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住宅ローンの事前審査で落ちる理由! 審査に通らない(落ちた)驚きの理由とは?

この記事のざっくりしたポイント
  1. 住宅ローンの事前審査で落ちる理由
  2. 住宅ローンの審査が通らない驚きの理由とは?
  3. 住宅ローンの事前審査に落ちた体験談もご紹介!

住宅ローンには事前審査と本審査があります。 事前審査では、申込書から「住宅ローンを貸しても大丈夫な人かどうか」ということを証明書などの提出なしに、ざっくりと審査します。

事前審査は本審査のように人間の目で詳細に審査をするわけではなく、コンピューターが審査を行なったりチェックリストのようなもので行う審査ですので、基準に基づいて機械的審査が行われます。

つまり事前審査で審査落ちになることには必ず明確な理由があります。

事務員

浜崎編集長

今回の記事では、住宅ローンの事前審査に落ちる理由や通らない驚きの理由などを解説していきます。

住宅ローンの事前審査に落ちる理由!審査が通らない驚きの理由とは

住宅ローンの事前審査に落ちる理由

残念ながら「住宅ローンの事前審査(本審査)に落ちた…!」という経験をした方は意外といます。

では、住宅ローンの事前審査に落ちる理由は何なのでしょうか。ローン審査が通らない驚きの理由もご紹介しますので、「自分は問題ないだろう」と思っている方も是非ご確認してみてください。

住宅ローンの事前審査に落ちる理由
  • 個人信用情報に問題がある
  • 返済負担率オーバー
  • 担保割れ
  • 申込条件を満たしていない

個人信用情報に問題がある

事前審査では、事前審査申込書に記入した氏名・住所・電話番号などから個人信用情報に照会を行います。 ここで、以下に該当するような問題点があった場合には審査に落ちる可能性が非常に高くなってしまいます。

個人信用情報に記録されている

個人信用情報に以下のような金融事故の情報が記録されている人は絶対に審査に通過することはできません。

事前審査に通過できない金融事故の個人信用情報
  • 債務整理
  • 長期延滞
  • 代位弁済
  • 強制解約

これらの過去にお金を踏み倒した情報が個人信用情報に記録されている人を通称「ブラック」と言います。 金融事故情報は5年〜10年間信用情報から消えることはありませんので、この間は絶対に住宅ローンを借りることができません。

クレカなどの支払いに遅れが多い

住宅ローンの審査に通らない理由に多いのが、クレジットカードなどでの支払い遅れです。

個人信用情報にはクレジットカードや他のローンの返済状況も記録されています。 この情報に「遅れ」の記録が多い人も、住宅ローン審査に通過することは難しくなります

注意
1年間に1回程度の遅れであれば問題ないことも多いですが、毎月のように遅れている人は「住宅ローンの返済にも遅れてしまう可能性が高い」と判断されて審査落ちになる可能性があります。

多重債務者

住宅ローンの審査は個人が借りるローンの中で最も審査難易度が高くなっています。 そのためカードローンやクレジットカードのキャッシング枠など、使い道自由でいつでも借りることができるローンの借入が多い人も審査に落とされる可能性が高くなります。 認められるとしても1本程度であると理解しておきましょう。

浜崎編集長

なおカードローンやクレジットカードのキャッシング枠は、実際に借入残高がなくても枠があるだけで「他社借入」と認識されて審査に不利になります。

借入が何もないにも関わらず、複数の消費者金融でカードローンを契約しているだけで審査落ちとなった例もあります。 その場合は使っていないカードローンを解約すると事前審査に通過することができる可能性が高いです。

注意
住宅ローンの申込前には使っていないカードローンやクレジットカードのキャッシング枠は閉鎖しておいた方が無難です。

返済負担率オーバー

住宅ローンには返済負担率という考えがあります。 住宅ローンと他のローンの年間返済額を年収の30%~35%以下にしなければならないというものです。 申込の際に申告した年収で返済負担率オーバーになってしまった場合には、審査落ちになります。

MEMO
なお顧客が返済負担率オーバーだったときの対応は銀行によって異なります。

返済負担率の範囲内に収まるように、事前審査で減額回答が行われる銀行もあります。 いずれにせよ年収が返済負担率を満たせない場合には希望通りの審査結果になることは難しくなります。

担保割れ

住宅ローンは担保評価額の範囲内までしか融資を行いません。 このため購入を希望する物件の担保評価額が借入希望額を下回っている場合には、審査に通過することができません。 担保割れになった時の対応も銀行によって異なり、担保評価額まで減額になるなどの対応があります。

MEMO
新築物件であれば建築価格が評価額になりマンションであれば売価が評価額になることが一般的ですので、担保割れはほとんど起こりません。

しかし中古の一戸建ての場合には、建物にほとんど担保評価額がつかないので担保割れになることも珍しくありません。

浜崎編集長

中古物件購入希望者は担保割れを原因として希望額を借りることができないというケースはよく目にするケースです。

申込条件を満たしていない

そもそも住宅ローンの申込条件を満たすことができない人は事前審査の段階で必ず落とされてしまいます。 例えば住信SBIネット銀行の住宅ローン申込条件を見てみましょう。

住信SBIネット銀行の住宅ローン申込条件
  • 仮審査申込時満18歳以上、借入時満65歳以下、最終返済時満80歳未満であること
  • 安定かつ継続した収入があること
  • 三井住友信託銀行指定の団体信用生命保険に加入が認められること
  • 国内にお住まいのお客さま

引用:商品概要説明書「住友SBIネット専用住宅ローン」

年齢が65歳以下かつ完済時年齢80歳未満の人でないと申し込むことはできません。

また、銀行によっては「前年度年収200万円以上」「勤続年数1年以上」などの、より具体的な条件がついている場合もあります。

浜崎編集長

なお団体信用生命保険に加入することができない人は住宅ローンを借りることはできません。

信用情報・担保・返済負担率すべて完璧で住宅ローン審査に落ちるはずがない人が、団体信用生命保険に加入できずに住宅ローンを借りることができないということはよくある話です。 団体信用生命保険の審査結果は事前審査の結果よりも後になることが一般的です。

せっかく「審査に通った」とう喜んでも健康上の理由で住宅ローンを借りることができない可能性もありますので、重い持病を持っている人は自分の健康状態を確認した上で申し込みをした方がよいでしょう。

事務員

住宅ローン審査に落ちた体験談

住宅ローン審査に落ちた体験談

この章では住宅ローン審査に落ちたという口コミ・評判をご紹介していきます。

住宅ローンに落ちる人の特徴はあるのでしょうか。

住宅ローンの審査に落ちた体験談
  • 理由は分からないが、審査に落ちた
  • 住宅ローン審査が通らない理由が旦那だった!妻と喧嘩に
  • クレジットカードの引き落とし漏れで審査に落ちた

理由は分からないが、審査に落ちた

住宅メーカーの方には、審査に通るだろうというお墨付きをもらっていただけにショックだったことでしょう。

審査に落ちた理由が気になる口コミです。

住宅ローン審査が通らない理由が旦那だった!妻と喧嘩に

住宅ローンの審査が通らない理由が旦那さんの携帯料金未納であることが発覚し、妻と喧嘩になってしまったという例です。

このように、住宅ローンの審査をきっかけに、旦那さんや奥さんの過去の料金未納問題や借金が発覚するパターンがあります。

クレジットカードの引き落とし漏れで審査に落ちた

住宅ローンの審査に通らない理由がクレジットカードの引き落とし漏れだったという例です。

大手会社員などであってもこのような事例があるので注意しましょう。

住宅ローンの仮審査に落ちる確率は?住宅ローンに関するQ&A

住宅ローンに関するよくある質問

住宅ローンの仮審査に落ちる確率は?本審査は?

仮審査で落ちる確率は約10%、本審査で落ちる確率は約5%程度です。

住宅ローンの仮審査で落ちる確率を減らす方法としては、他社の借入がある人は返済すること・審査を受けるタイミングでの転職や退職は避けるなどがあげられます。

住宅ローンの審査を受ける前に、一度家計の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

事務員

住宅ローンの審査に落ちたらどうする?

住宅ローンの審査に落ちた時、どうするのがよいのかと頭を抱える方もいるでしょう。

落ちた時にやることとして3つのポイントをご紹介します。

住宅ローンの審査に落ちた時にやること
  1. 借入金額を減らす
  2. ペアローンや収入合算にする
  3. 他の金融機関を検討する

借入金額を減らす

準備できる頭金を増やせるのか検討しましょう。

頭金を増やすことができれば、借入金額が減って返済負担率が下がるので、審査に受かる可能性が上がります。

ペアローンや収入合算にする

ペアローンとは、2人がそれぞれ借入をして、トータルで必要な金額になるようにする方法のことです。

収入合算は、申し込み者とその親族の収入を合計して申告する方法です。両者が連帯保証人となり、借金を返済する責任を共有します。

どちらも、申し込み者の収入の低さで審査に通らなかった場合に有効です。

他の金融機関を検討する

審査基準は金融機関によって異なるので、他の金融機関も検討してみましょう。

例えば、大手の都市銀行の住宅ローンの審査に落ちた場合は、地方銀行やネット銀行なども検討してみると良いでしょう。

住宅ローン仮審査ではどこまで調べる?

住宅ローン仮審査ではどこまで調べるのかというと、主に申込者の支払い能力について調べられます。

他社での借り入れがいくらなのか等といったことも調べられ、申し込み者の収入に対し毎月の支払いがどのくらいの割合なるのか等を判断していきます。

住宅ローンの仮審査の履歴は残る?

信用情報機関で住宅ローンの仮審査を行った履歴は残ります。

そしてこの履歴は、申し込んだ会社が信用情報を照会してから6ヶ月間保持されます。

そのため、やみくもに様々な金融機関で仮審査を申請するのは避けた方がよいかもしれません。

浜崎編集長

なぜなら、金融機関側は、多くの審査履歴が残っている人に対して「この人は様々な金融機関のローン審査に落ちたのか?」という印象を持つ可能性があるからです。

一社に絞る必要はないですが、やみくもに申請せずに慎重に検討して選んでください。

事務員

まとめ

住宅ローンの事前審査に落ちる理由として「個人信用情報に問題がある」「返済負担率がオーバーしている」などを解説しました。

事前審査に通過できない人は本審査に進むことはできません。 事前審査は最も重要な審査ですので、審査落ちのポイントに該当している人は改善してから住宅ローンに申込をした方がよいでしょう。