auじぶん銀行の住宅ローン完全ガイド！金利や審査、融資をうけるメリット・デメリット

「auじぶん銀行の住宅ローンって金利はどのくらいなのだろうか？」

「auじぶん銀行の住宅ローン審査って厳しいのかな？」

「auじぶん銀行の住宅ローンの団信っていいって聞いたんだけどどんなプランがあるのかな？」

上記のように思われている方も多いのですよね！auじぶん銀行の住宅ローンは、インターネット銀行の特性を生かした金利の低さや、審査申し込みの手軽さ、スピード感で人気となっています。

今回は以下について解説をします。

住宅ローンの比較検討をしている方や、これから家を購入しようとしている方向けの記事ですので是非参考にしてください！

auじぶん銀行の住宅ローンとは

auじぶん銀行とはKDDIと三菱UFJ銀行が共同出資してできたインターネット銀行です。インターネット上で口座開設、各種預金、通帳の確認、振込などの普通の銀行と変わらないサービスを受けることが可能となっています。銀行ですから、もちろん住宅ローンの貸付も行っています。

メガバンクと大手通信会社が共同で銀行を作ったため、オンラインの使い勝手の良さと、プランの内容の質の高さが定評であり、2020年7月版の価格ドットコムの「住宅ローン人気ランキング」では1位を獲得している人気商品となっています。

auじぶん銀行の住宅ローンには金利タイプが2種類

auじぶん銀行の住宅ローンでは金利のタイプを2種類から選択することができます。金利のタイプは「変動金利」と「固定金利特約（2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年）の2種類となっています。

また上記の2種類を組み合わせたミックスのプランも用意をされています。では、それぞれの金利タイプの違いについて見ていきましょう。

変動金利のメリットは金利の利率が社会情勢によって変動するため、金利が低い場合だとローンの支払額は安くすみますが、デメリットとして金利の変動が読めないので返済計画を立てずらいです。対して固定金利のメリットは適用期間中は常に金利が一定になるので、返済計画を立てやすいです。

一方で社会情勢が変化し、金利が下がった場合は、変動金利よりも返済金額が大きくなるというのがデメリットです。

auじぶん銀行の住宅ローンを活用するメリット

auじぶん銀行の住宅ローンを使用するといったいどんなメリットがあるのでしょうか。メリットは以下の4つが挙げられます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

金利は業界最低水準！

ネット銀行は一般的に金利の水準が低いです。理由は人件費や土地代などの固定費を削減することができるからです。auじぶん銀行はそのネット銀行の中でも金利が最低水準レベルとなっています。auじぶん銀行と他行の金利を比較した表です。データの数字は2020年9月時点のものです。

上記の表から見ても変動、固定共に最低水準を誇っています。

審査が早く必要書類もネットで提出できる！

auじぶん銀行は仮審査の申し込みから契約まで最短で10日となっており、仮審査は最短で翌日に回答という業界内でも最速レベルのスピードです。通常のネット銀行は申し込みから住宅ローンの契約まで1か月～2か月ほどかかると考えるとその速度はずば抜けて早いです。

がん50％保障団信と全疾病保障は無料加入できる！

auじぶん銀行はがんの50％保障団信と全疾病保障の保険への加入が無料となっています。

がんの50％団信というのはがんを罹患した場合に住宅ローンの残高が半分になるというものです。全疾病保障というのは八大疾病（がん、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎）や病気、けがを原因とするもので180日以上の入院をした場合に住宅ローンの残高がゼロになる保険です。

支払い口座への送金が自動なので未払いになることがない

auじぶん銀行では支払い口座への自動送金を無料で行ってくれるサービスがあります。auじぶん銀行で住宅ローンを組む場合は、auじぶん銀行用の口座を作成する必要があります。しかし給料が別の口座に振り込まれるため、いちいち住宅ローンの支払金額分を移す必要がある…このような場合は不便ですよね。そんな不便を解消するのが自動送金のサービスです。

毎月6日、26日のいずれかを選び、その日に他行の本人口座からじぶん銀行の本人口座への自動送金をしてくれます。これにより残高不足で支払いができなかったということを防ぐことが可能です。住宅ローンの支払いは特に高額なものですから自動的に送金が、しかも無料できるというのは非常にありがたいことです。

auじぶん銀行の住宅ローンを活用するデメリット

一方でauじぶん銀行の住宅ローンを使用するといったいどんなデメリットがあるのでしょうか。デメリットは以下の3つが挙げられます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

金利が低い分、融資事務手数料が高い

ネット銀行の特徴として金利が低いことを先ほど解説しましたが、融資事務手数料が高い事も特徴であり、auじぶん銀行も例外ではありません。融資事務手数料は最初の基本情報にも載せていますが「借入金額×2.2％（税込）」で設定をされています。

例として、6000万円の住宅ローンを組む場合には132万円の融資事務手数料がかかります。相場では約3万～5万円ほどなのでかなり高額です。金利が安い分、融資事務手数料は高額になっているということは知っておきましょう。

窓口がないので対面がサポートがない

ネット銀行のもう一つの特徴として対面で話ができる窓口がないということです。auじぶん銀行も例外ではありません。行員と相談をしながらプランを決めていきたい人にとっては不便極まりないです。

しかし「住まプラ」やauSHINJUKUというauショップやauじぶん銀行主催の住宅ローン相談会で対面での住宅ローンの相談が可能なのと、専用のコールセンターも完備をされています。

固定期間終了後の金利は優遇幅は縮小する

auじぶん銀行の固定金利特約プランの固定期間終了後は、適用金利が高くなるため注意が必要です。当初期間引下げプランがこれに該当します。固定期間だけ見ると金利が低く設定をされていますが、終了後の優遇がなくなったことを含めて総返済額を計算するとトータル金額が想定以上にかかるということも考えられます。

対策としては、繰上返済を行うことで元金を減らし固定期間終了後の金利上昇に備えることや、固定期間終了時点での金利の状況に合わせて住宅ローンの借り換えを行う事で金利上昇を防ぐことが挙げられます。

auじぶん銀行の住宅ローン審査と融資までの流れを解説

先ほども解説した通りでauじぶん銀行の審査期間は非常に短くスピーディーです。では審査にはどういった資料や基準があるのでしょうか。こちらではauじぶん銀行の住宅ローンの審査、流れや必要書類について解説をしていきます。

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auじぶん銀行の住宅ローンの審査について

auじぶん銀行の審査はインターネットで申し込みから契約まで完結できるのが特徴です。インターネットなので書面でのやり取りが必要ないのも魅力的な点です。審査の通りやすさですがメガバンクである三菱UFJ銀行が出資をしているということもあり、他行とはあまり変わりません。

auじぶん銀行の住宅ローンを組むまでの流れと必要書類

auじぶん銀行の住宅ローンを契約するまでの流れを見てみましょう。

STEP1．マイページ登録

住宅ローン契約用のマイページを作成します。

STEP2．仮審査の申し込み

借入条件などの必要事項を記入します。回答は最短で申し込みをした翌日に来ます。

STEP3．本審査申し込み

仮審査をパスすれば次は本審査です。本審査では本人確認等の提出資料が必要になります。以下に提出資料一覧が記載をされているPDFファイルのリンクを貼りますので、参考にしてください。

引用：住宅ローン 【本審査時】必要書類チェックシート 新規お借入れの手引き

STEP4．契約の手続き

本審査をクリアしたら、いよいよ契約の手続きとなります。契約時にも必要となる書類があります。必要書類は以下です。

STEP5．契約完了

本審査をパスした場合、契約が完了になり正式に住宅ローンを組むことが可能です。

auじぶん銀行の住宅ローンを活用した方が良い人の特徴

auじぶん銀行の住宅ローンはこんな人におすすめできます。

2023年10月26日住宅ローンの仮審査に通れば本審査に通る確率は上がる？事前審査と本審査の違いとは

auじぶん銀行の住宅ローンを活用しない方が良い人の特徴

逆に、auじぶん銀行はこんな人にはおすすめできないです。

まとめ

今回はauじぶん銀行の住宅ローンについて金利や審査の流れ、おすすめできる人とできない人を紹介しました。auじぶん銀行の住宅ローンの特徴は、業界最低水準を誇る低金利であり、保障も非常に手厚い点です。さらに審査のスピード感もあり顧客満足度が高いのも納得が行きます。

しかし、その分融資事務手数料はかなり高額です。通常の数十倍とられるのでその点は注意をするべきです。さらに対面で相談できる窓口が少ないので、じっくり行員と相談しながら考えたいという方には向いていない可能性はあります。

いずれにしろ、住宅購入は人生で一番大きな買い物です。自分が家を購入する際にどのような返済計画にしたいのかを固めた上でプラン建てをするのが一番ベストな方法です！