CREAL(クリアル)は怪しい?評判とメリット・デメリット

不動産投資CREAL(クリアル)は怪しい?評判・口コミと運用実績まとめ

この記事のまとめ
  1. クリアルは怪しい?評判・口コミまとめ
  2. クリアルに投資できない?原因と対策
  3. クリアルの運用実績や利回りを解説
少額でも気軽に不動産投資が出来るソーシャルレンディングが流行りましたが、最近ではSBIソーシャルレンディングが行政処分を受けるなど、様々なトラブルを受けて一時期の勢いがなくなっています。
そんな今、注目されているのが、1口〇万円と不動産を小口化した商品で、その中でも、着実に実績を積み重ねているのが、不動産投資型のクラウドファンディングであるCREAL(クリアル)です。
CREAL(クリアル)の広告を見ると『月1万円から始める不動産投資クラウドファンディング』『資産運用残高No.1』などといった文言が並んでいますね。月1万円~なら私でも出来そうですが、投資しても本当に大丈夫な商品なのでしょうか?

山田編集者山田編集者

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まずは、CREAL(クリアル)のメリットとデメリットを見ていきましょう!

CREAL(クリアル)とは

CREAL(クリアル)の会社概要

クリアル株式会社

社名
クリアル株式会社
代表横田大造
所在
東京都港区新橋二丁目12番11号 新橋27MTビル8階
免許
不動産特定共同事業許可番号 東京都知事 第112号
第二種金融商品取引業者関東財務局長(金商)第2898号
宅地建物取引業 東京都知事(1)第100911号
設立年月日2011年5月11日
資本金
1,239,052,900円 ※2023年3月末現在
事業内容
不動産ファンドオンラインマーケット運営事業
不動産ファンドオンラインマーケット運営事業
プロ向け不動産ファンド事業

CREAL(クリアル)を運営しているのは、クリアル株式会社です。

2018年3月に資本金を1億円に増資し、2021年7月は6億5800万円(資本準備金含む)、2023年7月末には12億3900万円に伸びていることを見ても、この数年で急成長している企業と言えます。

そんな会社の案件に1万円から応募できるのは確かに魅力的ですね。

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CREAL(クリアル)は怪しい?デメリット・注意点

CREAL(クリアル)のデメリット・注意点
不動産投資と聞くと「怪しい会社ではないのか?」と不安に思われる方が多いと思います。
この章では、まずはCREALで不動産投資を行う際のデメリットや注意点についてお伝えします。

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優先劣後出資の比率が低い点や、思ったように投資できないといった注意点がありますので詳細を解説していきます。

優先劣後出資の比率が低い

CREALの優先劣後出資の比率が低く設定されています。
そのため他の不動産投資会社と比較すると、元本割れのリスクが高まります。
劣後出資の割合
CREAL5~20%
引用:CREAL
Rimple30%
引用:Rimple
大家どっとこむ10%
引用:大家どっとこむ

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とは言え、2018年11月のサービス開始より2023年の7月時点で元本割れしたことはありません。

優先劣後出資とは?

優先劣後出資について簡単に解説します。
例えば1億円の物件について、投資家と事業者(今回はCREAL)の出資比率がそれぞれ80%と20%といったケースではどうでしょうか。
金額で見ると、投資家 8,000万円・事業者(CREAL) 2,000万円の出資となります。
仮に2,000万円の損失が発生した場合、優先劣後出資であれば2,000万円をCREALが負担することになります。
投資家の損失はありません。

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しかし3,000万円の損失となった場合、2,000万円を超える1,000万円については投資家が負担することとなります。
つまり優先劣後出資の場合、事業者(CREAL)の比率が高いほど投資家のリスクは少なくなるというわけです。

元本は保障されていない

先に解説したように、CREALでは2023年7月までの実績で元本割れはしたことがなく安全であるように見えますが、必ずしも元本が保障されているわけではないので注意してください。

運用期間が終わるまで現金化できない

一度投資を行うと運用期間が終わるまで現金化できません。生活資金に余裕がない状態で投資を行うのはやめましょう。

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案件にもよりますが、運用期間は4ヶ月〜24ヶ月です。
運用期間中は現金化できないため、手元にお金を残しておかないと、なにかあった時に対応できなくなってしまいます。
生活資金を確保した上で不動産投資をおこなってください。

人気の投資先は完売してしまうことも

CREALは少額投資が可能だったり、元本割れがなかったりと人気のある不動産投資の会社です。そのため人気の投資先はすぐに完売してしまうことがあります。

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投資をしたいと思っても、すぐに完売してしまい申込ができないケースが多いのはデメリットになってしまいます。

CREAL(クリアル)のメリット

CREAL(クリアル)のメリット

CREALで投資をするデメリットや注意点を解説しました。続いてメリットについても解説していきます。
CREALでの不動産投資は、少額から投資できる点や、今までに元本割れがないといった点が大きなメリットですね。

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少額から投資可能

CREALは1万円から不動産投資が可能です。CREALはクラウドファンディングタイプの不動産投資であるため、不特定多数の人から出資を募ります。
そのため少額からでも不動産投資ができるので、不動産投資の初心者や資金があまりない人でも投資できるのが魅力となっています。

投資対象の明確化

CREALでは投資対象についての情報を「見える化」しています。

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今までのクラウドファンディングタイプの不動産投資会社の場合、出資対象の詳細はあまり開示されずエリア程度の場合が多いものでした。
一例をあげると、下記のように投資先の情報を明確にしています。
クリアルの投資物件情報
引用:CREAL

元本割れしたことがない

「CREAL(クリアル)のデメリット・注意点」の章でも解説しましたが、CREALは2023年7月時点、今までに一度も元本割れしたことがありません。
その分、利回りは低めであるため不動産投資に慣れている人にとっては旨味がすくないかもしれません。
しかしこれから不動産投資をやってみたいという人や、安定した利回りを期待したいという人にとって、安心して投資が行える会社です。

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もちろん今後、元本割れする可能性は十分にありますのでその点は念頭に置いてください。

マスターリース契約で損失を抑える

CREALは物件オーナーである子会社とマスターリース契約を結んでいるので安定した家賃収入が見込めます。
マスターリース契約とは、空き室状態に関わらず建物全体を一つとして契約を行う方法です。そのため空き室が有っても無くても毎月一定の収入が見込めるのです。

CREAL(クリアル)に投資できない?原因と対策

CREAL(クリアル)に投資できないときは?
ここまでの解説で CREALは人気のあるクラウドファンディングタイプの不動産投資会社であることがわかったと思います。
しかし、人気ゆえに投資したくてもできない場合があります。
そもそも「投資できない」ということがあるのでしょうか?

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クラウドファンディングの性質上、投資できない場合がありますので詳しく解説します。

投資したくても投資できない理由と対策①先着方式のため

CREALは「募集期間」の開始より先着順により投資が可能となっていて、多くの物件が募集の開始と同時に売り切れてしまう事が多く「投資ができない」「あっという間に完売」といった声を聞きます。
確実に投資をするために、募集と同時に投資手続きを行うための準備をしておきましょう。

①事前準備

募集スタートの10分以上前にはパソコンを立ち上げ、サイトにアクセスできるか確認しておきましょう。同時にネットワークの状態確認(遅延や切断がないか)確認しておいてください。

②投資口座への入金は早目に

いざ準備ができても投資口座に資金がなければ投資ができません。遅くとも募集日の前日、できれば前々日には口座への入金をしておきましょう。

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CREALの公式サイトによると、入金後30分程度で口座に反映されるとありますが、早目に準備しておくほうが安心です。

③操作方法はマスターしておく

パソコンやスマホで投資を行う操作はスムースにできるように暗記しておきましょう。手順を確認しながら一つずつ進んでいたらあっという間に完売してしまいます。

投資したくても投資できない理由と対策②すぐに完売してしまうため

先ほどの内容を実施しても購入できない場合は、大型案件(金額が高いもの)を狙うか、CREALでの投資はあきらめ別の投資会社を検討したほうが良いでしょう。
毎回投資ができないとなると、機会損失となってしまい手元にある資金の運用ができなくなってしまいますね。

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他の投資会社もリサーチしておくのがおすすめです。

CREAL(クリアル)の評判・口コミ

CREAL(クリアル)の口コミ・評判は?
CREALのデメリットやメリットについて解説しました。つづいてSNS上でのCREALの口コミや評判も紹介していきます。

無事にアクセスできた

Twitterの投稿にあるように、CREALは人気の高い不動産投資会社のため募集が始まるとアクセスが集中します。
人気の高さがわかる投稿です。

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5億円の物件にも投資できる

投稿された5億円の物件。クラウドファンディングタイプの不動産投資のため、1万円からでも投資できるのは大きなメリットです。

定期的に配当を受け取れる

60万円を投資して688円の配当を手に入れたといった内容です。銀行で100万円を預け入れしても688円にはなりません。

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とは言え、不動産投資はリスクがあり損失になってしまうこともある点は注意してください。

業績が順調に伸びている

クリアルは2023年3月期で大幅な増益を発表しました。7月末の現在でもクリアルの株価は上がっています。

 CREAL(クリアル)の利用の流れ

 CREAL(クリアル)の利用の流れ

1.会員登録

クリアルへの会員登録は無料です。メールアドレス・パスワードのみを入力し、メールアドレスに届いた認証メールのURLを確認することで登録が完了します。

2.投資家登録

会員登録が終わったら、次は投資家登録です。ここでは本人確認情報を入力していきます。PCからでもスマートフォンからでも登録が可能です。

郵送ではなく画像で提出するため、PCの方は画像を準備しておきましょう。スマートフォンの方は、入力する際にスマートフォンのカメラから登録できます。

本人確認書類
  • 運転免許証(表・裏)
  • 個人番号カード(顔写真付き)(表・裏)
  • パスポート(顔写真掲載ページ・住所掲載ページ)
  • 住民基本台帳カード(表・裏)
  • 在留カード(表・裏)
  • 特別永住者証明書(表・裏)

3.本人確認はがき受け取り

投資家登録の審査完了後、入力した住所宛に確認はがきが届きます。はがきに書いてある本人確認キーを入力するか、はがき受け取りから1日以上経過することで登録が完了します。

4.専用口座に投資資金を入金

投資家登録が完了すると、専用の口座が作成されます。投資の申し込みをする前に、投資資金を入金しましょう。

5.投資申込・運用

入金完了後、クリアル内のファンド一覧より案件を選択します。1万円からの投資で、案件によっては30万円が限度のもの、50万が限度のものもあります。

 CREAL(クリアル)の運用実績や利回り

 CREAL(クリアル)の運用実績や利回りは?

そもそもソーシャルレンディングとは、クラウドファンディングの一種で、資金調達をしたい企業と投資家のマッチングサービスです。

企業側には、金融機関から融資を受けにくい状態でも資金調達が可能になるというメリットがあり、投資家側にはその手軽さがメリットと言われていました。

銀行がお金を貸さない先に融資するって怖くないですか?

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そうなんです。その分利回りが高い(業界平均約8%)などのメリットはあるのですが、ソーシャルレンディングは投資ですので、元本保証はなく、返済が滞たり、貸し倒れたりするリスクも当然高く、トラブルも多かったんです。
ますます怪しいですね…。

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○○解説員○○解説員

そんな中登場したCREAL(クリアル)は従来のソーシャルレンディングとは大きな違いがあるんです。具体的に見ていきましょう!

従来のソーシャルレンディングの大きな問題点は、何に投資をするのか不透明であった点です。

具体的な社名すら公開されないことも多く、業者が厳格な審査を行っているとはいえ、投資家は審査を行った業者を信じるしか術がありませんでした。

そんな登場したCREAL(クリアル)は、以下のように、何に投資するのかが募集の段階から明示されており、「怪しいのでは?」という不安を拭えるようなシステムになっています。

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今までCREAL(クリアル)で実際に募集され、現在は運用が無事完了している案件には以下のようなものがあります。
関町北保育園(運用完了)

募集金額:3億8,300万円
想定利回り:4.0%
想定運用期間:16か月

<特徴>

・待機児童解消の解決につながる東京都都心部に立地
・大手の保育会社(東証一部上場企業の100%子会社)
・助成金のある認可保育園で安定性が高い

ホテルアマネク浅草吾妻橋スカイ(運用完了)

募集金額:8億8,000万円
想定利回り:4.2%
想定運用期間:24か月

<特徴>

・5万円以上の投資でアマネクの運営ホテル全10%オフ

・観光需要が手堅い浅草に立地

・不動産産業にも実績がある事業実績

・ニーズの高い新築物件

ラ・ぺルラ池袋(運用完了)

募集金額:2億9,600万円
想定利回り:4.5%
想定運用期間:18か月

<特徴>

・池袋駅徒歩10分
・浅築かつハイグレード物件
・入居者稼働率100%(2019年7月31日時点)
・固定賃料による一括借上で毎月安定

こんな風に確かな実績があって、何に投資するのかが明確なら安心できますね!

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投資対象が不動産であるため、利回りは他のクラウドファンディング業者が手掛ける案件と比べて高くはありませんが、手軽に少額から不動産投資ができるという点がCREAL(クリアル)の魅力なんです。

まとめ|クリアルは怪しい会社ではない!

今回お伝えしたように、CREAL(クリアル)は会社や運営に関する透明性が高く、クラウドファンディングの中では比較的リスクが低い商品に当たります。

そのため、不動産投資初心者や、クラウドファンディングのようにリスクが高くても一発逆転を狙うのではなく、ローリスク・ローリターンでも着実に資産を運用したい人に向いている商品と言えます。

ただ、その人気のあまり募集から数分で案件が埋まってしまうこともありますので、まずは、無料の会員登録を行って、良い案件が出てくるのを待ってみてはいかがでしょうか。