- 中古住宅の内覧で聞くことまとめ
- 手土産は必要?居住中の内覧で気を付けたいこととは
- 中古住宅内覧時のチェックリスト【PDF】
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中古住宅を購入する際に内覧は欠かせません。物件の設備状態や周辺環境、近隣住人との関係など様々な情報を知る必要があります。
しかしいざ内覧に行ったものの、聞くことがわからない、うっかり忘れてしまった…ということもあるのではないでしょうか。
この記事では、中古住宅の内覧時に必ず居住者・仲介業者に聞いておきたい項目や見るべき箇所、居住中の物件を内覧する際に注意すべきポイントをくわしく解説します。
また内覧時に持参できるチェックリストのPDFも載せていますので、是非活用してください。
中古住宅の内覧時に聞くこと8項目
山田編集者
浜崎解説員
他にも地域のコミュニティの特徴や周辺環境など、住んでいる人でないと分からないこともあるので、ぜひ内覧で聞いておきましょう。
ここでは主に中古住宅の売主に、内覧時に聞いておきたい項目を紹介します。なお不動産の仲介業者に尋ねたほうが良いこともありますので事前に確認してください。
周辺環境
近隣に商業施設、病院、公園、子どもがいる場合は幼稚園・保育園・小学校・中学校などがあるかを確認してください。
学校については、評判や進学への保護者の意向(中学受験が多い・いじめが多いなど)も確認します。また近隣の治安・防犯状況や自然災害で被害を被ったことがないかなども聞いてみましょう。
なお、内覧の後、実際に付近を歩いてみることをおすすめします。災害リスクについては、事前に自治体が公開しているハザードマップの確認は必須です。
交通の利便性
交通アクセスは、日常生活に大きな影響を与えます。最寄りの駅やバス停までの距離、アクセスの良し悪し、通勤や買い物に便利かどうかを確認します。
設備の使い勝手・不具合の有無・リフォーム履歴や修繕の有無
キッチン、浴室、トイレなどの設備の、現在の状態や使い勝手を聞きましょう。
過去に不具合が起きたかどうかや、その際どう対応したか、リフォーム履歴や修繕の有無も確認します。給湯機器の交換や屋根塗装・外壁塗装の履歴も同時に聞いておくと良いでしょう。
近隣住人との関係性
町内会など共同生活のルールがあるかどうか、ゴミはどこに出すのか、町内会費や係の回ってくる頻度も聞いておきます。
これまで近隣住民との間にトラブルは無かったか、コミュニティ活動への参加をどの程度行っていたかなどについても質問してください。
ガスの種類・オール電化かどうかとそれぞれの費用
ガスの種類が都市ガスかプロパンガスかをたずねておきましょう。
一般的に都市ガスは料金が安い傾向があります(都市により差があります)が、災害時の復旧に時間がかかります。プロパンガスは料金は都市ガスより高めですが初期費用が安く、災害時の復旧は早い傾向があります。
オール電化の中古住宅は火災保険が安いなどメリットがありますが、電気代を考慮する必要があります。
近年では全館空調の家もあり快適性は高いですが、機種によってはかなり電気代がかかります。その他、エコキュートや太陽光発電などで省エネ対策がされているかどうかも聞いてみてください。
(参考資料)経済産業省:第69回 総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会 電力・ガス基本政策小委員会
庭の有無と状態
庭があると、樹木の剪定などの手間がかかります。年間にどの程度の手入れをしているか、かかる費用も聞いておくとよいでしょう。
庭のスペースがあっても、売主が放置している場合は購入後に自分で手入れを行う必要が出てきます。巨大な樹木が多数放任されている状態の庭だと、入居後に伐採や抜根の手間と追加費用がかかることも…。
【仲介業者へ】売却理由
売主の売却理由は、売主ではなく仲介業者に尋ねたほうが正確な情報がわかるでしょう。
売主個人の事情ならば特に気にしなくてもかまいません。しかし、例えば近隣とのトラブルがあった、治安が悪くなった、近隣に歓迎されない施設(葬場やパチンコ店など)が建つ予定がある、主要な商業施設が撤退して不便になるというケースは、要注意です。
【仲介業者へ】引き渡し時期
引き渡し時期や条件について確認します。こちらも売主より仲介業者に尋ねるほうが良いケースがあります。
中には1年以上先までは売主が住む予定となっている物件もあるため、自身の生活スケジュールや計画と合うかどうかを確認します。
手土産は必要?居住中の中古住宅を内覧する際のマナー
山田編集者
浜崎解説員
内覧するときは、マナーを守って礼儀正しく振る舞いましょう。売主の心象を悪くしてしまうと売却してもらえないこともあり得ます。
ここでは内覧の際のマナーについて解説します。
- 内覧用スリッパや手土産は不要!清潔な身だしなみで
- 自己紹介、挨拶を行って印象良く!
- 必要最低限の人数で、手短に!質問項目は先にまとめておく
- 値引き交渉は売主と直接しない!
内覧用スリッパや手土産は不要!清潔な身だしなみで
内覧用のスリッパや手土産は基本的に必要ありません。持参することで、売主に余計な気遣いをさせてしまう可能性があります。
居住中の場合は特に身だしなみを整え、汚してしまわないよう清潔な靴下を履いて内覧に臨みましょう。
自己紹介、挨拶を行って印象良く!
内覧時には、まず売主に対して挨拶と自己紹介を行います。礼儀正しい態度で接することが大切です。笑顔と丁寧な言葉遣いで、良好なコミュニケーションを築きましょう。
売主も人間ですので、態度の悪い購入希望者には「大切な思い出のある家を売りたくない」と感じるかもしれません。また購入希望者が複数いる場合は、売主の心象の良い人が有利になることもあります。
必要最低限の人数で、手短に!質問項目は先にまとめておく
内覧には必要最低限の人数で臨みましょう。多すぎる人数で訪れることは、売主にとって負担となります。
特に居住中の場合は生活している場を見せていただくことになるので要注意です。幼い子どもはできれば預けたほうが良いかもしれません。
内覧時間を効率よく使い、無駄に引き延ばさないためには、事前に質問項目をまとめておくことが大切です。記事の最後にそのまま使える「聞くことリスト」がありますので、参考にしてください。
値引き交渉は売主と直接しない!
内覧時には、値引き交渉は売主と直接行うのではなく、不動産仲介業者を介して行うのが一般的です。直接売主と交渉すると、売主との信頼関係を損なうおそれがあります。
円滑な交渉を行うためにも、仲介業者を通して対応しましょう。
居住中の中古住宅の内覧でチェックしたい11のポイント
山田編集者
浜崎解説員
またカビが壁紙に発生している家は、何らかの問題があることも多いです。使い方に問題がなかったかどうか売主に確認しつつ、しっかりチェックしてください。
売主が居住中の中古住宅を内覧する際のチェックポイントや注意点を解説します。
家の方角・部屋ごとの日当たり・窓の数
家の方角や各部屋の日当たりを確認します。
南向きの部屋は日当たりが良く、冬場も暖かく過ごせますが夏場は高温になります。一方で、北向きの部屋は日当たりが少なく、湿気がこもりやすい傾向があります。
また、隣の建物や木などによって日が遮られることも考慮しましょう。
ただし、近年は断熱性を高くするために窓を減らしている家も増えています。ほか、紫外線で床や家具が色褪せするのを防ぐため、あえて窓は必要最低限の家もあります。
眺望
住宅の周囲の景色や眺望、隣家との距離感や建物の高さなどをチェックし、開放感やプライバシーを確認してください。
将来的な景観の変化が起こるような開発計画などは、あらかじめ仲介業者や自治体などに確認しておきましょう。
風通し
風通しの良し悪しは、居住環境の快適性に直結します。各部屋の窓やドアを開閉して風の通り道を確認し、部屋全体に空気が循環しているかを確認しましょう。
騒音の有無
周囲の騒音は生活の快適性に大きく影響します。近隣の道路や鉄道、工場などからの騒音が気にならないかは重要です。
内覧を静かな時間帯に行った場合は、時間帯を変えて近隣を歩いてみるなど、騒音の有無をしっかり確認しましょう。
隣家との距離・境界線
隣家との距離や配置は、プライバシーや日当たり、風通しに影響を与えます。
隣地との間隔や窓の位置、塀や植栽などの仕切りを確認してください。なお、隣の家との境界線については売主よりも仲介業者に確認したほうが確実です。
間取り
家族構成やライフスタイルに合った使いやすい間取りかどうかを確認します。
各部屋の広さや数、配置、動線などを検討しましょう。将来的なリフォームや増改築の余地も考慮してチェックしてください。
収納の場所や量
各部屋や廊下、玄関などに備えられた収納スペースの量や使い勝手を確認しましょう。
自分の所有する衣類や靴、書籍類、日用品、雑貨、ストック品、季節ものの家電製品などを収納するための十分なスペースがあるかどうかを確認します。
浜崎解説員
内装
壁や床、天井の傷みや汚れ、ペンキの剥がれ、カビや湿気の跡などをチェックしましょう。
また、水周りでコーキングはがれが起きていないか、床に大きなシミができていないかも確認してください。シミが広がっている時は水漏れが起こっている可能性があります。内装の状態は、将来的にリフォームや修繕が発生し費用がかかるおそれもあります。
床の傾斜・柱のゆがみがないか
床や柱のゆがみや歪みは、建物の構造に欠陥や問題が潜んでいる可能性があります。
ドア、ふすまの開閉がスムーズかどうか、ドアが勝手に開いたり閉じたりしないかは実際に動かして確認します。床で水平器を用いると建物の傾きがわかることもあります。
ただし、築年数の経っている家はほとんどの場合、乾燥などによる木材の収縮や反りなどがどこかに起こるため、わずかな傾きは生じます。
水回り設備
キッチンや浴室、トイレなどの水回り設備の状態を確認します。蛇口や排水口の漏れや詰まり、シャワーやトイレの水圧(水の出方)、便器の傷みなどをチェックし、修理や交換が必要かどうか判断します。
引渡し前には水回りのリフォームを行うこともありますが、念のため仲介業者に、売主がリフォームを行ってくれるのかどうか確認しておきましょう。
外観
外壁の傷みやひび割れ、コーキングの劣化やはがれ、窓やドアの動作などを確認します。可能ならば屋根の状態も(直接見ることが難しければ最新の写真などで)確認させてもらいましょう。
中古住宅内覧時のチェックリスト【PDF】
この記事では、中古住宅(売主が居住中の物件を含む)の内覧へ行く場合に、売主に聞くこと、自分の目でチェックしておきたいことを解説しました。
以下にそれぞれをリスト表にまとめています。内覧時にぜひお役立てくださいね。
項目 | 聞くこと・チェックポイント | 内容・メモ欄 |
売主に聞くこと | 周辺環境 | |
交通の利便性 | ||
設備の使い勝手・不具合の有無・リフォーム履歴 | ||
近隣住人との関係性 | ||
ガスの種類・オール電化かどうかとそれぞれの費用 | ||
庭の有無・状態 | ||
【仲介業者へ】売却理由 | ||
【仲介業者へ】引き渡し時期(予定) | ||
内覧時のチェックポイント | 家の方角・部屋ごとの日当たり | |
眺望 | ||
風通し | ||
騒音の有無 | ||
隣家との距離 | ||
間取り | ||
収納の場所や量 | ||
内装 | ||
床の傾斜・柱のゆがみがないか | ||
水回り設備 | ||
外観 | ||
その他(自分固有の質問) |
まとめ
山田編集者
浜崎解説員
そのためにも、事前に聞くことのリストを作っておくことは大切です。中古住宅の購入を検討している方は、このリストをぜひお役立てください。