がかかる仕組みになっている
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)以外で販売方法が選べない
おうちダイレクト以外での販売方法を選ぶことができないのもデメリットの一つです。
販売方法の選択肢が与えられていないのは、囲い込みがされているのと同様といえるでしょう。
囲い込みとは他の不動産会社を介入させないで売買を成立させる手法のことであり、不動産が売れない可能性を高めるリスクもはらんでいます。
物件の販売条件から複数の販売方法を選択できるほうが良い場合もあるので、囲い込みでも売れるという状況であることを事前に調べる必要があるでしょう。
セルフ売却は東京・神奈川・千葉・埼玉しか対応していない
先ほど解説した「セルフ売却サービス」は首都圏一都三県のみしか対応しておらず、それ以外の道府県は利用できません。
プロフェッショナル売却は対応エリアは全国ですが、一部対象エリア外になっているとこもあるので、対象エリア外の方は全国対応のイエウールやSUUMO不動産売却を利用することをおすすめします。
推定成約価格の精度がそこまで高くない
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)の推定成約価格は早めに価格を出してくれるのがメリットですがあくまで推定の域を出ないので正しいとは限りません。
推定成約価格が高い場合は、売却する際に敬遠される原因の一つにもなるので、相場よりも高い価格が出た場合は注意をしたほうがよいでしょう。
不動産売却をスムーズに進行したいのであれば、AIだけに頼るのではなく不動産業者などの専門家に相談することをおすすめします。
買主に仲介手数料がかかる仕組みになっている
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)の「セルフ売却サービス」は売主側に手数料がかからない代わりに買主が仲介手数料を負担する仕組みとなっています。
そのため仲介手数料の支払いを嫌う買主もいて、売却が長引くリスクもあります。早めに不動産売却を行いたい場合は、プロフェッショナル売却サービスを選ぶことをおすすめします。
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)で不動産査定するまでの流れと使い方
それでは実際におうちダイレクトで不動産査定をするまでの流れはどのようになっているのでしょうか。
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)で使われている「セルフ売却サービス」と「プロフェッショナル売却サービス」の2種類に分けて使い方・流れを解説します。
セルフ売却サービスの使い方
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)の「セルフ売却サービス」は以下のような流れで利用します。
- 売り出す不動産の推定成約価格を調べる
- 売却価格を決定する
- PRページ作成・掲載を行う
- 買主が出たら交渉・売却手続きを行う
セルフ売却サービスを利用する場合は専属のコーディネーターがそれぞれの申込者につきます。
PRページの操作がわからない場合も、コーディネーターに相談をしながら作ることが可能です。
買主が現れると、やりとりや手続きはコーディネーターが請け負います。売主は掲載している情報の更新・修正を主に行います。
プロフェッショナル売却の使い方
プロフェッショナル売却は以下の手順で利用します。
- 入力フォームで物件の種類やエリア、査定を希望する会社を選ぶ
- 査定結果が届く
- 査定結果を比較して希望の会社に依頼
フォームへの入力は最短1分で終了するため、それほど時間をかけずにすみます。
また期間限定のサービスでAmazonギフト券を最大50,000円分を贈呈するサービスも行っているため、不動産会社を見つける以外にもメリットがあります。
不動産一括査定サービスは他のサービスと併用するのがおすすめ!
不動産売却で大切なのは一括査定サービスをおうちダイレクトだけに絞るのではなく、他の一括査定サービスと併用して売却するかどうかを見極めることです。
理由はおうちクラベル(旧おうちダイレクト)に加盟していない優良不動産会社が他の一括サイトには登録をされている可能性があるからです。
実はそちらに依頼した方が高く売却できたということもあるかもしれません。おうちクラベル(旧おうちダイレクト)の他にも1.2サイト並行して使ってみることをおすすめします。
まとめ
今回の記事では、おうちクラベル(旧おうちダイレクト)の評判や利用するメリット・デメリットについて解説しました。
おうちダイレクトはセルフ売却とプロフェッショナル売却を選択できたり、成約価格をスグに知ることができるAI診断などが好評ですが、囲い込みや成約価格の精度が低いなどのデメリットもあります。
もっとも無難なのは、複数の一括査定サイトを併用して利用することです。複数のサイトを利用することで、より高く売却することができる可能もあります。
この記事を参考にして、おうちクラベル(旧おうちダイレクト)の利用を検討してみてはいかがでしょうか?