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家を買う前に絶対に知っておきたい三つの注意点!新築の後悔ランキングも紹介

この記事のまとめ
  1. 家を買う前に絶対に知っておきたい三つの注意点
  2. 一戸建てはデメリットだらけ?噂の真相を調査
  3. 新築購入で後悔した内容をランキングで紹介

新築の建売りや注文住宅に憧れ、夢を持つ人も多いでしょう。しかし、夢や理想にとらわれて家を買う際に注意すべきポイントを無視すると、後悔することもあります。

家を買う際には、まずは買う側も知識を身に着けることが重要です。家を買ってはいけない時期や契約時の注意点、重視するポイントを確認してから内覧や相談に進むことをお勧めします。

一生に一度の大きな買い物で、後悔したくない人は多いはず。でも、初めての経験で不安を感じる人も多いでしょう。後悔しないためには何に注意すればいいか分からない場合もあります。

事務員

小島社長

そこで今回は、家を買う前に絶対に知っておきたい注意点や押さえておきたいポイントに焦点を当てて詳しく解説します。建売も注文住宅も新築で5年後、10年後も買ってよかったと思えるよう、失敗のない家の購入を目指しましょう。

家の購入を検討中の方はぜひ参考にしてください。

家を買う前に絶対に知っておきたい3つの注意点

新築戸建て住宅をこれから購入することを考えている場合に、どのようなことに気をつけていくべきか注意点を解説します。

家を買う前に知っておきたい3つの注意点
  1. 仲介会社の選び方を間違えない
  2. 契約前にしっかり内訳を確認する
  3. 建築中の品質管理や工事監理は自己責任のため内見時チェックする

仲介会社の選び方を間違えない

建売住宅を販売しているのは主に不動産会社です。 注文住宅の場合にも土地探しから始まるときには不動産会社に依頼することになります。 売主はハウスメーカーや工務店、デベロッパーなどです。

新築戸建を注文住宅として購入するときにはハウスメーカーや工務店と打ち合わせの機会が多くなります。 新築戸建てを販売する仲介会社を選ぶときには会社規模と保険制度をチェックしておきましょう。

注意
住宅瑕疵担保責任保険や住宅完成保証制度を取り入れ、それを購入した物件に利用できることを確認しておくことが大切です。

契約前にしっかり内訳を確認する

契約を締結してしまったら費用をゼロでキャンセルはできません。 契約の際に手付金を払うことになっているため、キャンセルしたときにこの手付金が戻ってこないのは最初に理解しておきましょう。

建売住宅は土地と建物の価格、オプションが付く場合の値段など、最初に明確な金額を提示してもらわなければ思わぬ出費につながります。

注文住宅は長い工期の間に手をかける担当者が多いだけに人件費がかかります。 設計から建築までの流れと、どの業者がどれだけの価格で建築に携わるのか内訳をはっきり確認しておきましょう。

MEMO
新築住宅を買う場合、諸費用も高めになります。 これを含んだトータル金額をしっかり把握しておきましょう。

建築中の品質管理や工事監理は自己責任のため内見時チェックする

建売住宅は比較的安価で購入できます。 建築に携わる業者のコストダウンを図る流れによるものです。

安く買えるのは歓迎ですが人件費を抑えてコストダウンにつなげる業者が多数のため、品質管理や工事監理に対する業務は全体の作業から削減される傾向にあります。

小島社長

品質管理のコストに関しては本来なら売主の責任となりますが、コストダウンにつなげる業者に代わり買主側が自己負担として建築途中の第三者検査を行うことになります。

内見時にチェックしてほしいのは点検口。建物を点検する際に点検口と呼ばれる箇所が設けられるのが一般的です。 しかし住宅の構造上この点検口が設置できず、ついていない戸建て住宅もあります。 内検時、点検口の有無は確認しておきましょう。

出来上がっている建売住宅の場合、どこを注意してみればいいか見落としがちです。事前に担当へ重視するポイントを伝えておくのも良いでしょう。

注意
点検をするために必要な点検口を設計、建築している業者には少し注意が必要です。

新築の後悔ランキング

想像と実物のイメージが違ったからと言って簡単に建て替えたりすることができないからこそ、誰もが慎重に新築購入の話を進めるはず。それなのに後悔したという口コミが絶えません。

そこで、実際に家づくりをした人が後悔したという口コミを独自調査しました。口コミの数が多い順にランキング形式でご紹介していきます。

小島社長

これからの家づくりを進めようと思っている方は、後悔が少しでも無くせるよう、ぜひ参考にしてください!

1位|予算を超えた

2位|建設遅延

3位|立地の後悔

4位|間取りの後悔

5位|維持費が高くつく

家を買ってはいけない時期

家の購入を検討中の方は、家を買ってはいけない時期はあるの?最適なタイミングってあるの?と悩んでいる方もいるはず。

家を買ってはいけない時期を把握し、自分にあったライフプランで無理なくローンの支払いをしていくことが賢い家の選び方と言えるでしょう。失敗しない家選びのためにも、是非参考にしてください。

家を買ってはいけない時期
  • 物価高で経済不安定な時期
  • 自身の財政が不安定な時期
  • 金利が高い時期
  • 地域の市場状況が不安定な時期
  • ライフスタイルに変化が起こる時期

物価高で経済不安定な時期

経済不安定な時期では、不況や経済の不安定が生じ、仕事の安定性や金利の上昇が懸念されます。

物価の上昇も懸念材料となり、家の購入時には物価高との関連も考慮し、慎重に検討することが重要です。

自身の財政が不安定な時期

転職や転勤が見込まれ、収支が不透明かつ不安定な場合は、家の購入を避けましょう。

急な支出に対処できない状況では、大きな負債を抱えることは避けるべきです。

金利が高い時期

金利が高い時期には、住宅ローンの返済負担が増加します。これは、借り入れた資金に対する支払い利息が高まるからです。

低金利の時期を狙うことで、同じ借り入れ額でも返済が軽減され、将来的な経済的負担を軽減できます。

注意
金利の動向に敏感に注意し、賢明なタイミングで住宅ローンを組むことが重要です。

地域の市場状況が不安定な時期

地域の市場状況が不安定な時期には、特定の地域での不動産市場が揺れ動く可能性があります。商業施設の建設やインフラ整備など新しい開発プロジェクトが計画されている場合、需要と供給のバランスが崩れる可能性があります。

価格が急落すれば、購入後の評価額が期待したほど上がらないリスクが生じ、投資の回収が難しくなるかもしれません。

MEMO
地域の将来の発展計画や不動産市場については、不動産に問い合わせるだけでなく、地方自治体のウェブサイトなども活用しながら調査することが重要です。

ライフスタイルに変化が起こる時期

ライフスタイルに変化が起こる時期は、転職や結婚、出産、子供の進学、親の介護など、個人や家族の状況によって異なります。

これらの変化が生じると、住まいの需要や環境への要望も変わる可能性があります。たとえば、転職が決まると通勤時間や通勤手段に影響が出たり、子供が生まれると子育てに適した環境を求めることがあります。

将来の生活計画が不確定な場合、柔軟な購入計画を検討することが重要です。

戸建てはデメリットだらけ?

一戸建てを購入しようとネットで様々な情報を検索していると、「一戸建てはデメリットだらけ」と心配になるキーワードが出てきました。

一生に一度の買い物で後悔はしたくないですよね。ここからは一戸建て購入のデメリットについて詳しく解説していきます。

一戸建てのデメリット5点
  1. メンテナンス費用がかかる
  2. 都心へのアクセスが悪い物件が多い
  3. 掃除の負担が大きくなる
  4. 階段の上り下りの負担
  5. 売却しにくくなる

メンテナンス費用がかかる

戸建ては自己所有のため、定期的な修理や保守にかかる費用は自己負担となります。例えば外壁のメンテナンスや屋根、庭の手入れなどです。

特に外壁のメンテナンスは10年から15年に一度が一般的で、百万単位になることも多いのが特徴です。高額になってしまう理由としては、風雨や紫外線から守るための塗装、外壁に亀裂が入った場合の補修費、更に壁には特殊な防水加工が必要となってくるため、思った以上に金額がかかります。

代わってマンションのメンテナンス費用は入居者全員で修繕を賄うため、マンション管理費や修繕積立金は全員から徴収され、一戸建て購入よりも一個人の負担は少ないことが多いでしょう。

都心へのアクセスが悪い物件が多い

一般的に戸建ては都心部や交通の便が良い場所に比べて、郊外や田舎に位置していることが多いです。

そのため、都心へのアクセスが制限されることも多く、通勤や買い物、社交活動に時間と費用がかかり不便と感じるケースも出てくるでしょう。

掃除の負担が大きくなる

戸建てに住むということは間取りが広くなりますので維持管理が大変になるといった側面があります。単純に掃除する場所も増えます。

例えば掃除の場合だとマンションならば共用部分に関しては掃除する必要がありません。基本的には定期的に清掃業者が掃除して維持管理します。

しかし戸建てだと庭や駐車場、ガレージといった部分においても自分で掃除する必要が出てきます。

階段の上り下りの負担

小さな子供やベビーカー等の移動や運搬は階段ではなく、マンションのエレベーターの方が手間がかからないでしょう。

また、高齢になると戸建ての階段の上り下りは困難になります。反対にマンションのエレベーターは高齢者や身体的制約のある人でも比較的容易に階層を移動できる利点があります。

売却しにくくなる

もしも売却しようとなった際、マンションに比べて戸建ての方が売却しにくくなる傾向が強いです。なぜかというと、戸建てはマンションと違い市場の変動や土地の評価に左右されやすい点が挙げられます。

都市部や利便性の高いエリアのマンションは比較的安定した需要があり、市場の変動に対して影響が少ないのが特徴です。

対して戸建て住宅は市場の需要や人気が左右されやすく、人気の住宅地では引く手あまたも、不人気なエリアではなかなか売却が進まないことも。価格についても、戸建ては土地の価格が全体の評価に大きく影響するため、希望の価格が通らないことで売却の初めの一歩がなかなか進まないなんてこともあります。

戸建てには建売住宅と注文住宅の2種類がある

戸建て住宅を購入することを検討し購入の計画を立てようとしたときにまず考えなければならないのが家を建てるのか、建っている家を買うのかということです。

つまり注文住宅にするのか、建売住宅にするのか、それを選ぶ必要があるということですがいろいろな違いが出てくるのです。 建売住宅と注文住宅とはどういうものか、また細かな違いはどこにあるのか、これを解説します。

建売住宅とは

建売住宅とは一般的に分譲住宅という名目で販売されている戸建て住宅を指します。 土地と建物がセットになり、すでに設計や建築が済んでいる戸建て住宅を建売住宅といいます。

まだ土地だけの段階や建築途中に売り出されることもありますが、設計はすでに終わっており完成した状態で入居することになります。

住宅の密集した市街地内で頻繁に売り出されているため建売住宅を選んだ場合、希望の地域で購入する機会に恵まれやすくなります。

小島社長

広い土地を売主や不動産会社が利用して同じタイプの住宅を数軒建設し販売することが多いので、近隣で売り出している新築の建売住宅を見かけることが多いのではないでしょうか。

建築開始から入居までの期間が比較的短く購入した住宅に早めの入居を希望する人は建売住宅がいいでしょう。 また予算を抑えたい人にも土地と建物のセットで安く販売される建売住宅が向いています。

MEMO
建売住宅は都市部の市街地内でも探しやすいため、今住んでいる地域からあまり離れたくないと考えている人も建売住宅がよいと言えます。

注文住宅とは

注文住宅とは、間取りなどを自身で好きなように設計してから注文し、建築に取り掛かる住宅のことを指しています。

設計会社や工務店、ハウスメーカーに依頼し好きな家を建築できる良さがあります。 建売住宅では意見や希望を通す余地がほぼありませんが、注文住宅ではその土地に対する規制や建築基準法に則った範囲内で希望の家を建てられます。

屋根や外壁の資材や色、室内の床素材や壁紙など希望に沿った建築が行われます。 注文住宅は土地を持っていない人の場合は土地探しから始めることになります。

設計や建築に伴う業者選びも必要で完成までの工期が長くなり人件費がかかるため、時間と予算に余裕がある人に向いています。

小島社長

さらに各業者の担当と頻繁な打ち合わせを必要とするため、その自由がきかない人は注文住宅を建てて買うことは少し難しいかもしれませんね。

市街地内で広い土地を見つけられる可能性が低いので、希望の家を持つために郊外に出て暮らしてもいいと考える場合に注文住宅はよい選択肢と言えます。

事務員

もちろん現在の住居地で古家を解体して建て直す場合には土地を活用できるため満足のいく注文住宅購入につながるでしょう。 家族の年齢や身体状況により完成された建売住宅では暮らしにくいと考えている人は注文住宅の検討をおすすめします。

新築一戸建ての購入の費用・期間の目安

前の項目では、新築一戸建てには注文住宅と建売住宅の2つのタイプがあることを紹介しました。

一般的には、価格は注文住宅の方が高く、建売住宅の方が安くなります。また、すでに建てている住宅を購入する建売住宅の方が、入居までの期間は短くになることも紹介しました。

小島社長

そこでこの項目では、もう少し詳しく解説していきます。

まずは購入費用についてです。参考にしたのは、独立行政法人住宅金融支援機構のフラット35を利用した人のデータを集計した「フラット35利用者調査」です。

下記の表は、「2020年度フラット35利用者調査」(2021年8月3日発表)から抜粋したものです。

調査対象は2020年4月から2021年3月までで、この間に独立行政法人住宅金融支援機構が買取または保険付保の承認を行った案件のうち78,560件について集計したものです。

このうち、注文住宅は10,161件、建売住宅は19,691件が該当します。

  土地付き注文住宅 注文住宅 建売住宅
全国 4,397万円 3,534万円 3,495万円
首都圏 5,162万円 3,808万円 3,922万円
近畿圏 4,540万円 3,746万円 3,441万円
東海圏 4,412万円 3,606万円 3,013万円

見ての通り地域差はありますが、概ね注文住宅の方が建売住宅よりも100万円~500万円ほど高くなります。首都圏の場合、建売住宅の方が金額が高くなっていますが、建売住宅には土地価格が含まれているためです。

土地を所有していない場合は、土地付き注文住宅と比較するようにしてください。その場合、1,000万円~1,400万円ほど建売住宅の方が安くなっています。

一方、入居までの期間は、建売住宅の場合、契約した後であれば概ね1カ月後から入居が可能となります。金融機関へのローンの申し込みや審査などを経て、引っ越しをすることになります。

これに対して注文住宅の場合は、土地の購入から設計完了までに3~10カ月、着工から引き渡しまでに3~6カ月程度が一般的です。最短で半年、土地が見つかるまで時間がかかれば、1年半程度ということもあります。

この注文住宅の購入における一連の流れを次の項目で紹介します。

新築一戸建て購入手順

ここでは新築一戸建ての購入手順について解説していきます。主に注文住宅では、下記の8つのステップとなります。

新築一戸建ての購入手順
  1. 土地探しとハウスメーカー選び
  2. 土地の購入申し込み
  3. 土地の売買契約
  4. 住宅ローンの仮審査(事前審査)
  5. 住宅メーカーとプラン打ち合わせ、建設工事請負契約
  6. 住宅ローンの本申し込み、ローン契約
  7. 着工~完成立会い
  8. 竣工、住宅ローンの実行、残金決済、引き渡し

それぞれの項目について見ていきましょう。

(1)土地探しとハウスメーカー選び

新築一戸建てを購入する際は、自己資金からある程度の予算を決めて自分の住みたい地域を絞り込みます。ここから住宅を建てるための土地を探しますが、土地を見つけてハウスメーカーが決まるパターンと、ハウスメーカーを決めて土地を探してもらうパターンがあります。

お付き合いのあるハウスメーカーがあれば、エリアと価格帯を設定して探してもらう方がスムーズに土地探しができるはずです。

もし、お付き合いのあるハウスメーカーがなければ、1から探すことになります。その場合、住みたいエリアが決まっているのであれば、その地域に強いハウスメーカーを選ぶ方法もあります。

エリアにこだわるとハウスメーカーが限定される、反対にハウスメーカーにこだわるとエリアが限定される、といったようにどちらかに制限がかかることもあります。

MEMO
土地探しとハウスメーカー選びは影響し合うことがあるので、柔軟に行うようにしましょう。

(2)土地の購入申し込み

土地が決まったら、購入の申し込みを行います。売主が一般の方であれば、購入意思を伝えるための買付証明書を提出します。この買付証明書には、購入希望者の住所、氏名、購入希望価格などを記載します。この条件で売却するのか売主が検討します。

小島社長

金融機関の融資を受けて土地を購入する場合は、ローンの申し込みをする準備も忘れないでくださいね。

ハウスメーカーが所有する分譲地を購入する場合は、ハウスメーカーと契約することになります。

(3)土地の売買契約

売主が売却を快諾した場合、次に行うのが不動産売買契約の締結です。不動産売買契約は、宅地建物取引士の立ち合いのもと売主と売主側の不動産会社、買主と買主側の不動産会社が一堂に会して行うのが一般的です。

この際、買主側は本人確認書類、身分証明書や印鑑証明書などの書類を用意します。また、引き渡しまでの間に売却の準備を進めてもらう意味で、手付金を収めます。この手付金は主に物件代金の1割~2割程度とされ、あらかじめ売主と買主で決めておきます。

MEMO
不動産売買契約には収入印紙が必要になりますので、締結日までに土地の売買代金に合わせて必要な金額の収入印紙を用意しておきます。

(4)住宅ローンの仮審査(事前審査)

金融機関から融資を受ける場合は、「事前審査」と「本審査」の2段階になっていることが一般的です。利用するのは、ハウスメーカーが紹介する金融機関でも、お付き合いのある金融機関でも構いません。

事前審査では申込書に記入するほか、本人確認書類や、源泉徴収票など収入に関する書類、物件の確認資料などを提出します。

小島社長

借入がある場合は、償還予定表や残高証明書などの提出が必要です。

審査にかかる期間はどのくらいですか?

事務員

小島社長

おおむね1~2週間くらいですね。

(5)住宅メーカーとプラン打ち合わせ、建設工事請負契約

金融機関のローン審査が通らなければ、住宅を建てることはできませんので具体的な建築プランはここからスタートとなります。

ただし、土地の購入が決まっていれば、住宅のイメージができますのでおまかな構成を考えておきましょう。建築プランの進捗がスムーズになります。

通常はハウスメーカーが施主の意向を聞いて、それを元に設計する流れになります。具体的なことはお任せできますが、下記のような大まかな内容は決めておきましょう。

打ち合わせ前に考えておきたいこと
  • 部屋の数
  • リビングのおおよその広さ
  • 駐車場の有無
  • 階数
  • そのほかのこだわり(バスルームの広さ、吹き抜け、対面キッチンなど)

ハウスメーカーではこうした施主の意向をまとめて設計図に起こしていきます。その後は、下記のような流れになるのが一般的です。

工事請負契約までの流れ
  1. 現地調査
  2. 建築プランの提案
  3. 設計監理契約
  4. 基本設計
  5. 実施設計
  6. 工事請負契約

工事請負契約は、建設工事に関する契約で施工会社(ハウスメーカーの場合はそのハウスメーカー)との間で締結します。契約の内容は、工事の内容、請負代金の額、支払い方法、工期などです。

(6)住宅ローンの本申し込み、ローン契約

事前審査に比べて、より詳しい情報を元に金融機関および保証会社で審査を行うのが本審査です。そのため工事請負契約書、建築確認済証、間取り図・配置図などの書類を新たに提出します。

病気などでローンの返済ができない場合を想定して、団体信用生命保険への加入申し込みなども行います。この本審査を申し込む際には、住宅ローンの金利、返済期間などを決めます。審査は概ね1~2週間程度かかります。

審査に通ると住宅ローンの契約を行います。審査は権利を獲得するためのもので、契約をして初めてローンが実施されます。この契約の際には、物件の引き渡し日に合わせて、融資実行日を決めることになります。

MEMO
ローンの申し込みに関しては金融機関の営業時間内に行いますので、有給休暇をもらったり、早退をさせてもらったりなどスケジュールの都合をつけておく必要があります。

(7)着工~完成立会い

工事請負契約を締結し、住宅ローンの審査に通ると建設工事が始まります。工事を開始するに当たって、土地に住んでいる神様を鎮めるのと同時に、工事の安全さらには子孫繁栄などを祈願するために地鎮祭を行うこともあります。

建設工事が始まったら、現場を見学させてもらうことができます。スケジュールなどを決めて、ハウスメーカーに依頼しましょう。

また工事が終了した際には、施工の品質をチェックするなどの検査に立ち会うことになります。契約通りのプランで建てられているか、施工不良などがないか、また設備機器の動作確認などを施主としてチェックします。

小島社長

この検査後に引き渡しとなりますので、細かくチェックをすることで入居後のトラブルを回避することができます。

(8)竣工、住宅ローンの実行、残金決済、引き渡し

完成立会いで問題があったところは新たに手直しを行い、それが終了すると竣工となります。その後、引き渡し日に最後の手続きを完了させ、住宅ローンの実行も行います。

通常は金融機関で行うため、平日の日中となります。当日は購入代金の残額と各種諸経費を支払い、書類や鍵の引き渡しを行って完了となります。

住宅に移動して引き渡し式を行う場合は、設備機器の説明を受けることもあります。

ただしこの引き渡しが済んでも終了ではありません。後日、登記手続きを行うことで法的に住宅の所有権が施主のものとなります。

小島社長

住宅ローンを借りる場合は抵当権が設定されることになり、同様に登記手続きが必要です。ご自身で行うこともできますが、司法書士に代行してもらうことが一般的です。

平日の日中に行動しないといけない部分もあるので、スケジュールも調整しておきたいですね。

事務員

まとめ

建売住宅と注文住宅、どちらかを選んで新築戸建て住宅を購入することになります。 どちらがいいか、これは予算や土地の有無、家族構成や住みたい地域など、さまざまな状況からよく考えて選んでください。

小島社長

信頼できる仲介業者からの購入をベースに引き渡しまでに必要なチェックを忘れずに、良い新築戸建ての購入につなげましょう。