【2024年最新版】入ってはいけない火災保険ワーストランキング!不払いも?保険のプロが入っている保険も解説

入ってはいけない火災保険ワーストランキング

この記事を書いた人
小島 優一
宅地建物取引士

宅地建物取引士、2級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険会社にてリテール業務に従事した後、2014年に不動産仲介会社であるグランドネクスト株式会社を設立。 2021年より幻冬舎ゴールドオンラインにて不動産を通じて財産を守る、増やす、残す記事を連載している。 >> 詳細はこちらから

この記事のまとめ
  1. 入ってはいけない火災保険ワーストランキングを検証!
  2. 保険のプロが入っている保険とは?
  3. おすすめの火災保険や気になる疑問を紹介

火災保険に加入する時や更新の時に、「この火災保険は本当に自分に最適なのか」不安に感じる方は多いはずです。

「入ってはいけない火災保険のランキングを知りたい」「火災保険の満足度ランキングを知りたい」

「不払いなど評判の悪い火災保険会社だけは避けたい」「保険のプロが入っている火災保険が知りたい」

このように感じる方も少なくありません。火災保険はどこがいいのか迷うものです。

この記事では、2024年時点での「入ってはいけない火災保険」を見分ける5つのポイントを、ワーストランキングにまとめました。火災保険を選ぶ際の重要な点を理解できれば、自分に合った最適な火災保険が選びやすくなります。

戸建ての場合の火災保険ランキングも調査しています。該当の方はご確認ください。

入ってはいけない火災保険会社ワーストランキング

入ってはいけない火災保険会社ワーストランキング

火災保険選びでは、どんな点に注目したら良いのでしょうか?

平松編集者平松編集者

塚原解説員塚原解説員

「入ってはいけない火災保険」を見分けるために、以下の5つのポイントに注目してください。
火災保険ポイント① 苦情件数が多い
火災保険ポイント② 支払い実績率(正味損害率)が低い
火災保険ポイント③ ソルベンシーマージン比率が低い
火災保険ポイント④ 信用格付け評価が低い
火災保険ポイント⑤ 顧客満足度ランキングが低い

保険のプロは、上記の5つのポイントを総合的に判断して火災保険を選んでいます。入ってはいけない火災保険の5つのポイントを、ワーストランキングで詳しく解説します。

入ってはいけない火災保険ワーストランキング①:苦情件数が多い

入ってはいけない火災保険を見分ける1つ目の方法は、苦情件数を知ることです。
しかし、保険加入者が多ければ、それだけ苦情件数も多くなります。ここでは、日本損害保険協会が公表している各火災保険会社の苦情件数と正味保険料収入を考慮して、ワーストランキングを作成しました。

MEMO

正味保険料収入は、保険会社の売上規模を示す指標です。
こちらのワーストランキングで紹介する苦情件数と正味保険料収入には、火災保険以外の保険料収入も含まれていますが、保険会社の契約者数に対する苦情の割合を理解する目安になります。

【入ってはいけない火災保険:苦情件数が多いワーストランキング】

火災保険会社 苦情件数割合

(百万円あたりの苦情件数)

苦情件数

(2021年度)

正味保険料収入

(2021年度)

SBI損害保険株式会社 0.261件 8,494件 32,506
楽天損害保険株式会社 0.160件 2,804件 1,7491
日新火災海上保険株式会社 0.150件 2,186件 145,444
ソニー損害保険株式会社 0.118件 16,544件 139,548
AIG損害保険株式会社 0.080件 12,341件 152,469
共栄火災海上保険株式会社 0.049件 8,415件 170,107
セコム損害保険株式会社 0.028件 1,461件 51,750
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 0.021件 27,786件 1,291,344
大同火災海上保険株式会社 0.017件 284件 16,565
損害保険ジャパン株式会社 0.016件 34,567件 2,158,791
東京海上日動火災保険株式会社 0.016件 38,748件 2,288,170
三井住友海上火災保険株式会社 0.013件 20,634件 1,579,325
ジェイアイ傷害火災保険株式会社 0.010件 58件 5,294
明治安田損害保険株式会社 0.005件 80件 14,822

※正味保険料収入の単位は百万円
※苦情割合(件/百万円)=保険会社に寄せられた苦情件数÷正味保険料収入
※小数点第三位以下は切り捨て

火災保険会社により、正味保険料収入あたりの苦情件数は大きく異なることが分かります。しかし、苦情件数の多さだけで「入ってはいけない火災保険」と判断することはできません。例えば、法人向けの保険商品を多く扱う保険会社では、正味保険料収入あたりの苦情件数が少なくなるためです。

また、保険加入者が多い保険会社は、多くの方に選ばれている証拠でもあり、他の指標との比較で総合的に判断する必要があります。

入ってはいけない火災保険ワーストランキング②:支払い実績率(正味損害率)が低い

入ってはいけない火災保険を見分ける2つ目の方法は、火災保険会社の支払い実績率を確認することです。火災保険会社の支払い実績率は、各保険会社が公表している正味損害率を調査することで確認できます。

MEMO

正味損害率とは、保険会社の収入保険料に対する、契約者へ支払った保険金の割合を指します。

もし、火災保険会社の正味損害率が低いならば、不払いや支払い遅延などの問題が発生する可能性も考えられます。日本損害保険協会が公表している各火災保険会社の「会社概要と主な経営指標等」に基づき、支払い実績のワーストランキングを作成しました。

【入ってはいけない火災保険:正味損害率ワーストランキング】

火災保険会社 正味損害率
3年間の平均 2021年度 2020年度 2019年度
明治安田損害保険株式会社 39.9% 38.3%  41.4% 40.2%
大同火災海上保険株式会社 50.4% 46.3%   50.7% 54.4%
ソニー損害保険株式会社 53.4% 51.4%   50.8% 58.1%
ジェイアイ傷害火災保険株式会社 53.6% 49.0%  74.8% 37.1%
セコム損害保険株式会社 56.1% 54.2%   54.2% 60.0%
共栄火災海上保険株式会社 58.9% 56.8%   59.2% 60.9%
東京海上日動火災保険株式会社 60.0% 57.5%   57.4% 65.2%
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 60.1% 59.8%  58.6% 62.0%
三井住友海上火災保険株式会社 60.7% 59.0%  59.8% 63.3%
日新火災海上保険株式会社 60.8% 59.9%  57.9% 64.8%
損害保険ジャパン株式会社 61.8% 59.8%  60.8% 64.9%
AIG損害保険株式会社 73.7% 70.9%  72.8% 77.6%
SBI損害保険株式会社 74.1% 68.7% 68.3% 85.5%
楽天損害保険株式会社 99.1% 82.3%   122.3% 92.8%

※日本損害保険協会「会社概要と主な経営指標等」に基づき作成

2019年度から2021年度の3年間をランキングにまとめると、正味損害率には大きな差があることが分かります。しかし、正味損害率だけで「入ってはいけない火災保険」と決めつけることはできません。今回まとめた損害保険会社ごとの正味損害率には、火災保険以外にも自動車保険や傷害保険などの保険商品も含まれています。

また、正味損害率が最も低かった明治安田損害保険は、主に企業・団体向けに保険商品を販売しており、保険契約者のタイプによっても正味損害率に違いが生じます。

塚原解説員塚原解説員

正味損害率のワーストランキングは、「入ってはいけない火災保険」の1つの指標と考えることが大切です。


入ってはいけない火災保険ワーストランキング③:ソルベンシーマージン比率が低い

ソルベンシーマージン比率とは、保険会社の経営の健全性を示す指標の1つです。ソルベンシーマージン比率は保険会社の支払い余力を表しており、比率が高いほど保険金を支払う財力が蓄えられていることを示します。
火災保険に詳しくない方でも、ソルベンシーマージン比率は分かりやすい指標の1つであるため、火災保険に加入する前に、ぜひとも確認しておきたいポイントの1つです。

日本損害保険協会が公表している各火災保険会社の「会社概要と主な経営指標等」に基づき、ソルベンシーマージン比率のワーストランキングを作成しました。

【入ってはいけない火災保険:ソルベンシーマージン比率が低いワーストランキング】

火災保険会社 ソルベンシーマージン比率
3年間の平均 2021年度 2020年度 2019年度
SBI損害保険株式会社 536.70% 527.5% 545.5% 537.1%
損害保険ジャパン株式会社 706.10% 697.5%  703.5% 717.3%
三井住友海上火災保険株式会社 723.43% 722.5%  746.5% 701.3%
セコム損害保険株式会社 749.93% 868.1%   687.2% 694.5%
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 750.60% 758.6%  790.9% 702.3%
大同火災海上保険株式会社 762.37% 844.1%   745.2% 697.8%
東京海上日動火災保険株式会社 828.13% 843.3%   825.9% 815.2%
ソニー損害保険株式会社 849.10% 813.3%   861.7% 872.3%
楽天損害保険株式会社 864.83% 1,110.2%   807.7% 676.6%
共栄火災海上保険株式会社 1147.20% 1,179.6%   1,153.1% 1,108.9%
日新火災海上保険株式会社 1213.30% 1,245.2%  1,279.4% 1,115.3%
AIG損害保険株式会社 1248.83% 1263.0%  1305.1% 1178.4%
ジェイアイ傷害火災保険株式会社 1944.70% 2,072.3%  2,195.1% 1,566.7%
明治安田損害保険株式会社 2879.27% 2,847.6%  2,832.2% 2,958.0%

※日本損害保険協会「会社概要と主な経営指標等」に基づき作成

保険会社のソルベンシーマージン比率は、200%を超えていれば支払い余力に問題は無いとされています。ソルベンシーマージン比率のワーストランキングを見ると、火災保険会社ごとに差はありますが、いずれも500%以上と高い水準を維持しています。

国内の火災保険会社で支払いが滞る危険のある会社は、今のところなさそうですね。安心しました。

平松編集者平松編集者

塚原解説員塚原解説員

ソルベンシーマージン比率は保険会社の健全性を知るための重要な指標の1つです。不払いなどの問題に遭わないためにも、契約前にぜひ確認しましょう。

入ってはいけない火災保険ワーストランキング④:信用格付け評価が低い

信用格付け評価は、格付け会社が中立・公平な第三者の立場から火災保険会社を評価するものです。格付け会社ごとに設けている評価基準が異なるため、複数の格付け会社の評価を参考にすることで、様々な角度から総合的に判断することができます。

今回は以下の格付け評価会社の情報を参考にワーストランキングを作成しました。

格付け会社 評価方法 評価基準
スタンダード&プアーズ(S&P) AAA~SD/Dの10段階評価 保険財務力格付け
日本格付研究所(JCR) AAA~Dの10段階評価 保険金支払い能力格付け
格付投資情報センター(R&I) AAA~Dの9段階評価 保険金支払い能力格付け

それぞれの信用格付け評価には、さらに「+」または「-」が付加されることがあります。

【入ってはいけない火災保険:信用格付け評価ワーストランキング】

※各火災保険会社の公式サイトに基づき作成

信用格付け評価が公表されているすべての保険会社については、2023年8月時点の情報でA評価以上が付与されており、高い評価を得ていることが分かります。また、ジェイアイ傷害火災保険やSBI損害保険は、今回参考にした3社による格付け評価は確認できませんでした。

しかし、信用格付け評価会社は多数あり、評価基準も各会社によって異なるため、これらの保険会社が「入ってはいけない火災保険」だと決めつけることはできません。不払いなどのトラブルを避けるためにも、火災保険の契約前に、複数の信用格付け評価を確認しておくことが重要です。

入ってはいけない火災保険ワーストランキング⑤:顧客満足度ランキングが低い

実際に保険に加入している契約者の声は、おすすめの火災保険を探す上で重要なポイントです。オリコン顧客満足度では、13社の火災保険会社に関するアンケートを実施し、結果を公表しています。ユーザーに対するアンケートは、「加入手続き」「商品内容」「保険料」「サービス体制」の4項目に分かれており、8,683人の意見が反映されています。

【入ってはいけない火災保険:顧客満足度が低いワーストランキング】

生命保険会社 合計 加入

手続き

商品内容 保険料 サービス体制
日新火災海上保険 67.6点 70.7点 68.7点 68.1点 66.7点
AIG損害保険 68.3点 71.2点 69.2点 68.8点 67.5点
あいおいニッセイ同和損害保険 69.0点 71.7点 69.9点 69.3点 68.6点
楽天損害保険 69.1点 71.4点 69.6点 70.7点 67.2点
損保ジャパン 69.4点 72.5点 70.3点 69.1点 68.8点
セコム損害保険 69.6点 71.6点 70.6点 70.9点 68.2点
三井住友海上火災保険 69.7点 72.3点 70.5点 69.3点 69.4点
東京海上日動火災保険 69.8点 72.2点 70.7点 69.5点 69.4点
SBI損害保険 70.1点 72.2点 70.7点 71.0点 67.8点
セゾン自動車火災保険 71.6点 74.2点 72.2点 72.6点 69.3点
ソニー損害保険 72.8点 75.0点 72.8点 73.2点 69.9点

オリコン顧客満足度に基づき作成

まず理解しておきたい点として、オリコン顧客満足度に掲載されている保険会社は、有効回答者数が規定人数を満たした会社のみです。また、総合得点が60.0点以下の保険会社はランキングから除外されるため、オリコン顧客満足度に掲載されている時点で、一定の高評価を得ている証拠と言えます。

ワーストランキングで上位になってしまった火災保険会社についても、サービスを評価する声も多く掲載されているため、一部をご紹介します。

ワーストランキング1位:日新火災海上保険
損害保険の日新火災海上保険株式会社

日新火災海上保険を利用している73.6%のユーザーが、友人や知人にもサービスを推奨したいと回答しました。

口コミでは、以下のような意見がありました。

60代以上|男性

ネット商品販売に特化していない、旧来型を残しているところに安心感を持つ。

60代以上|男性

空き巣被害で、直ぐ補償していただいた。

60代以上|女性

丁寧に説明してくれたし、安く加入できた。

ワーストランキング2位:AIG損害保険

AIG損害保険株式会社-AIG損保-公式サイトAIG損害保険を利用している77.2%のユーザーが、友人や知人にもサービスを推奨したいと回答しました。

口コミでは、以下のような意見がありました。

60代以上|男性

aiuの時からずっと契約をしていますが不安はありません。

40代以上|女性

担当の対応がとても早くアドバイスもわかりやすかった。

50代|女性

必要な補償を組み合わせて契約できたので、自分に合った内容にできた。

ワーストランキング3位:あいおいニッセイ同和損害保険

あいおいニッセイ同和損保あいおいニッセイ同和損害保険を利用している77.4%のユーザーが、友人や知人にもサービスを推奨したいと回答しました。

口コミでは、以下のような意見がありました。

30代|女性

良い点悪い点含めてきちんと説明してくれた。

60代以上|女性

大手の会社なので全面的に信頼している。

60代以上|女性

営業担当の方が誠実に対応。

オリコン顧客満足度では、多くの火災保険会社の中でも、特に利用者が多く高評価を得ている保険会社をランキングにしています。オリコン顧客満足度に掲載されている火災保険会社であれば、一定のユーザーの信頼を得ていることが分かります。

保険のプロが入っている火災保険:2つの確認ポイント

入ってはいけない火災保険ランキング,保険のプロが入っている保険保険のプロが入っている火災保険とは、不払い・支払い拒否が少ない保険会社です。

塚原解説員塚原解説員

不払い・支払い拒否に遭わないために、保険のプロが火災保険を選ぶ際には2つのポイントを確認します。すでにご紹介した5つのワーストランキングを参考に、入ってはいけない火災保険を見分けるための2つの確認ポイントについて解説します。
POINT
①保険会社の財務力・支払い余力を確認する
②保険会社の口コミ・評判を確認する

①保険会社の財務力・支払い余力を確認する

保険会社の財務力や支払い余力が減退していると、不払いや支払い拒否が起こりやすくなります。保険会社の財務力・支払い余力を知るためには、「ソルベンシーマージン比率」「信用格付け評価」の項目を確認することが大切です。
ソルベンシーマージン比率は、200%以上あれば安心とされていますが、比率が高いことに越したことはありません。

信用格付け評価については、複数の格付け会社の評価を参照し、長期的な視点で判断することをおすすめします。信用格付け評価は、定期的に見直しされます。評価を長期的に見て、下落傾向にあるのか、または上昇傾向にあるのかによって、保険会社の信頼性を判断することが大切です。

長期的に安定して財務力が保たれている保険会社であれば、不払いや支払い拒否は起こりにくいと判断できます。

「ソルベンシーマージン比率」「信用格付け評価」に加えて、「支払い実績率(正味損害率)」も確認しましょう。保険会社の正味損害率は、収入保険料に対してどれくらいの割合で契約者に保険金を支払っているかを示す割合です。正味損害率を確認することで、しっかりと保険金を支払っている保険会社なのか、加入前に知ることが重要です。

保険会社がしっかりした基盤を持っていることが、一番重要ということですね。

平松編集者平松編集者

塚原解説員塚原解説員

その通りです。大規模な自然災害の発生などにより、ソルベンシーマージン比率が一時的に大きく変動することもありますので、その点も覚えておきましょう。

②保険会社の口コミ・評判を確認する

保険会社の口コミや評判を確認することで、不払いや支払い拒否を起こしやすい会社なのかどうかを判断できます。

保険のプロが火災保険を選ぶ際には、良い口コミと悪い口コミの両方を知るようにします。「オリコン顧客満足度」には、ユーザーに高い評価を得ている火災保険のみが掲載されており、項目ごとにそれぞれの保険会社のメリット・デメリットが分かります。

また、日本損害保険協会では、各火災保険会社の苦情件数とその詳細が公表されており、どのような苦情が多く寄せられているのかまで分かります。保険会社の良い点と悪い点を知ることで、保険のプロが入っている不払いや支払い拒否が起こりにくい会社を選ぶことができます。

火災保険どこがいい?おすすめ保険会社ランキング

入ってはいけない火災保険ランキング,おすすめ保険会社「入ってはいけない火災保険」を見分けるポイントを踏まえて、戸建て・マンションそれぞれのおすすめ保険会社をランキング形式でご紹介します。

火災保険おすすめ戸建てランキング

【火災保険おすすめ戸建てランキング】

保険会社 苦情件数割合 正味損害率 ソルベンシーマージン比率 信用格付け評価 オリコン顧客満足度
ソニー損害保険株式会社 0.118件 53.4% 849.10% AA 72.8点
日新火災海上保険株式会社 0.150件 60.8% 1213.30% AA+ 67.6点
損害保険ジャパン株式会社 0.016件 61.8% 706.10% AA 69.4点

※苦情件数割合=正味保険料収入百万円あたりの苦情件数
※正味損害率は2019年度から2021年度の3年間の平均
※ソルベンシーマージン比率は2019年度から2021年度の3年間の平均
※信用格付け評価は格付投資情報センターによる評価
※オリコン顧客満足度は総合ランキング評価

「ソニー損害保険」は、オリコン顧客満足度や価格.comの火災保険でも上位にランクインしており、人気の高い火災保険です。「地震上乗せ特約」を選択することができ、地震による被害にも備えることができるため、特に戸建て住宅におすすめの火災保険です。

その他、苦情件数割合や信用格付け評価、オリコン顧客満足度などを総合的に考えて、戸建て住宅の火災保険を選ぶことが大切です。

火災保険おすすめマンションランキング

【火災保険おすすめマンションランキング】

保険会社 苦情件数割合 正味損害率 ソルベンシーマージン比率 信用格付け評価 オリコン顧客満足度
楽天損害保険株式会社 0.160件 99.1% 864.83% 69.1点
ソニー損害保険株式会社 0.118件 53.4% 849.10% AA 72.8点
東京海上日動火災保険株式会社 0.016件 60.0% 828.13% AA+ 69.8点

※苦情件数割合=正味保険料収入百万円あたりの苦情件数
※正味損害率は2019年度から2021年度の3年間の平均
※ソルベンシーマージン比率は2019年度から2021年度の3年間の平均
※信用格付け評価は格付投資情報センターによる評価
※オリコン顧客満足度は総合ランキング評価

楽天損害保険は、価格.comのマンション版火災保険ランキングでは第1位の人気を誇り、オリコン顧客満足度でもマンション満足度ランキングでは上位にランクインしています。人気の秘密は、保険料が割安水準であり、保険料の支払いには楽天ポイントが付与される点などがあります。

マンションは戸建てに比べるとリスクが少なく、保険料も割安になる傾向があります。保障は同じでも、保険料をなるべく抑えたいという方は、ネット型保険がおすすめです。

火災保険の不払い・支払い拒否が起きやすい理由

入ってはいけない火災保険ランキング,火災保険の不払い・支払い拒否が起きやすい理由火災保険の不払いや支払い拒否が起きやすい理由を詳しく解説します。

火災保険の不払いや支払い拒否が起きやすい理由
  • 鑑定会社・鑑定人の判断基準が曖昧
  • 損害原因の特定が難しい
  • 悪質業者が増加している
  • 自然災害が増加している

鑑定会社・鑑定人の判断基準が曖昧

自然災害などが発生すると、損害が生じた部分をどの程度火災保険でカバーできるかを判断するために、鑑定人が派遣されます。自然災害による損害は様々なパターンがあるため、全ての判断基準が明確にされているわけではなく、鑑定会社や鑑定人の判定に委ねられている部分もあります。

鑑定会社や鑑定人の判断によっては、自然災害による損害が認められず、保険会社による不払いや支払い拒否につながる可能性があります。

損害原因の特定が難しい

損害が生じた場合に、その原因を特定することは容易ではありません。損害原因が自然災害なのか、建築時やリフォーム時の施工不良なのかなど、様々な要因が考えられるからです。施工業者による過失が原因で生じた損害ならば、火災保険による保険金は受け取ることができません。
損害原因の特定が難しい場合にも、保険金の不払いや支払い拒否が発生する場合があります。

悪質業者が増加している

住宅修理に「火災保険が使える」と言って勧誘する悪質業者が増加しており、これも不払いや支払い拒否の原因となっています。火災保険では、自然の消耗もしくは劣化による損害は、保険金の支払い対象とはなりません。
しかし、日本損害保険協会によると、本来は火災保険では補償されないような修繕について、火災保険が使えるという施工業者の言葉を信じて契約してしまうトラブルが年々増加しています。

悪質業者が増加していることで、保険会社も慎重に支払いを判断する必要性が増大し、結果として不払いや支払い拒否も増加しています。

自然災害が増加している

地球規模の気候変動により、自然災害の発生率が増加しています。そのため、保険会社が支払う保険金も増えており、各保険会社は損害を認める評価基準を引き上げるなどの対応を取っています。以前は火災保険でカバーできた損害についても、基準がより厳しくなり、不払いや支払い拒否の対象となることがあります。

火災保険の不払い・支払い拒否になる事例

入ってはいけない火災保険ランキング,火災保険の不払い・支払い拒否になる事例不払いや支払い拒否になる具体的な事例をご紹介します。

不払いや支払い拒否になる具体的な事例
  • 経年劣化による建物の損害
  • 重大な過失・法令違反・故意による損害
  • 戦争・騒乱・紛争による損害
  • 保険料支払い前の損害・申請期限切れ
  • 火災保険の補償対象外の損害

経年劣化による建物の損害

経年劣化による損害には、時間経過による消耗や変色、かびや腐食などが含まれます。自然災害による損害でないものは、火災保険の補償外となります。

重大な過失・法令違反・故意による損害

重大な過失とは、予想できる当然の結果を回避しないで事故を起こしてしまうような場合を指します。例えば、石油ストーブの火を消さずに給油し、火災が発生した場合などです。法令違反や故意による損害は、火災保険の不払いだけでなく、刑罰に処される可能性もあります。

戦争・騒乱・紛争による損害

戦争・騒乱・紛争による建物の損害は火災保険の免責事項として、契約書にも明記されています。

保険料支払い前の損害・申請期限切れ

火災保険加入前にすでに発生していた損害については、補償されません。また、自然災害などにより損害が発生した場合でも、保険金請求には期限があります。申請期限が切れてしまった場合も、不払いや支払い拒否の原因となります。

火災保険の補償対象外の損害

地震や津波、噴火による損害は、基本的に火災保険ではカバーできません。例えば地震に備えるためには、特約を付帯したり、地震保険に加入するなどして補償を充実させる必要があります。

火災保険の不払い・支払い拒否への対処法

入ってはいけない火災保険ランキング,火災保険の不払い・支払い拒否への対処法

住宅に損害が生じているのに、火災保険でカバーできないとなると大変です。どうしたら良いのでしょうか?

平松編集者平松編集者

塚原解説員塚原解説員

火災保険の不払いや支払い拒否が発生した場合の対処法を5つご紹介します。
火災保険の不払いや支払い拒否が発生した場合の5つの対処法
  1. 保険会社の担当者を変更してもらう
  2. 鑑定会社・鑑定人を変更してもらう
  3. そんぽADRセンターに相談する
  4. 火災保険会社へ再審査請求をする
  5. 保険申請サポート業者を利用する際の注意点

保険会社の担当者を変更してもらう

不払いや支払い拒否が発生したなら、まずは担当者を変更してもらえるように依頼します。火災保険を利用して損害の補償を受けるためには、担当者とのコミュニケーションが重要です。しっかりと相談に応じてくれる担当者でないならば、担当者を変更してもらい、どのような原因でどの程度の被害が生じているかを明確に伝えましょう。

鑑定会社・鑑定人を変更してもらう

鑑定会社や鑑定人によっては、損害箇所の確認をしっかり行わない場合もあります。鑑定人が損害の確認に訪れる場合には、できるだけ立ち会うようにして、不満や違和感がある場合には質問をして確認することが大切です。

それでも納得できない場合には、明確に理由を伝えたうえで鑑定会社や鑑定人を変更するよう、保険会社に依頼するのも1つの方法です。

そんぽADRセンターに相談する

そんぽADRセンターとは、日本損害保険協会が設けている相談窓口です。そんぽADRセンターでは、保険会社とのトラブル解決や和解案の提示などのサポートを行っており、相談や手続き費用は原則無料です。

保険会社との間で解決しない場合には、そんぽADRセンターの利用がおすすめです。

火災保険会社へ再審査請求をする

火災保険には「再審査請求」という仕組みがあります。再審査請求では、外部の専門家による審査会が設けられ、保険金の支払い請求の正当性について再検討します。保険会社の不払いや支払い拒否に納得できない場合には、再審査請求制度を利用することができます。

保険申請サポート業者を利用する際の注意点

不払いや支払い拒否が生じた場合には、保険申請サポート業者を利用する方法もあります。保険申請サポート業者とは、保険会社への申請方法や手続きを指導し、サポートする者を言います。保険申請サポート業者を利用することで、申請や再申請が楽になりますが、報酬が高いにも関わらず、実際には補償対象外で保険金が支払われなかった事例もあります。

申請サポート業者を利用する場合には、事前に契約内容をしっかり確認することをおすすめします。

入ってはいけない火災保険に関する気になる疑問

入ってはいけない火災保険ランキング,入ってはいけない火災保険に関する気になる疑問

入ってはいけない火災保険についてのいろいろな疑問が、まだたくさんあります。

平松編集者平松編集者

塚原解説員塚原解説員

入ってはいけない火災保険に関して、気になる疑問にまとめてお答えします。
入ってはいけない火災保険に関する気になる疑問
  • 【疑問①】ネット型の火災保険は入ってはいけない?
  • 【疑問②】ソニー損保の火災保険の口コミ・評判は悪い?
  • 【疑問③】損保ジャパンの火災保険の評判は最悪?
  • 【疑問④】東京海上日動と損保ジャパンなら、どっちの火災保険がおすすめ?
  • 【疑問⑤】火災保険で安い・おすすめの戸建て向け保険は?
  • 【疑問⑥】火災保険で保険金を出さない・不払いする保険会社もある?

【疑問①】ネット型の火災保険は入ってはいけない?

ネット型の火災保険は多くの人に選ばれており、保険料を抑えられるため、おすすめです。ネット型保険の1つの特徴として正味損害率が高く、楽天損害保険やSBI損害保険はトップクラスの支払い実績(高い正味損害率)があります。

【疑問②】ソニー損保の火災保険の口コミ・評判は悪い?

ソニー損保の火災保険は、オリコン顧客満足度や価格.comのランキングでも評判は悪くなく、逆に非常に高い評価を得ています。戸建てとマンションを合わせた2023年8月時点での総合ランキングでは、オリコン顧客満足度・価格.comで、ともにソニー損保が第1位に選ばれています。

【疑問③】損保ジャパンの火災保険の評判は最悪?

損保ジャパンの火災保険は、信用格付け評価でスタンダード&プアーズ(A+)、日本格付研究所(AA+)、格付投資情報センター(AA)を獲得しており、高い評価を得ています。オリコン顧客満足度でも、総合7位に選ばれており、損保ジャパンの火災保険の評判は最悪とは言えません。

【疑問④】東京海上日動と損保ジャパンなら、どっちの火災保険がおすすめ?

東京海上日動と損保ジャパンについて、5つのワーストランキングのデータをまとめました。

保険会社 苦情件数割合 正味損害率 ソルベンシーマージン比率 信用格付け評価 オリコン顧客満足度
東京海上日動火災保険株式会社 0.016件 60.0% 828.13% AA+ 69.8点
損害保険ジャパン株式会社 0.016件 61.8% 706.10% AA 69.4点

苦情件数割合やオリコン顧客満足度などでも近い数値であり、どちらも高い評価を得ていることが分かります。カバーしたい範囲や住宅タイプなどを考慮して、自分に合った火災保険を選ぶことが大切です。

【疑問⑤】火災保険で安い・おすすめの戸建て向け保険は?

火災保険で安い・おすすめの戸建て向け保険は、ソニー損保です。2023年8月時点のオリコン顧客満足度・価格.comの戸建てランキングでは、どちらもソニー損保の火災保険が第1位を獲得しました。

ソニー損保の火災保険では、補償の組み合わせが自由にでき、火災保険料を安くできる点が人気です。

【疑問⑥】火災保険で保険金を出さない・不払いする保険会社もある?

日本損害保険協会によると、火災保険で保険金を出さない・不払いする保険会社があることが報告されています。

まとめ

この記事のまとめ
  1. 入ってはいけない火災保険ワーストランキングを検証!
  2. 保険のプロが入っている保険とは?
  3. おすすめの火災保険や気になる疑問を紹介

入ってはいけない火災保険を見分けるためには、「苦情件数割合・正味損害率・ソルベンシーマージン比率・信用格付け評価・顧客満足度」の5つの項目をチェックすることが大切です。

火災保険ポイント① 苦情件数が多い
火災保険ポイント② 支払い実績率(正味損害率)が低い
火災保険ポイント③ ソルベンシーマージン比率が低い
火災保険ポイント④ 信用格付け評価が低い
火災保険ポイント⑤ 顧客満足度ランキングが低い

保険のプロが入っている火災保険とは、支払い余力があり、良い口コミや評判が多い保険です。そのような火災保険であれば、万が一の自然災害の際にも安心して頼ることができます。

また、火災保険の不払いや支払い拒否が発生する理由と対処方法を理解しておくことで、損害が生じた際にもスムーズに対処することができます。

入ってはいけない火災保険をしっかり見分けて、自分にとってのベストな保険を探してください。