- 三井不動産リアルティはやばいって本当?
- 三井不動産リアルティの年収や就職に関する評判・口コミを紹介
- 三井不動産リアルティの囲い込みの噂は嘘?
不動産業界の中でも最大手と言われているのが、三井不動産リアルティ。
インターン先としても人気が高く、売上も安定していることから就職先の一つとして検討している学生も多いのではないでしょうか。
平松編集者
岸田解説員
三井不動産リアルティとは
会社名 | 三井不動産リアルティ株式会社 |
本社 | 東京都千代田区霞が関3丁目2番5号 |
設立 | 1969年7月15日 |
資本金 | 20,000百万円 |
従業員数 ※2023年3月31日時点 | 4,516名(単体)、5,196名(連結) |
公式サイト | 三井不動産リアルティ公式 |
三井不動産が分譲する不動産の販売代理会社として誕生した三井不動産リアルティは、リテール事業、ソリューション事業、シェアリング事業の3事業を軸に展開している不動産会社です。
三井不動産リアルティと三井のリハウスの違いは?
不動産仲介店舗として広く知られる三井のリハウスも、三井不動産リアルティが運営する事業の一つです。
所有物件の売却や購入はもちろん、賃貸管理や賃貸仲介に関するサービスを展開し、売る・買う・貸す・借りるというニーズに向き合っています。
全国に展開する店舗数は286店※、これも業界トップです。地域に根ざしたサービスで顧客満足度の高さに繋げています。
※2023年4月1日時点
売買・賃貸以外にも多岐にわたる事業を展開
三井不動産リアルティは不動産売買・賃貸のみならず、駐車場や駐輪場の管理・運営を担う三井のリパークや、法人向けの不動産仲介、個人資産家を対象とした不動産資産コンサルティング、保険代理業務なども手掛けています。
不動産流通事業を牽引する、全国有数の大企業です。
参考:三井不動産リアルティ公式
三井不動産リアルティはやばい?年収や就職に関わる評判・口コミ
まずは三井不動産リアルティの年収や離職率、就職難易度などの口コミについてご紹介します。
- 平均年収1200万円超えで前職比2倍の給料になった
- 専門職求人の待遇が良い意味でやばい
- 三井不動産リアルティの就職難易度は高い?
- 三井不動産リアルティ総合職の年収は意外にも低い?
- まるで顔採用?三井不動産リアルティには美人が多い印象
- 新卒3年以内の離職率はゼロ!三井不動産リアルティはホワイト企業確定か?
- 三井不動産リアルティの人事から宅建に落ちたことに対するアドバイスがあった
平均年収1200万円超えで前職比2倍の給料になった
平均年収1200万円以上、これは弁護士や公認会計士の平均年収をも上回る数字になっています。
これほどまでに高水準な年収だと、就職先や転職先として本格的に検討したくなるのも無理はないでしょう。
岸田解説員
専門職求人の待遇が良い意味でやばい
これは三井不動産リアルティではなく三井不動産グループ全体に対する口コミのようですが、三井不動産リアルティでも総合職と業務職で月給や年収に違いがあるほか、資格取得手当で収入アップになるのは間違いありません。
平松編集者
三井不動産リアルティの就職難易度は高い?
口コミにもあるように、三井不動産リアルティではなく三井不動産を就職先として考えるなら難易度は高いといえます。
同じ三井不動産でも、本社かグループ会社かで業務内容や年収も異なるので、何を目的に入社したいかを今一度考えましょう。
岸田解説員
三井不動産リアルティ総合職の年収は意外にも低い?
三井不動産、そして三井不動産リアルティのどちらにも総合職・業務職が存在しますが、大手企業という期待感から年収も高いのでは?と思っている人は少なくないでしょう。
たしかに、年収400万円台なら特段高く感じる数字ではなく、人によって低く感じることもあります。
平松編集者
まるで顔採用?三井不動産リアルティには美人が多い印象
今回の口コミ調査においても、三井不動産リアルティの社員は顔採用なのでは?という声が多数見られました。
三井不動産リアルティの社員紹介ページを見る限り、たしかに若く美人な社員が多いと感じる人もいるでしょう。
新卒3年以内の離職率はゼロ!三井不動産リアルティはホワイト企業確定か?
夢や希望を持って入社しても、現実の厳しさに短期間で退職する新入社員は非常に多いです。
こうした離職率から、その企業がホワイト企業なのかブラック企業なのかを判断する学生も多いでしょう。
実際、厚労省が令和4年10月に発表したデータによると就職後3年以内の離職率は大卒で31.5%であることがわかっています。
これを基準とすると、離職率が30%未満の企業はホワイト企業と判断することができます。
平松編集者
岸田解説員
三井不動産リアルティの人事から宅建に落ちたことに対するアドバイスがあった
三井不動産リアルティでは、宅建士の資格取得を支援もしていることもあり、入社時に宅建士資格を持っていれば大きなアピールポイントとなるでしょう。
そして、宅建士資格の取得に失敗したとしても、そのチャレンジ精神が評価される可能性があるということです。
岸田解説員
三井不動産リアルティへの就職はやばい?年収・採用大学・就職難易度
口コミでは年収や離職率、就職難易度などさまざまな意見が寄せられていましたが、実際に調査すると現実と口コミがかけ離れている情報もあるようです。
というのも、母体である三井不動産と、今回紹介する三井不動産リアルティの情報が錯綜しているのがその原因と言えます。
先ほどの口コミをもとに、三井不動産リアルティの実情について解説します。
※三井不動産リアルティのグループ会社(三井不動産リアルティ札幌など)の情報はまた別ですのでご了承ください。
- 三井不動産リアルティの年収は本当に1200万円超え?
- 三井不動産リアルティの就職難易度と離職率は高い?採用大学・実績
- 三井不動産リアルティは顔採用をしているのか?採用の男女比
三井不動産リアルティの年収は本当に1200万円超え?
口コミの章でも紹介しましたが、三井不動産の平均年収が1200万円超えなのは事実です。
ダイヤモンド社が公開する「年収が高い不動産会社ランキング2022」では、三井不動産の平均年収が1273.8万円(平均年齢40.4歳)で第4位にランクインしています。
ところが、三井不動産リアルティになると話は別です。
新卒の総合職の月給は総合職で23万円
三井不動産リアルティの採用情報によると、新卒総合職の基本給・月給は230,000円、新卒業務職の基本給・月給は195,000円となっています。
ちなみに、総合職は三井のリハウスもしくは三井のリパークに関わる事業を中心に、業務職は都市部(首都圏・中部圏・関西圏)の一拠点に限定して三井のリハウスをメインに営業サポートを行います。
転勤のない業務職に比べ、転勤(3都市+静岡・金沢・沖縄)の可能性があり業務内容も幅広い総合職のほうが月給として水準が高いです。
中途採用の月給は総合職23万円以上
三井不動産リアルティでは総合職のキャリア採用も積極的に行っており、基本給は230,000円以上となっています。
新卒とは違い、キャリア採用は年齢や能力、経験によって基本給が決定するのも大きな特徴です。
平均年収は非公開だが1200万円超えの可能性は低い
三井不動産リアルティでは社員の平均年収について公開していませんが、エン・ジャパン社が三井不動産リアルティの社員168名(平均年齢28.2歳)に聞き込んだ調査によると、回答者の平均年収が455万円であることがわかっています。
三井不動産の平均年収が1200万円超えであることを考えると、低水準という印象は否めません。
では、一企業として見た場合に三井不動産リアルティの年収は本当に低いのでしょうか。
年収が高いか低いか、これを知るには厚労省が公開している「賃金構造基本統計調査」が参考になります。令和4年の調査によると、不動産業の平均月収は全年齢で33.9万円、新卒にあたる20〜24歳で平均月収23.3万円です。
そこから年2回の賞与や各種手当を含めれば、不動産業としての年収は極めて平均的と言って良いでしょう。
ここでエン・ジャパン社の調査の話に戻りますが、年収に対する回答者のほとんどが29歳以下であり、個人の最高年収が900万円という回答も見受けられました。
三井不動産リアルティの就職難易度と離職率は高い?採用大学・実績
大手企業ともなれば学歴フィルターがあるのでは?と疑われるのも無理もありません。
ここで、リクナビが公開している採用実績や採用実績校、離職率(定着率)を見てみましょう。
引用:リクナビ2024
採用実績校を見る限り、全国でも有名な私立大学の名前もあります。
これだけに注目すれば敷居が高く感じるかもしれませんが、肝心なのは採用実績です。
過去3年間の採用者人数は、平均して300人ほどになります。2024年度の採用予定人数は大卒・院卒総合職で201〜300名とされているので、実際の採用人数と照らし合わせると就職難易度が高くないことがわかるでしょう。
平松編集者
岸田解説員
平松編集者
三井不動産リアルティは顔採用をしているのか?採用の男女比
口コミでもたびたび囁かれる、三井不動産リアルティの顔採用について。
結論から言えば、三井不動産リアルティが顔採用をしている情報はデマです。顔だけで面接に落とされる、ということはないので不安に感じることはないでしょう。
では、なぜ顔採用はデマと言い切れるのか。これは不動産会社の求める人材が「タフな人」「責任感を持って行動できる人」だからです。
たしかに、三井不動産リアルティグループの公式instagramには若く美人な女性社員も多く登場していますが、不動産を扱う仕事は決して楽ではありません。
岸田解説員
三井不動産リアルティに就職するメリット!充実した福利厚生
三井不動産リアルティは、大手企業にも関わらず就職難易度は高くありません。
加えて、大手企業ならではのメリットや福利厚生も充実しています。では、具体的なメリットや職場環境についてもご紹介しましょう。
- 業務職ならエリアをまたぐ異動がない
- 福利厚生が充実している
- 育児や介護と両立しやすい職場環境
- 女性の活躍推進を課題に取り組んでいる
- 柔軟に対応できる人事制度がある
業務職ならエリアをまたぐ異動がない
総合職と業務職に分かれる三井不動産リアルティですが、業務職の場合は首都圏・中部圏・関西圏のいずれか1拠点に限定した勤務体制になるので、エリアをまたぐ異動がありません。
これも、就職先として女性人気が高い要因と言えるでしょう。
福利厚生が充実している
※2023年4月時点の内容
参考:三井不動産リアルティ公式
三井不動産リアルティでは、社員が健康で充実した生活を送れるよう、充実した福利厚生メニューを用意しています。
育児や介護と両立しやすい職場環境
三井不動産リアルティの離職率が低い要因の一つに、育児・介護との両立支援制度があります。
厚労省・東京労働局から「子育てサポート企業」の認定を受けており、外部から評価されているのは大きなメリットです。
支援制度の概要については以下をご覧ください。
加えて、仕事と育児を両立する4つの支援にも注目です。
参考:三井不動産リアルティ公式
平松編集者
岸田解説員
女性の活躍推進を課題に取り組んでいる
不動産業務といえばハードなイメージを持たれがちなので、男性が多い印象も強いです。
そのなかで、なぜ男性よりも女性の雇用比率が多いのか?それは三井不動産リアルティが女性の活躍推進に取り組んでいるのが大きな要因と考えられます。
- 女性活躍の3STEP(総合職の積極採用・女性活躍による視点・発想の展開・育児や介護をしながらキャリアアップ)
- 新卒採用の強化(総合職)
- 女性キャリアの相談窓口
- イントラネットを活用した社会風土醸成
女性が持つ柔軟な発想や価値観をそのまま仕事に活かし、女性が活躍できる職場環境を整備しているのが三井不動産リアルティの大きな特徴と言えるでしょう。
柔軟に対応できる人事制度がある
三井不動産リアルティでは、育児・介護事由のある社員を対象とした各種制度や職種の転換制度があります。
たとえば、短時間勤務が始業時間・就業時間の変更(スライド勤務)ができるほか、総合職と業務職の転換、配偶者帯同および結婚に関わる勤務エリアの変更希望(業務職)などです。
それぞれに利用条件があるものの、ライフステージに合わせて柔軟に対応できる体制が整っています。
※人事制度は2020年10月時点
三井不動産リアルティの囲い込みの噂は嘘?口コミと真相
平松編集者
岸田解説員
平松編集者
岸田解説員
三井不動産リアルティに囲い込みの噂?口コミを調査
囲い込みの事実は本当なのでしょうか?X(旧ツイッター)の口コミをピックアップしました。
口コミ①|他社経由で断られた、これって囲い込みなのでは?
問い合わせのタイミングにもよるので、内見開始日が決まっていないという理由であれば“開始日には内見できる”という可能性もあります。
この口コミだけでは一方的に囲い込みがあるとは言い切れないでしょう。
口コミ②|専任媒介契約を結んだら特典があるらしい
現状、三井不動産リアルティに「買い取りサポート」はありますが「売却保証」と呼ばれるものは確認できません。
この口コミも、投稿から年数が経っているので「売却保証」に関しては現在実施していないと考えて良いでしょう。
一方、専属専任媒介契約をすれば仲介手数料が安くなるという話はあるようです。
囲い込みは専任媒介や専属専任媒介の契約で起こりうる話なので、囲い込みの有無は別として専属専任媒介や専任媒介契約を結べば何らかの特典がある可能性もあるでしょう。
三井不動産リアルティで囲い込みの噂は嘘?
ダイヤモンド社の情報では三井不動産リアルティの両手取引比率が44.29%と業界高水準であると指摘されています。
両手取引=囲い込みというわけではありませんが、少なくとも囲い込みにつながる可能性はゼロと言い切れません。
結局のところ、三井不動産リアルティの囲い込みは事実なのか?と聞かれてもはっきりと回答することはできません。
法に触れる囲い込みが事実か事実でないのか、それぞれを立証することができないからです。
三井不動産リアルティの仲介実績と強み
これまでは就職先としての三井不動産リアルティについて分析していきましたが、ここで改めて三井不動産リアルティが業界内でどのような実績を積んでいるのか、またどんな強みを持っているのかをご紹介しましょう。
- 37年連続で全国売買仲介取り扱い件数トップを飾る
- 圧倒的な販売力で早期売却を実現
- 売却物件の掲載件数が業者トップクラス
37年連続で全国売買仲介取り扱い件数トップを飾る
三井不動産リアルティは1975年に売買仲介業務を始め、これまでに取り扱った件数は100万件を超えています。
100万件と聞いてピンとこない人も多いでしょうが、全国売買仲介取り扱い件数としては37年連続※業界トップです。
引き渡し後の一定期間に設備・建物の補修費用を負担する「360°サポート」や、宅建士の資格を持つ全営業担当者のきめ細かいサービスなども、実績や顧客満足度の高さに繋がっていると考えられます。
※2023年9月時点
参考:三井のリハウス公式
圧倒的な販売力で早期売却を実現
三井不動産リアルティの「3ヶ月以内売却成約率」は75%を記録。
不動産の売却期間は平均的に8ヶ月であると言われているなか、圧倒的な速さで売却を実現しています。
インターネット上で物件情報を公開するのはもちろん、毎週チラシを作成・撒いているほか、店頭でも積極的に提案しているのも販売力の高さに繋がっています。
売却物件の掲載件数が業者トップクラス
ダイヤモンド社の調査によると、インターネットに掲載している売却物件件数は同業他社と比較してトップであることがわかっています。
参考:ダイアモンド不動産研究所
掲載物件数が多いということは、買主の目にも触れやすくなるということです。
掲載物件数や月間PV数は不動産ポータルサイトに及びませんが、テレビCMなどの積極的なプロモーションで知名度の高さに繋げています。
三井不動産リアルティは良い意味でやばい会社!女性が活躍できる環境に期待
- 三井不動産リアルティやばいって本当?
- 三井不動産リアルティの年収や就職に関する評判・口コミを紹介
- 三井不動産リアルティの囲い込みの噂は嘘?テキスト
三井不動産リアルティは、大手企業ならではの充実した福利厚生や、女性の活躍を推進する取り組みなどで働きやすい環境がしっかり整っています。
平松編集者
岸田解説員